平成14年(2002年)11月25日付け 第1775号 |
【1面】 | ・一過性現象か、貨物船・油送船の船腹不足が表面化 電力向け重油輸送は倍増 ・国土交通省、交通関連企業景気動向調査で内航の景況感 やや上向き傾向に 貨物部門が全業種でDI値上昇 ・定期用船契約の遵守で小谷内航総連会長が5組合に通達 ・国土交通省の内航船乗組み制度検討会第3回内航貨物船 部会(11月20日) 船員業務実態調査結果の中間報告を行う 法定労働時間と実態とは乖離 ・11月27日に自民党海運造船体策特別委員会を開催 荷主も出席しオーナー代表が窮状訴えへ |
【2面】 |
・物流連の専修大学寄附講座(11月18日) 吉田啓一川崎近海汽船社長「内航の役割と課題」で講演 経営基盤・企業体質の強化が必要 ・平成13年度の旅客・貨物分野の国内貨物輸送機関分担率 内航は42.1%と2年ぶりに42%台を記録 ・内航企業の中間決算 栗林商船、全輸送量134万トンで21.3%の増加に 新和内航海運、運航効率の向上で所期の目標を達成 第一中央汽船、不定期船市況の低迷で純損失11億円強を 計上 兵機海運、中間純利益5700万円で前年比30.6%増 |
【3面】 |
・引当権損害賠償請求訴訟第14回公判で、呉信用金庫の沖 義和氏、「財産的価値を有していた」と陳述 原告側代表が人証尋問に係る陳述書を提出 1.私の経歴 2.銀行実務における引当資格の位置づけ 3.引当資格の流通への関与について 4.船腹調整事業の廃止により内航船主や金融機関が受 けた打撃 ・国土交通省、第3回事業規制ワーキンググループで契約実態 に関する資料を提示 「内航の契約形態で口約束はわずか」 ・海上保安庁、2ケースの大規模海難を想定し影響評価を行う 第2回東京湾リスク・アセスメント委員会で決める ・敦賀港貿易振興会が敦賀港説明会を開催 安全で安定した港を目指す ・海上保安庁が「第3回未来に残そう青い海・図画コンクール」 審査結果を発表 石井晧子さん(小学生の部)と成見遥さん(中学生の部)が長 官賞を受賞 ・内航総連が10月期面接で海外売船24隻を認定 ・引当台帳抹消の6隻を公表 ・成山堂書店「近代日本海事年表U」を刊行 ・砂利販売・海運業の西ノ谷汽船が破産宣告 ・九州運輸局がまとめた7月の「九州のうんゆ」 |
【4面】 |
・《資料》内航総連業務委員会が重要事項を理事会に報告 プッシャー・バージの安全対策など5項目 1.プッシャー・バージに係わる安全対策について 2.IMO関係専門委員会関係 3.危険物ばら積み輸送技術専門委員会 4.船舶等近代化標準化小委員会報告 5.燃料油ワーキンググループ関係 ・内航総連理事会が一般臨投9隻、空港臨投32隻を認定 ・日中海運輸送協議会がまとめた8月の日中コンテナ貨物輸 送実績 ・マリンミュージアムが11月15日で閉館 ・日本長距離フェリー協会がまとめた9月のトラック航送台数 |
【5面】 |
・物流連が「物流業における公正な取引のあり方について」流 通経済大学の野尻俊明学長が講演 優越的地位濫用は書面で防止を、安全確保には公正な取 引が重要 ・舶用工業会が日本財団に15年度助成事業で5事業を申請 新規では模倣品対策の推進も ・海上保安庁、AIS活用の航行支援システム実証試験を実施 航行安全とノンストップ航行可能などを目指す ・海上環境事犯一斉取締りで摘発・検挙件数は69件 前回に比べて半数以下の減少 ・苫小牧海事事務所がまとめた苫小牧港発着10月のトラック 航送台数 トラック航送台数は過去最高、貨物フェリーも伸ばす ・阪神内燃機工業の2003年3月期中間単独決算 総受注残高は18億8300万円で前年同期比41.4%増に ・年末年始も荷扱を実施 日港協が全国港湾・港運同盟と確認 ・全日本トラック協会が12月に適正運賃収受運動を実施 ・シンナカが会社整理、負債総額は約8億7000万円 ・内航総連の外部委員会委員 ・高浜造船が自己破産、負債総額は約20億円 ・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定 |
【6面】 |
・11月14日現在の船齢16年超船、未だに1363隻、89万3242対 象トンが残存 1年前の隻数から約458隻が減少 ・「石油元売りの物流部に聞く」(4) 市場の透明性に努力を 出光興産需給部物流課課長 荒井裕治氏 ・新日鐵・住金・神鋼、物流の相互有効活用を図る 相互出資など連携施策協定を締結 ・近海郵船、冬季航海の安全運航を徹底 敦賀/苫小牧で安全体制構築 ・エイチ・アイ・エル、本土/沖縄航路で運航休止 沖縄通運の荷役拒否で運航不可能に ・内航総連、モーダルシフト船・沖縄特例船・給水船の建造等 納付金単価を決める |