「内航海運新聞」ニューストピックス

平成13年(2001年)5月28日付け 第1700号
【1面】 ・特殊法人見直しでヒアリング始まる−懸念される共有建造
 制度の存続
  
暫定措置事業にも多大な影響!
  急がれる市況正常化と荷主責任
・国交省、共有建造制度の重要性を説明
  
行革推進本部のヒアリングで島崎海事産業課長
・社説「団体保険制度の導入に想う」
  
サービス強化で工夫が必要
・14年度予算でリサイクルポート構想を概算要求
  
総合リサイクル物流のネットワーク構築で
・物流連の早稲田大学の寄付講座
  
6月5日に吉田啓一・川崎近海汽船社長が講義
【2面】 ・物流連・安全対策専門委員会が荷主の意向を調査
  
2割強が安全に不安を抱くが、安全コスト負担には難色
  立石委員長、荷主企業への啓発活動へ
・「わが社の安全対策・安全推進対策本部長に聞く」(5)
  
乗組員との意思疎通を第一に
  コスモ海運取締役営業部長 小川 晃義氏
・外航大手3社の連結決算、営業利益は過去最高
・商船三井のフェリー、内航連結会社は売上高367億円
・BHL、6月末で海上従業員を全員解雇
  
新たに商船三井フェリーが採用へ
【3面】 ・環境整備推進計画のための12年度実施計画の結果報告
 
 内航総連、未達成課題は新たな計画で
・物流連の講演会で佐伯基憲氏(三井物産)が講演
  
「ITと企業経営」競争優位戦略の確立が重要と指摘
・海保庁、6月12日から海上環境事犯の一斉取締りを実施
・全海運船主部会が公取委提訴支援で50万円カンパ
【4面】 ・スーパーマリンガススタービン、陸上試験の段階に入る
  
クリーンエンジンで次世代内航船で注目される
・日海防、13年度通常総会を開催
 
 友國会長「海難・海洋汚染防止で努力」
  縄野海保庁長官「海上輸送の効率性と安全性を守る」
〈投稿〉内航指導者の意識改革を望む
 
 組合組織改革と会議運営で
・日本海運集会所が創立80周年で記念懸賞作品を募集
  
締切りは7月31日、作品は論文、絵画、写真
・国交省が6月に第3回マリタイムジャパン研を開催予定
・舶用機関整備協会が第6回通常総会を開催
  
多田会長ほか副会長全員を再任
・東京港60周年で帆船パレードを盛大に開催(5月20日)
・阪神内燃機の2001年3月期決算
  
売上げ13%増で当期損失が3800万円に圧縮
・役員異動 新和内航海運、玉井商船、兵機海運
【5面】 ・統合後初の中小型造船工業会が第1回定時総会を開催
  
三輪会長「中小グループ結集で立ち向かう」
  谷野海事局長「内航の活性化で新施策展開へ」
・日本舶用工業会が第36回定時総会を開催
  
山岡会長「21世紀の新ビジョンを検討へ」
・日本沿岸曳船海運組合が第36回通常総会を開催
 
 梅田理事長「一致団結を呼びかけ、適正運賃・用船料の
  確保へ」
・港湾労使、第8回セーフティネット協議会を開催
  
365日24時間体制のあり方を討議
・第1回中小造工と事業団との連絡会を開催(5月14日)
  
事業団側「高い技術力に備えよ」
  造船側「建造需要喚起が重要」
・内航総連、2月期建造申請の桑原汽船を認定
・海保庁が第1回リスクアセスメント委員会を開催へ
・横須賀市がSHLに2000万円を出資(5月17日)
・阪神内燃機工業役員異動(6月28日付)
  
社長に白石保典氏、専務に野村勝彦氏
【6面】 ・運賃・用船料委員会が「貨物船用船料スケール」の設定を
 決める
 
 油送船の用船料調査も独自に報告
  松井委員長「依然として採算割れの状況」
・今後の政策で谷野海事局長が語る
  
任意ISMで新たな施策を展開へ
・行革推進本部、5月22日の国交省へのヒアリング
  
国交省は共有制度は必要不可欠と主張
・関東沿海海運組合が通常総会を開催(5月23日)
  
理事長に小比加恒久氏(東都海運社長)を選出
・内航海運業が特定不況業種の指定期間終了
  
雇調金指定業種も6月30日で終了
・内航企業決算
  
栗林商船、売上高は前年度比32.1%増
  新和内航海運、連結当期利益は1億5000万円
  第一中央汽船、連結経常利益は22億5000万円
  玉井商船、連結売上げで27.2%増に