「内航海運新聞」ニューストピックス

平成13年(2001年)7月16日付け 第1707号
【1面】 ・新総合物流施策大綱が閣議決定
  
モーダルシフト化率を2010年までに50%目指す
  共有建造制度の活用なども盛る
・「内航ビジョン」答申に想う(下)
  
「青い鳥」「焼き鳥」論を排せ
・「次世代ビジョンは内航を側面から検討」
  
暫定措置事業は円滑にするため勉強
・酒井・運輸事業団理事、未収金問題で協力求める
  
共有制度は事業者のため
・内航総連、13年度常設委員会の委員長を決定
  
内航ビジョン検討ワーキンググループを新設
・小谷・内航総連会長、委員会の意見を尊重し運営
【2〜3面】 ・2005年目標の「新総合物流施策大綱」
  
社会的課題に対応した物流システムの構築
  第一部 基本的考え方
   
はじめに
   第1 平成9年大綱の評価と新大綱策定の必要性
   第2 施策の基本的方向性

  
第二部 具体的施策
【4〜6面】 《特集》ITを駆使した船舶売買サイト、組合員へのサービス
 や活用方法で座談会
  
「e−内航」船舶売買情報システムが20日オープン
  船舶売買業務が効率化・迅速化に
  
【座談会出席者】
   
邦洋海運社長 内藤吉起氏
   第一中央汽船内航グループ内航チーム長 中島憲也氏
   大岡海運専務 大岡博久氏
   ファーイーストエンタープライズ 大谷 亮氏
   内航総連第1事業部長 野口杉男氏
   オブザーバー 本紙・藤川敏夫

 
 組合員も是非活用を!意義ある事業にしたい
  誰がみても分かりやすい開かれたマーケットに
  内航総連が情報の場を提供することに意義
  メリットは内航船社に大きく還元される
  ブローカーは情報システムで選別できる
  個別情報の機密性は完全に保護される
  将来展望では用船や貨物情報まで拡大
  若手経営者の積極的参加でシステムアップ
  「e−内航の利用方法」
【6面】 ・国土交通省、第1回港湾分科会を開催
  
博多港、徳島小松島港、衣浦港、田子の浦港の港湾計
  画を改訂
  目標年次は平成20年代前半
・川崎近海汽船、インターネットで予約受付
  
八戸/苫小牧のシルバーフェリーで
・日通、7〜8月に内航サマーキャンペーン
  
2か月で取扱量18%増を目指す
・神戸海運監理部が川鉄物流に業務範囲変更通知
  
神戸港で一般港湾運送事業
・SHL、就航さらに半年延長
  
横須賀港の改修工事の遅れで
・国土交通省人事異動(7月6日、10日付)
・「小回りの利くホテルに」
  
川井光男・マリコットサービス社長の就任挨拶
・マロックスがISO14001の認証授与式(6月24日)
・役員異動
  
日本マリン 社長に関根隆太郎氏
  川鉄物流 常務に竹川英夫氏、安達ワ氏ら
  KTTシッピング 取締役に武内一雄氏
・川鉄物流の組織変更と一般人事異動
【7面】 ・港湾局、静脈物流ネットワーク構築で港湾管理者に参加
 意向を調査
  
年内には拠点港を決定へ
・エコシップの第3船目、山中造船建造の「新大誠」に決定
  
エラ船型などで二酸化炭素20%以上を削減
・運輸事業団のエコシップ制度が終了
  
山中造船「大誠丸」「新大誠」、新来島どっく「日龍丸」
  の3隻が適用船に
・運輸事業団が8月1日に今村造船所の設備入札を実施
  
7月17日には現地説明会も開催
・日本長距離フェリー協会が第29回通常総会を開催
  
モーダルシフトの推進などを承認
・近海鉄鋼輸送、運賃を70セント強値下げ
  
BAF(燃料油割増金)も6月末で廃止
・海保庁、7月16日〜31日に全国海難防止強調運動を実施
  
JASREP運動も併せて展開
・港湾労使が第10回セーフティネット協議会開催
  
組合側が地区協定の促進を求める
・運輸事業団人事異動(7月5日付ほか)
・岩尾貞徳・内タン副会長が藍綬褒章受賞祝賀会を開催
・内航総連、6月期面接で海外売船24隻を認定
【8面】 ・内タン船主部会代表が元請オペに低運賃・低用船料の責
 任と自覚を直談判へ
 
 運送業基準の違反も問題視
  内航タンカースケールの活用を求める
・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」(2)
  
内航も国際競争力が求められる
  NKK鉄鋼事業部物流総括部長 小畑伸一氏
・中小造船にとっても共有制度は必要不可欠
  
中小型造工が地元国会議員に陳情展開へ
・内航総連、7月23日に「e−内航」東京地区利用説明会を
 開催
・日産プリンス海運がプリンス海運に社名変更
・物流連が物流大綱でコメント
  
インフラ整備の実施を望む
・運輸事業団共有貨物船金利
  
7月10日付で1.75%に改訂
・内航総連、5月期解撤等交付金申請を審査
 
 18隻を認定し、累計で800億円を突破