「内航海運新聞」ニューストピックス

平成14年(2002年)11月18日付け 第1774号
【1面】 ・内航総連の臨時総会で平成15年度以降3か年の交付金単価
 が承認される
  
原案通り貨物船4000円、油送船1500円の毎年減額
   
全海運、内航総連の緊急的資金確保を条件付け
・全海運が小谷内航総連会長に残存船舶の営業権一括処理
 で要望書
  
事実上の暫定措置事業の崩壊で
・14年度下期解撤等交付金予算は50億円以内に
 
 145隻、約112億円が次期へ繰り越しに
【2面】 ・船舶整備共有船主協会が5地区合同懇談会を開催
  
運輸事業団の独立行政法人化でも「共有業務の中身は変
  わらず」と相原理事長があいさつ
  
酒井理事、独法化後は解撤船は不要にと説明
《特別企画》琉球海運の大型RORO船「かりゆし」が就航
  
沖縄経済の発展に貢献へ
   11月8日から東京/大阪/那覇の定期航路に
・物流連の専修大学寄付講座(11月11日)
 
 「RORO船と協調してモーダルシフト促進」
   
秋永陽太郎・商船三井フェリー社長が講演
・栗林商船と栗林運輸が大阪南港J-4岸壁を取得
  
後背地2万平方メートルで広いヤードを確保
・神戸市、神戸航利用の荷主・通関業者などの参加で共通デ
 ータベースを構築へ
・川崎近海汽船中間決算
  
連結内航部門売上高51億4000万円で1.4%増
・日鐵物流、先行き不透明で中間配当を見送り
【3〜4面】 《広島地区オーナーと座談会》船主経営は疲弊の極限に立つ
  
このままの状態では内航に明日はない
  
 「減船対策の足踏みが心配」
    
今後の荷主再編を懸念
  
 「荷主は船主経済を知るべき」
    
船舶の再生産は不可能だ
   
「政府の約束不履行、営業権の一括買上げを求める」
    
知恵を絞って資金調達努力を
  
 「事業区分の廃止、賛成と反対の意見に分かれる」
    
賛成派は事業拡大のチャンス
   
「船舶管理会社構想、政策上のインセンティブ望む」
    
下請法での優越的地位濫用防止に期待
  
 「カボタージュは絶対堅持を」
    
船員不足への対応が急がれる
【4面】 《資料》第4回企業取引研究会の論点整理
  
1 経済環境の変化に即応した下請法の規制のあり方
  2 経済環境の変化に即応した下請法の運用のあり方に関
    する論点
  3 独占禁止法による対応に関する論点
・日本舶用機関整備協会、2002年度2級・3級舶用機関整備士
 資格検定試験
  
11月22日に全国9か所で開催
・北海道運輸局がまとめた7月の運輸の動き
【5面】 ・全日本海員組合の第63回全国大会で井出本榮組合長が再
 選される
  
沿海分科会、新賃金体系などを論議
   
初代の沿海局長に馬越洋造氏が就任
・海事局、テロ対策で船社の危機管理意識を調査
 
 自主点検結果はほぼ良好
・国土交通省、第3回事業規制ワーキンググループで運航管理
 規程の作成案などを提示
  
安全確保のための是正命令制度整備案も
・日港協の尾崎会長が「地方港をフィーダー港に」と強調
  
スーパー中枢港湾の指定は少数港に
・国土交通省の海とみなとの相談窓口
  
全国共通フリーダイヤル0120-497-370を開設
・海上保安庁、11月1日から常滑港など4港の港域を拡張
  
港則法施行令の一部改正で
・日本財団の平成14年度造船関係融資
  
貸付総額は252億円、融資実行予定日は12月6日に
・全国港湾が国土交通省前で座り込み(11月6日)
  
港湾の第二次規制緩和と新規参入の反対で
・全日本トラック協会がまとめた10-12月期景況感
 
 輸送量は依然と低迷
・古野電気が2002年度NMEA賞で7部門が受賞
・国土交通省11月1日付人事異動
・巨水海運が本社事務所を移転
・新日本製鐵八幡製鉄所の10月の鋼材生産量
【6面】 ・内航総連、下請法見直し問題で独禁法の運用強化を求める
  
荷主、オペレーター、オーナーすべてを対象に
・鉄鋼荷主の物流部に聞く(4)
  
「効率化輸送をさらに推進」
   
神戸製鋼所鉄鋼総括部業務グループ長 相島正宏氏
・国土交通省、12月中に14年度以降5年間の適正船腹量を策
 定へ
  
交通政策審議会海事分科会を開催し答申の予定
・引当権損害賠償訴訟の第14回公判
  
原告側代表2名の人証尋問を行う
   
原告側が二次訴訟に係る認否を求める
・内航総連理事会が9月期解撤等交付金申請を審査
  
62隻、約38億円を申請認定し、申請認定累計は1444隻に
《資料》内航海運における共同・共済事業「e-内航」「団体保
 険制度」の説明会日程

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業

 

 阪神ポンプ製作所 大晃機械工業 島田燈器工業 山中造船

琉球海運 ムサシノ機器 尾道海技学院  船元建設工業

佐々木造船 ドコモ・センツウ