「内航海運新聞」ニューストピックス

平成13年(2001年)3月5日付け 第1689号
【1面】 ・戦国時代突入の関東/北海道航路
  
相次ぐ大型船投入で過当競争状態
  輸送量低迷・船腹過剰による運賃競争で採算悪化
・社説「内航ビジョン研究会」に望むこと
  
大局的見地で慎重審議を
・商船三井、商船三井フェリーを設立へ
  
ブルーハイウェイラインとブルーハイウェイライン西日本を精算
  商船三井、フェリー事業の経営基盤を強化へ
・出光興産、4月から内航タンカースケールを導入
  
運賃設定は四半期ごとに改定
・エヌケーケー物流、社長に大島光夫氏(3月末)
・三菱化学物流、社長に山田喜三氏(3月27日付)
【2面】 ・中国地区船舶関係技術懇談会が「内航テクノ21」を開催
 (上) 21世紀に向けた新船型を荷主などに発信
  
浅野富夫氏講演要旨「次世代内航船の研究開発」
・運輸事業団、3月1日付で造船業基盤協業務を引き継ぐ
  
TSL債務保証を新規で追加
・運輸事業団人事異動(3月1日付)
  
理事に平山章二氏、業務第四部長に磯谷實氏就任
・運輸事業団、2月分で2隻を船主決定
・改正海上運送法施行後の旅客船の新規参入申請は36件
・「岐路に立つ運輸事業団」(了)
 
 求められる共有制度の是非
【2〜3面】 ・物流連主催「人の地球にやさしい物流をめざして」環境フ
 ォーラムとパネル展を開催
  
福岡克也・立正大学教授講演要旨
   「地球環境問題を考える」
  「物流と環境」で牧野昇氏・草柳文恵氏、横島庄治氏がト
  ークショー 「環境問題が物の流れを変える」
   
牧野氏=安売りは善、高売りは悪は間違い
   草柳氏=エコロジーは行政・消費者・産業の連携で
   横島氏=先行的環境対策は絶対的経済性に
【4面】 〈投稿〉宇部興産海運における船舶の船陸間通信のIT化
  
「任意ISM取得と併用した電子ファイルシステム」
  宇部興産海運船舶部工務グループリーダー 今澄敏夫氏
・全ト協の「リサイクル物流の動向とトラック運送事業」報告
 書
  
安定的で効率的な回収物流システムの確立が必要
・全ト協の1〜3月期トラック運送業界の景況感予測
【5面】 ・造船業基盤協が今村造船所の設備・土地を買上げ
  
買収総額は7億3千万円
・明東・近畿運輸局運航部長の全海運研修会での挨拶
  
「国民に愛される内航の確立を」
・造船工業会と日本舶用工業会が「造舶ウェブ」を設立
  
4月1日の実施に向けて取り組み強化
・国土交通省海事局、第1回海上ハイウェイネットワーク推
 進委員会を開催
  
具体化に向けて検討に着手
・中造工が3月14日に臨時総会開催
  
小船工との統合を承認へ
・三浦環境科学研究所がJISQ17025を取得
  
化学試験分野試験所では国内初の認定
・燃料油変動調整金等問題
  
オーシャン東九フェリーが3月1日から実施
  阪九フェリーと名門大洋フェリーも3月15日から実施
・茨城県が「いばらぎの港説明会」を開催
  
「日立・常陸那珂・大洗の3港は一つの港」
・港湾春闘、第2回中央団体交渉を開催
  
業側が「祝日を平日並みなどを提案」
・東京都が3月6日に海事16団体と意見交換会開催
  
羽田空港の再拡張問題で
・清水港の新規参入で歩産業など3社が申請取り下げ
【6面】 ・「2001年内航春闘をどう闘うか」市況低迷で激突は必死
  
オペの社会的責任は重大(馬越・海員組合内航局長)
  デフレ経済で賃金は凍結を(三木・内労協会長)
  労使で生き残り策を模索(岡本・全内航会長)
・12年度最後の3月期解撤等交付金申請、油送船は大量申
 請の動き
 
 追加不況対策断念と元請オペの再編、先行き不透明で
  撤退へ
・運輸事業団が未収金事業者に内容証明(督促状)を送付
  
法的措置につながる可能性も
・交付金認定委員会が1月期解撤等交付金申請を審査
  
累計で100万トン、700億円を突破