「内航海運新聞」ニューストピックス

平成14年(2002年)5月27日付け 第1750号 
【1面】 ・内航総連、モーダルシフト・コンテナ二次輸送・静脈物流の推
 進で新規物流ワーキンググループを設置

  今年8月目途に3分科会で問題点を整理
   座長に田村周三氏(川崎近海汽船取締役内航第ニ部長)
   新規物流ワーキンググループ設置の目的
   新規物流ワーキンググループの委員

・内航総連の船員政策委員会が船員需給動向を報告
  「内航船乗船体験制度」など検討推進へ
・国土交通省が6月にも「内航制度検討会」を設置
  ビジョンの具体的制度設計を検討
・産業競争力戦略会議が競争力強化の6つの戦略を提言
  暫定措置事業の終了時期の明確化を
・内航上場企業の14年3月期決算
  内航の減収を近海部門でカバー
  内航部門は厳しい業績を示す
・全国内航輸送海運組合の次期会長に荒木敦氏(北九州運輸
 社長)が内定
【2面】 ・運輸事業団、14年度貨物船の「共同建造事業者募集要領」
 を公表
  
従来の船種別建造から政策目的別建造に
・内航企業決算
  
川崎近海汽船、内航部門売上げは約104億円に
  新和内航海運、市況低迷で売上げは減少
  第一中央汽船、当期利益は約15億円を確保
  兵機海運、連結の売上げで93億4000万円
  玉井商船、単独売上げ0.5%増の約40億円
・内航企業の動き
  
栗林商船、2002年度の業容見通し
   航路拡充などで向上図る
  
川崎近海汽船、通常総会で付議
   自己株式の普通株式50万株を買受へ
  
近海郵船、6月12日から日本海航路を開設
   苫小牧/敦賀に「つるが」と「ほくと」の2隻を投入
  
日鐵物流が冷延コイルを小型バージで輸送を開始
   タイ国の現地法人のSNL社
・役員人事異動(6月27日付)
  
川崎近海汽船、常務に辻井浩平、寺尾元四郎氏
  三菱化学物流、取締役に岩佐洋、大川俊彦、福田誠氏
【3面】 ・新時代の物流で吉田啓一氏が物流連の早大寄付講座で講
 演(5月21日)

  内航海運の役割と重要性を説明
   環境にやさしい輸送産業を強調
《資料》解撤等交付金認定に伴う解撤等船舶のリスト
  第487回内航総連理事会(H14.3.7)認定分、総合計69隻、
  36209.28総トン、78462重量トン
・国土交通省と経済産業省が国際競争力の強化で提案
  響灘地区をモデルにした国際物流特区構想も
・全日本トラック協会の4〜6月期の景況感見通し
  1〜3月期よりさらに悪化か
・日本長距離フェリー協会のまとめた2001年度のトラック航送
 実績
・日本郵船が6月上旬から日本/タイ航路を改編
・日本財団が東京シティロードレース2002を開催
【4面】 ・国交省の第5回内航船員養成における即戦力等に係る検討
 委員会の「内航船員養成における即戦力化等に係る提言」
 
(下)
・有事法制の研究「続・その時船員はどうする」(その4)
  
特別連載・河内山典隆著
   
米国同時多発テロ
   テロリズムと新しい戦争

・東海地区曳船協議会が5月15日に定期総会開催
  
中部空港工事終了後の新たな需要掘り起こしを
・海上保安庁のイメージキャラクター
  
「うみまる」の妹の愛称は「うーみん」
・役員人事異動
  日鐵物流、斎藤博氏が退任し、新和海運監査役に(6月26
  日付)
  新和内航海運、常務に中村紘一氏(6月27日付)
  第一中央汽船、常務に古川明氏(6月27日付)
  三井室町海運、社長に顧問の野口徹氏(5月1日付)
  旭タンカー、常務に岡本勲氏(6月27日付)
【5面】 ・運輸事業団が13年度の船主決定状況をまとめる
  貨物船は26隻、8万総トンに
  予算消化率は70%弱を達成
・関東運輸局が災害時緊急輸送での河川航行船の利用可能
 性調査報告書をまとめる

  荷役速度の向上などが課題
・潮冷熱がISO9001(2000年版)を認証取得
  適用範囲はほぼ全製品が対象
・日本沿岸曳船海運組合が第37回通常総会を開催
  事業計画で適正運賃などの確保を掲げる
・戸高製作所が自動航路保持装置「運航サポーターESS-200」
 を5月から発売開始

・内航総連、近海郵船のRORO船の寄港地変更を公示
  「ほくと」(宮崎産業海運)と「ほくと3」(泉汽船)
・内航総連、4月期海外売船面接で47隻を認定
・内航総連、一般臨投6隻と空港臨投16隻を認定
【6面】

・運輸事業団、政策目的別建造の変更点などを募集説明会で
 説明(5月21日東京地区説明会)

  酒井敬史理事、小型船建造も心配ないと語る
・関東沿海海運組合が通常総会を開催(5月21日)
  小比加恒久理事長「現実に立ち向かう」と挨拶」
・雑喉平三郎氏が関東沿海海運組合総会であいさつ

  カポタージュの堅持を訴える
   外国企業・外国人船員に依存すれば国は滅ぶ
・第11回引当権訴訟、原告側が陳述書を提出
  本件で訴えたい事柄などを記述
・内航総連、内航船乗組み制度検討会の内航貨物船部会へ
 の推薦委員
・日本舶用工業会が5月16日に通常総会を開催
・商船三井フェリーがISO9001を取得

  不定期船の鋼材輸送と配船管理
・岡南建設物流が民事再生手続きを申し立て
  
負債総額は約19億円(5月14日)
・三洲建設産業が自己破産申し立てへ
  負債総額は約14億円(5月10日に事業停止)

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業


阪神ポンプ製作所 赤阪鐵工所 ドコモ・センツウ
 
ジャパンハムワージ 島田燈器工業 船元建設工業

ムサシノ機器 日産電機サービス 内航保険サービス