「内航海運新聞」ニューストピックス

平成14年(2002年)12月9日付け 第1777号
【1面】 ・取引実態調査で明らかに「ゆらぐ油送船の安全輸送」
  
低運賃で安全コストもまかなえず
   
荷主は実態を直視すべき
・社説「暗雲漂う暫定措置事業」
  
最善の努力で維持・堅持を
・全内輸がプッシャーバージ規制強化問題で要望書
  
安全設備を備えた沿海区域就航船は現行制度で
【2面】 ・交通交錯審議会の第5回港湾分科会が今後の港湾政策のあ
 り方で答申
  
スーパー中枢港湾の育成などを盛る
・石垣港・金沢港・宿毛湾港の3港の港湾計画を改訂
  
神戸港・尼崎西宮芦屋港の2港は一部変更に
・太平洋セメント向けの大型プッシャーバージが完成
  
船主・伊豫海運、運航・東海運でプッシャー「拓海丸」、バー
  ジ「拓海」と命名
   
最高レベルの安全性を追求したセメントタンカー
・日本郵船のグループ全体の収益力向上運動
  
近海郵船が収支改善を達成
・栗林商船の2003年3月期中間決算
  
輸送量は増加傾向も収益の回復は遅れる
・日本財団、12月2日から「海守」ボランティア募集を開始
  
来年2月1日の発足を目指す
・大昭和運輸が12月2日に債権者集会を開催
  
債権者は234社で債権総額は324億6800万円
《投稿》プッシャーバージの理不尽な規制強化には反対
  
小型PBの規制強化除外は理解できない
【3面】 《特集企画》コスモ石油向け6000KL積み白油船「新共和丸」
 が就航
  
船主・共和産業海運、運航・コスモ海運、建造・佐々木造船
  近代化船のパイオニア・最新鋭システム設備を採用
   
音声対話、自動荷役装置などを搭載
  
「安全輸送の先端を走る船舶」
   
コスモ石油物流管理部部長 佐藤吉幸氏
  
「当社の主力船として活躍を」
   
コスモ海運社長 石村亀志雄氏
 
 「安全と生産性の向上を目指す」
   
共和産業海運社長 三輪大成氏
  
「新時代を切り拓く近代化船」
   
佐々木造船社長 佐々木大平氏
【4面】 《講演会》14年度海上技術安全研究所講演会で丸山海事局
 技術課長が「海事分野における技術開発の動向」で講演
  
海上技術安全研究所の役割の重要性などを指摘
【5面】 ・中小型造船工業会が12月3日に講演会開催
  
小瀬邦治広島大学教授「技術的限界に近い運賃に接近」
   
内航・近海・外航の区域分けは将来、無意味に
・スーパーエコシップの実証船は試験後そのまま実用化
  
海上技術安全研究所の講演会で説明
・近畿運輸局、14年上半期の管内造船・舶用工業の現況調査
  
造船業の総売上高は約107億円、舶用工業の総生産高は
  約432億円
・北九州港振興協会の「北九州港セミナーin東京」を開催
  
ひびきコンテナターミナルは来秋にも供用開始に
・内航船舶輸送統計8月分
  
貨物船は5.8%減、油送船は4.1%増
・使いやすい港づくり推進協議会が横浜港ハブポートプログラ
 ムを作成
  
内航輸送力強化に取り組む
・国土交通省が年末年始安全総点検を実施
  
12月10日から1月10日まで
・日本船主協会、社会科教材用ビデオ「海の大動脈 内航海
 運 工夫・技術シリーズ4」を完成
・近畿運輸局、奈良県・滋賀県の中学校教師調査結果
  
多くの教師は内航船員の実態を知らない
・九州運輸局がまとめた8月の「九州のうんゆ」
【6面】 ・金融機関からのファイナンスは厳しい状況に
  
新造船建造には長期保証・運賃改善が必要
   
船腹需給の改善は近い
・「石油元売りの物流部に聞く」(4)
  
油送船の競争力強化を望む
   
昭和シェル石油流通業務部長 海老沢浩司氏
・ケミカル船の減少と老朽化で代替建造は長期保証を
 
 内航ケミカル連絡会が2年ぶりに開催
・内航貨物市況、一部オペに用船料値上げの動きも
  
予想外の輸送量増加と減船効果で
・内航総連、13日に電気推進船と次世代内航船で講演会開催
  
吉祥海運の蔵本氏らが電気推進船について
  国土交通省からはスーパーエコシップについて
・自民党税調が船舶特別償却制度の延長を決める
  
平成15年度税制改正要望をとりまとめ

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