「内航海運新聞」ニューストピックス

平成12年(2000年)12月18日付け 第1679号
【1面】 ・貨物船用船料に改善の兆し、内航総連の調査で判明
  来春に向けて上昇基調、499型は約10%アップ
・12年度補正予算による環境負荷低減船の基準を公表
  既往共有船の被代替船比で10%超CO2削減を対象
  12年度補正予算で解約手数料を免除
・海員組合の協約改定要求案で8,300円のベア要求
・貨物船10万円、油送船5万円で5組合は合意か

  15年度解撤等交付金単価をめぐる議論
・JGの任意ISM交付決定は4社、8隻に
  申請・相談数は70社、129隻
・運輸事業団が金利2.2%に改定(12月13日付)
【2面】 ・13年度税制改正で船舶特償、圧縮記帳の延長決まる
  内航二重構造タンカーの特償率は18%に
・沖縄航路4者懇談会、共同運航の再構築で共同声明
  荷主などに理解と協力を申し入れ
・住友金属工業が住金物流など物流グループ3社
  来年1月1日を目途に合併へ
・鋼材倶楽部の2001年の鉄鋼需要見通し
  東南アジアの鉄鋼需要は3.3%増に回復へ
・引当権訴訟第6回公判で原告側
  引当権購入の債務状況を提出、次回公判は3月6日
・「岐路に立つ運輸事業団」(3)
  リスケ船でも未収金発生
・内航企業の動き
  川崎近海汽船
    日鐵物流
    近海郵船と井本商運
・兵機海運
・栗林商船の中間決算
【3面】 ・日本海運集会所のクレーム相談会で山田書式仲裁部長
  代理が講演

  「なぜ契約当事者間で争いが起きるのか」
・「中小企業促進法めぐり、総連と運輸省は議論をつくせ」
  業種指定受け損ねた内航
【4面】 ・内航総連が任意ISM認証取得について研修会を開催
  不合格時例の分析を中心に研修
  木下典男運輸省ISM担当官が講演
・バーティカルネット「ロジスティクスオンライン」を開設
  物流業界に特化した総合サイトを展開へ
【5面】 ・IMO/MSC73でSOLAS第X章全面改正を採択
  AISは500G/T以上の内航船も適用へ
  新造船は2002年7月1日以降、既存船は2008年7月1日
    まで
・規制改革委、船員職業紹介事業での見解示す
  有料許可制の事業は認めるべき
  影山船員部労政課長「船員職業研でピッチをあげ検討
    へ」
・運輸省が12年度「運輸白書」を公表
  11年度の内航貨物輸送量は2,300億トンキロ
・尾崎・日港協会長、港湾整備で3地区に重点投資を
  日曜日オープン化も視野に
・内航船舶輸送統計8月分
  貨物船は5.7%増、油送船は1.3%減
・港湾労使、労使関係者協議会を設立
  茨城・常陸那珂港で合意
・BHL西日本、大阪/志布志航路で来年初から宮崎寄港
・関東沿海海運組合が1月16日に新年賀詞交歓会
・内航総連理事会(12月7日)公表資料

  海外売船14隻を認定
  転廃業助成金3隻を認定
  一般臨投17隻と空港臨投14隻を認定
  免除船リスト5隻を公表
【6面】 ・内航大型組合、燃料油価格変動で協力要請
  各社個別で荷主に求める
  1万総トン型RO船で月間1千万円のコスト上昇
・長距離Fと似たアクションを予想
  齋藤会長が緊急会見で深刻な事態を説明
・石連が内タン要望を理事会で報告
・松井・運賃用船料委員長に聞く「コスト割れ運賃は拒否を」
  
さらなる減船促進も必要
・日生地区ケミカル船主が内タン組合に要望
  業界あげての運賃適正化運動を求める
・川近・BHL・東日本Fが燃料油価格調整金を公表
・BHL、来年2月末で高知航路を廃止へ

  「さんふらわあ くろしお」は海外売船に