「内航海運新聞」ニューストピックス

平成13年(2001年)3月12日付け 第1690号
【1面】 ・内航総連の用船料調査、貨物船は上昇、油送船は下降
  
1500〜1800DW型貨物船用船料は911万円
・11年度の自己資本比率、法人貸渡業はマイナス0.6%
  
内航総連、内航海運経営状況調査をまとむ
・内航ビジョン研究会が4200社を対象にアンケート
  
内航の経営や共通問題を調査
・暫定措置事業の減船率は貨物船18.5%、油送船19.7%に
・任意ISMで組織体によるDOC取得への動き
  
個々の中小船社も取得の方向へ
・3月2日に最終とりまとめ、年度内に報告書
  
国土交通省の第5回リサイクル検討委員会
・内航総連、セメント専用船の臨投を3か月ごとに処理も
・3月期解撤等交付金申請受付開始(3月10日〜31日)
・88%の交通産業がIT化に取り組む
  
国土交通省の「国土月例経済」
【2面】 ・4月1日に中造工と小船工が統合
  
瀕死状態からの脱出へ必死の訴え
  無策では大量撤退で荷主、船社に影響及ぶ
・小船工、情報交換で技術者離散を指摘
  
内航船・漁船合同委員会を開催
・日本ペイントマリンの錫フリーA/F船底塗料
  
「龍和丸」で24か月運航でパーフェクトな実績
・四国地方整備局が海砂利代替材の調査へ
  
骨材資源対策検討会を設置し技術委員会を開催
・国土交通省が船中労に13年度船災防計画を諮問
  
船員安全衛生月間の見直しなどを盛る
・内航総連の2月期海外売船面接で17隻を認定
・旭タンカーが50周年記念誌「海外ものがたり」を発刊
・平成13年度内航船乗船研修実施要領
【3面】 ・2001年度内航春闘、労働協約改定交渉がスタート
  
内航船員の将来を見据えた論議を(全日本海員組合)
  生き残り策を模索する協議を(内航二団体)
  体力確保のため賃金はカットを(全内航)
  自分たちの会社は自分たちで守ろう(大型カーフェリー)
・労働協約改定の船主要求(内航二団体、全内航、大型CF)
【4面】 ・「日本の物流コストは本当に高いのでしょうか?」
  
日本物流団体連合会がパンフレットを作成
  内陸水運も日本がおおむね安い
【5面】 ・国交省と運輸事業団が新形式メガフロート・シンポを開催
  
谷野海事局長が海事行政のあり方にも言及
・中国地区船舶関係技術懇談会が「内航テクノ21」を開催
  
「21世紀に向けた新船型を荷主などに発信」(中)
  
内海造船=パレット対応型新型内航船を開発
  大晃産業=非常用発電機モジュールなどを開発

・フットワークエクスプレスら3社が民事再生手続開始申立
 
 内航、フェリー船社などにも負債発生
・トラック運輸の「建交労」、石油・危険物輸送の安全確保
  
労災事故増加で坂口厚生労働大臣に要望
・海員組合が三宅島火山災害避難児童へ支援カンパ
  
児童・生徒ら435名に173万4403円
・内航船舶輸送統計12年11月分
  
貨物船は9.9%増、油送船は8.5%減
・川崎近海汽船人事異動(4月1日付)
【6面】 ・北関東/苫小牧航路でスペース交換方式で業務提携
 
 7月2日から川崎近海汽船と近海郵船が、週6便でROR
  O船サービス強化へ
・第7回引当権損害賠償訴訟公判開催(3月6日)
  
原告側が証拠申出書を提出、次回公判は6月5日
・「内航は日本独自の文化」

  柴田 巌・九石マリン社長が経営戦略を語る
・齋藤・内航総連副会長がフィリピン内航海運開発セミナー
 の報告会見
  
日本の中古船売買状況に関心
・国土交通省がマルチモーダル推進会議を設置
  
毎年度予算で重点整備を目指す
・船員政策委員会が12年度乗船研修で10名を承認
  
13年度は30名、2250万円の予算を計上
・シャトルハイウェイラインが1億5千万円の増資を決定
  
横須賀市も2千万円を引き受けへ
・日本海運集会所が内航タンカースケール2001を発売
  
沖縄航路を追加し燃料費も改定し、CD−ROMも発売