「内航海運新聞」ニューストピックス

平成12年(2000年)10月23日付け 第1671号
【1面】 ・内航総連、内航海運ビジョン研究会が発足
  
来年6月目途に調査報告
・「タブーを設けずに自由闊達な議論を」
  
澤喜司郎ビジョン研座長談
・「ビジョン研は幅広い人々の意見を聞いてもらいたい」
  
大久保国内貨物課長談
・運輸省の基本スタンス「700億円の借入は建造申請回復
 までのバッファー」
 
 今後は納付金収入で交付対応が基本
・暫定措置での竣工船、67隻、15万8千トンに(10月現在)
・11月初旬に補正予算決定へ
  
12年度でエコシップ共有船主決定ならダブル恩典も
・10月期建造等申請船、貨物船18隻前後、油送船4隻か
・海造審、11月末に適正船腹量を審議
【2面】 ・海事振興連盟が12年度通常総会を開催、暫定事業等の
 着実な実施を決議
  
原田昇左右会長が再選
・内航総連、当面する諸問題を陳情
  
暫定措置事業と共同事業への支援を求む
・「TSLの第一便は北海道航路になる見通しが大だ」
  
森田運輸大臣が海事振興連盟総会で挨拶
・日本財団の事業成果報告会で、鈴木浩久研究員が講演
  
自己かく拌型油処理剤を開発
・「内航船員になりたい!」
・日鐵物流と八幡船舶、合併準備委員会で協議大詰め
  
細目を11月の臨時総会までに決定を
・鶴見サンマリン、10月24日に合併披露パーティ
・内航総連、外部委員会委員を決定
・東西海運が本社事務所移転(10月23日)
・訃報 本田哲男氏(元平和汽船社長)
【3面】 ・〈投稿〉交付金単価の目減りは自己資本比率の低下に
  
絶望的な船主経営も、内航海運業への情熱は不変
・内航総連の12年度海員学校教官の内航船研修結果
  
小樽・清水・沖縄の3人が研修
・王子製紙、RO船によるオールシャーシ化を検討
  
釧路発の消費地向け輸送で
・日産プリンス海運、大阪南港から神戸にシフト
  
追浜/神戸/苅田航路を開設
・内航総連、一般臨投16隻、空港臨投9隻を認定
・臨投持ち回り決裁を一部改正
 
 内航総連会長への一本化を決む
【4面】 ・日本長距離フェリー協会、燃料油割増運賃を申請へ
  
10月24日の内航定航活性化検討委の議題にも浮上
・運輸省、国際海上コンテナ輸送システムの開発・構築
 の検討を開始
  
フィーダー輸送の利用促進図る
・運輸省、トランスポートで海のITS化、港湾EDIを特集(上)
  
「海のIT化への取り組み」
・IMOのMEPC改正、ダブルハル化義務船舶は5000DWT
 以上
 
 内航油送船への影響は少ない
・海保庁、12年度補正予算で航路標識345基を整備
 
 自然エネルギーの活用を図る
・第9回トラックショーに内航総連、川近らが出展
  
特別展示展のモーダルシフト展も開催
【5面】 ・第一種特定化学物資(2001年度から)、造船所ごとに排
 出・移動量を届出へ
  
年間取扱量1トン以上は届出義務
・「運政審の各小委が2010年の運輸政策を中間報告」(8)
  
環境問題、社会変化に伴う課題提示
・運輸省、中小造船・舶用工業経営技術講演会を開催
  
各地方の運輸局で実施へ
・全国港湾・港運同盟、11港で48時間ストを通告
  
港湾運送料金の完全支払いで
・内航総連、9月期面接で海外売船12隻を認定
  
暫定措置事業導入以来290件に
・内航総連、転廃業助成金で貨3隻、油1隻を認定
  
12年度の転廃業助成金交付は22件に
・内航総連、引当台帳抹消の貨物船2隻を公表
・小船工、管理技術高度化講習会の受講者を募集
・港運同盟、会長代行に新屋義信氏を選出
・尾崎日港協会長、港湾料金問題で高橋海交局長と交渉
・舶用交易が任意整理へ(負債総額は約1億5千万円)
【6面】 ・内航の景況感、大幅(64.1ポイント)改善
  
運輸省の交通関連企業景況感調査で
・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」(1)
  
武藤直樹・住友金属工業鉄鋼総括部物流担当部長
・経団連、暫定措置事業の早期終了を求む
  
358項目の規制緩和を要望
・内航総連、若年者雇用奨励金で33名を認定
  
船員政策予算1500万円、沖縄特別会計480万円に
・関空カーゴアクセス、6月に解散・現在精算中
  
六甲エクスプレスは東日本海フェリーに売船
・全海運と全内船、15年度以降の貨物船交付金単価10万
 円で最終年度まで交付を求む
・内航輸送、15年度以降の貨物船交付金単価、9万円と漸
 減論が拮抗
・塩崎恭久議員が「独占禁止法に係る動向について」講演
  
優越的地位濫用防止委員会が11月1日に開催
・「内タン船主独自で不況対策の実現を」