「内航海運新聞」ニューストピックス

平成12年(2000年)11月13日付け 第1674号
【1面】 ・内航総連が鉄連・製紙連合会に燃料油高騰に伴うお願い 
  を要請
  
燃料油価格反映の運賃を要望
・内航用の不当廉売ガイドラインを求める
  
公取委に真木・優越的地位濫用防止委員長
・海員組合全国大会、組合長に井出本榮氏
  
11月17日の役員選挙で選出へ
・11月29日に海造審開催、貨は不足、油は過剰か
・内タン、活性化委員会(仮称)を設置
  
追加不況対策などを検討へ
・内航総連、12月7日に叙勲・褒章祝賀会を開催
【2面】 ・自民党交通部会に四宮会長、13年度内航税制改正で要
  望
 
 船舶特償、圧縮記帳の延長・存続を強く訴える
・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」
  
栗林宏吉・栗林商船社長
・家島の無認可67件報道で運輸省、近く事業計画変更手続
  きを指導へ
  
内航総連も12月の理事会で対応策を検討
・運輸省海上技術安全局が内航総連などに鉄鋼廃材の海
  上輸送の安全対策で通達
  
荷送人は放射性物質混入の調査を
・内タン、ケミカル・特タン委で積荷変更の扱いを決める

  ハチ巻船も特殊タンク品輸送が可能に
・日港協、ユーザーなどに事前協議制度の尊重を求める
・内タン、1月26日締めでタンカーの必要船腹量を調査へ
・暫定措置事業などで実質33万7千立方メートルを減船
  
10月20日現在の減船量を公表
【3面】 ・塩崎恭久衆議院議員が「独占禁止法に係る動向」で講演
  
内航総連の優越的地位濫用防止委員会の勉強会で
・運輸省、港運取扱通達で荷役料金・拠出金を明記
  
荷役料金の分割支払いも定める
・全国港湾、貨物フェリー問題を全国組織で対応
・「念願の職につけました」

  内航タンカーの部員になって感激
【4面】 ・運輸政策審議会、「21世紀初頭における総合的な交通政
  策の基本的方向について」答申(上)
  
=経済社会の変革を促すモビリティの革新=
・日本興業銀行の「2000〜2001年度の日本産業の動向」
 
 粗鋼生産は2年連続で1億トンに
 
 自動車の国内生産は1千万台近辺で横ばい
【5面】 ・船員職業紹介等研究会、次回の専門委から本格議論へ
  運輸省、早めの結論を目指す
・船協が運輸大臣などに海運関係の規制緩和を要望
 
 内航船舶の航行可能領域の拡大なども
・第1回シップ・リサイクル連絡協議会、解撤の現状と問題
  点で論議
  
資源の循環型社会の構築へ
・日本財団、第2回運転資金貸付で総額260億円を決定
・運輸経済月例報告8月分、貨は9.8%増、油も3.9%増
・川崎近海汽船、中間・連結決算を修正
・マスミ内燃機工業所、民事再生手続開始を決定
・海上保安庁、図画コンクールの審査結果を公表
・4〜6月期石油輸送実績、黒油は下げ止まる
  
白油は減少傾向が続く
・「今後も後継者の育成に努める」
  
黄綬褒章受章で福永文隆氏
【6面】 ・12年度補正予算を閣議決定、事業団に係る中小共有船
  主の高金利負担の軽減に8億円
  
環境負荷低減船の解約手数料免除に16億円を決定
・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」(3)
  
白井信一郎・川崎製鉄物流統括部長
・NHK・BS受信料、12年度分から一括支払いを決める
 
 内航総連は各事業者から徴収
・油送船の燃料油割増料金を本紙で試算
  
12年度内航タンカースケールに対し、2千キロ積み船
  で38万円高に
・暫定事業の船齢15年超船でデータを運輸省と整合中
  
四宮会長、船齢15年超船の大量解撤申請を懸念
・乗船研修事業は満額も、船員政策関係予算は削減へ
・内航総連、増井氏の退任に伴い新理事に出口保氏

  政策委員会委員は垰野廣文氏
  条件確認委員会委員長は雑喉平三郎氏
・内航総連・政策小委員会、20日と29日に開催
  
暫定措置事業規程などの解釈・運用などを協議へ