「内航海運新聞」ニューストピックス

平成14年(2002年)2月25日付け 第1737号 
【1面】 ・政策委・暫定事業改定で、資金管理計画等原案通り決む
  
14年4月1日から運用を開始
  本紙で問答集(Q&A)作成
・社説「運輸事業団の『業務方法書』の変更で望む」
  
小型船舶への政策的融資を
・日本郵船、内航RORO船(モーダルシフトA船)を建造申請
  
近海郵船が日本海航路で用船
【2面】 ・第10回引当権損害賠償請求訴訟、人証尋問関連で原告側
 代表者の一人が陳述書を提出
  
陳述書の形でアンケート回答書も
・元請運送企業の集約・再編で「再編後の経営改革を聞く」
  
上野トランステック 船主との団結で苦境脱皮
・運輸事業団、基礎的研究13年度成果発表会を開催へ
  
発表テーマは海洋環境なと8テーマ(3月15日)
・海保庁が第3回海上インシデント委員会を開催(2月14日)
  
事務局側から取りまとめ案を提示し、インシデントの定義
  づけを盛る
・国交省港湾局、2月25日に静脈物流事業化検討委を開催
  内航を活用した事業化をめざす
・日鐵物流、日鐵物流センター合併を承認
  臨時株主総会を開催(2月22日)
・国交省、船舶職員法を一部改正
  小型船舶操縦士免許は3区分に
・大型組合、トラック事業者170社の参加を報告
  モーダルシフト促進協議会への参加呼びかけで
・舶用機関整備協会、当面の会合と行事予定
【3面】 ・NTTドコモワイドスターソリューションセミナーを開催(2月12日)
 「IT化推進への政策プラットフォーム生成」でパネルディスカッション
  今津隼馬・東京商船大学教授
   
「船舶間通信の課題とIT効用」
  泉田裕彦・経済産業研究所客員研究員
   
「差別化や付加価値、今後の船社の問題に」
  野口杉男・日本内航海運組合総連合会第一事業部長
   
「貨物・用船情報インターネット構築へ」
  豊田 隆・新和内航海運企画部企画課長
   
「経営判断のスピードアップへ」
【4面】 ・全海運が京都で役員研修会を開催(2月14日)
  
軍事アナリスト小川和久氏が「国際水準から見た日本の
  危機管理」で講演
  
「安全は経済の繁栄のコストである」
 
 中山寛治・近畿運輸局次長
  
「もっと闘争心を持て」
  
小川和久・軍事アナリスト
  
「危機管理は戦争から災害まで」
・神戸市、神戸港セミナーを開催、16年度末まで公社バース
 貸付料を軽減
  
ボリュームインセンテイブ制度も導入
・自民党・政務調査会、海運・造船対策特別委員会報告
 
 「中小零細船主に対する救済」で議論
・国交省、関門区の水先基準見直しで、パブリックコメント募集
 結果をまとむ
  
更なる緩和を求む意見など7件が応募
・運輸事業団、13年度船主決定見通しは前年度とほぼ同様か
・茨城県、「いばらの港」説明会を開催(2月15日)
  
常陸那珂港など4港を紹介  
【5面】 ・物流連、「物流と環境フェア2002」を開催
  
物流業界、環境への取り組みをアピール
・中小型造船工業会・地方小型船舶工業会の経営基盤強化
 計画が承認される(下)
  
2006年3月までで標準化や最適船型の開発など
・ニチユ関西マリンコーティングス、シリルポリマー系加水
 分解型の新製品「新スリーエルFRP」3月1日発売
  
あらゆる海域に適合のFRP船用防汚塗料
・日本財団の第2回設備資金融資、貸付総額約9億3千万円
  
実行予定日は3月7日
・海員組合・全国港湾は船舶航行の戦時統制認めず
  有事法制に反対を表明
・尾崎日港協会長、神戸・横浜を国営港に
  地方港はフィーダー
・トキメック、電子海図表示装置ECS-3000発売
  海難事故予防援助を主体に
・内航総連の外部委員会委員
【6面】 ・01年上期の鉄鋼輸送実績、前年同期比で4.1%の減少
  船腹量は10年前より31%も減少
・興毅海運ら5社、自己破産を申し立て
  負債総額はグループで84億円
・2月期建造等申請締め切る
  
貨9隻、油9隻、依然として低調に推移
・船整協が工務委員会を開催、事業団側に共有船建造条件
 の見直しで小型船への配慮求める

・国交省海事局、船舶自動識別装置搭載時期を前倒し
  
内航船は対象から除外