「内航海運新聞」ニューストピックス

平成12年(2000年)10月16日付け 第1670号
【1面】 ・解撤等交付金で700億円を超える申請量に
・注目さる新生「海事局」行政-期待してよいのか省庁再編
・解撤等交付金交付期間は15年
  
「中途打ち切りは毛頭考えていない」四宮会長会見
・内航総連、10月27日の政策委で集中討議
  
平成15年度以降の解撤等交付金単価問題
・内航総連、随時申請1隻を認定
【2面】 ・環境庁・瀬戸内海環境保全審議会、海砂利依存の低減を
 決む
  
砕砂増産等で将来全面禁止、砂利船業者に大打撃
・内航事業者を代表して「実証航海に全力を尽くす」
  
井本隆之・井本商運専務
・大型船組合と長F協会、港湾コスト軸に協議
  
24日に内航定期航路活性化委員会で
・マリンサーチ「酒類の不当廉売と内航海運の裏事情」
・料金変更命令30%に反対、改正通達で運輸当局を批判
・港湾局、補正予算で総額950億円を要求
・研修船23社31隻32名が応募
 
 内航船乗船研修制度の研修船提供事業者
・マスミ内燃機工業所が民事再生手続申立て
  
負債総額は約14億円
【3面】 ・RO船によるシャーシ輸送、物流合理化推進で貢献
  
小林昭忠・王子製紙物流本部副本部長が「ロジスティク
  ス全国会議2000」で講演
・船員の年齢は40歳以上が71%
  
神戸地区内航船員確保対策協議会が内航船員の雇用
  に関するアンケートで判明
・共有船の金利軽減措置、事業者の条件等は今後の検討
・海運集会所、12年度クレーム相談会を開催へ
  
愛媛会場(11月14日)を皮切りに全国8か所で
・函館/青森の旅客船航路に貨物フェリー3社が参入
・三菱化学物流人事異動(10月16日付)
【4面】 ・全ト協調査の「荷主企業100社にみる物流管理」
  
海運への積極的な取り組みも
・「運政審の各小委が2010年の運輸政策を中間報告」(7)
  
総合的な物流施策の必要性を提起
・共同運航の有効推進などを提案
  
沖縄輸送秩序維持懇、船社側が具体的検討事項提出
・四国運輸局、関西急行フェリーの増便を認可
・訃報 
尾田タツエさん(尾田勝彦タクマ汎用機械大阪支
    店長の母)
    平野富謝枝さん(平野成輔日本海事新聞社編集局
    取材部次長の母)
【5面】 ・交通エコモ・EMMT研、使用済み家電輸送の実験を公開
  
井本商運の「新神戸」で公開実験
・JEDICの油流出事故対応学習会で加藤修一氏が事故対
  策で講演
・全国港湾・港運同盟、改正港湾運送法で抗議運動
  
10月中旬から下旬に11項で実施
・トキメック、米国LMS社と船舶市場の掘り起こしで業務提
  携
・「環境負荷対策でモーダルシフトが必要」
  
川上環境庁水質保全課長補佐が物流連の講演会で
・古野電気、海上保安庁長官から九州・沖縄サミットの貢献
 で感謝状
・神戸海事広報協会、11月9日船舶技術講演会を開催
【6面】 ・貨物船・油送船の需給動向、冬場に向け船腹不足減少も
  
市況引き締まりで運賃改善に期待
・12年度補正予算要求で環境負荷低減船に注目
  
共有船の早期償還の解約手数料を免除で27億円要求
・燃料油高騰で船社経済を圧迫
  
10月以降、さらに2000円の値上げか
・内タン船主部会、10万立方bの減船対策打ち出す
  
冬場の自主停船案も検討
・大型組合、11日の総連政策委で3年程度の設定を陳述
  
平成15年度以降の交付金・納付金単価
・内航総連理事会、12年度の船腹適正化共同事業の買上
 交付金の受付け締め切る
・運輸事業団金利、2.3%に改定(10月12日付)