「内航海運新聞」ニューストピックス

平成15年(2003年)2月24日付け 第1787号
【1面】 ・内航総連の内航輸送実籍統計
  
荷動き減少基調がくっきり
   
背景に景気低迷と効率化輸送
・全海運船主部会・内タン船主部会・全内船が正式に船主連
 絡協議会を発足
  
オーナー三者の団結で協調行動へ
・内タンの要望に石油連盟が回答
  
3月11日に当局を交えて「内航連絡会」開催
・内タン船主の用船料改善要求でチャーターボーナス支給社
 が増える
  
オペ側、最大限の努力姿勢を示す
・国土交通省海事局が3月4日に第2回内航海運制度検討会
  
事業規制ワーキンググループから中間報告
・内航船主による一般化協議会を評価
【2面】 《特別企画》武藤直樹・住友金属工業営業総括部専任部長に
 「鉄鋼業界再編後の現状と内航物流を聞く」
  
競争力ある物流システムの構築を
   
業績と今後の生産見通し
    
全社が経常利益を見込む
     
14年度の粗鋼生産量は1億800万トンか
   
再編による内航への影響
    
物流提携は一層進む
     
環境問題で内航に追い風
   
内航業界の取り組み評価は
    
物流効率化が大幅進展
     
総物流費も毎年改善される
   
次世代内航海運ビジョンへの評価は
    
内航とは運命共同体で
     
コスト競争力で対応を
・「海事局と港湾局両局の潤滑油としての役割を」
  
国土交通省大臣官房審議官(海事局・港湾局担当)
   馬場耕一氏
・藤原運輸がプリンス海運と苅田・博多/泉北航路で業務提携
・三菱製紙、モーダルシフト推進し環境型の物流体制を目指す
・栗林物流システムが上海に連絡事務所を設置
  
中国発着の取り扱い量増大を図る
・親力海運がISO14001の認証を取得
  
環境配慮で積極的に取り組む
・乗組み制度の見直しで望まれる現場への情報周知
・中浜組が民事再生申立て(2月10日)
  
松庫工業の連鎖で負債総額は約9億円
・横組が自己破産申立て(2月12日)
  
松庫工業の連鎖で負債総額は約10億円
・大三海運の債権額93.36%カットを東京地裁が認可
・太平洋フェリーがフェリー「きそ」のリプレースを計画
【3〜4面】 《資料》新規物流ワーキンググループ・外航コンテナ二次輸送
 分科会の外航コンテナの国内フィーダー促進に係る研究で
 報告
  
内航の立場で要望と提言をまとめる
   
阻害要因の是正で増量は可能
   
T 外航コンテナフィーダー輸送の現状把握について
    
1.内航船による外航コンテナ二次輸送の実態
    2.日本発着外航コンテナの極東諸港での接続について

   
U 国内フィーダーコストの競争力について
    
1.韓国フィーダー・国内フィーダーの料金
    2.港別ターミナル料金等の比較
    3.韓国フィーダーと国内フィーダーの総料金の比較
    4.母船積みまでの総費用の海上費用と陸上費用の内訳
    5.海上輸送費洋について

   
V 内航船による外航コンテナ二次輸送上の阻害要因及
    び是正のための提言等

    
1.港湾関係
    2.荷役関係
    3.船舶・運航関係

・新日本フェリーが29ノットの高速フェリー2隻を建造へ
【5面】 ・内航総連が15年度からスタートのOJT助成制度とトライアル
 雇用事業
  
発足の経緯と制度の内容
・海技大学校が15年度から船舶基礎講習課程を充実・強化
  
内航船員の養成に向けて
・共有RORO船の実籍や技術的特徴などを説明
  
運輸事業団が船整協の工務委員会で
   
10〜13年度に1万トン級RORO船を12隻建造
・運輸事業団の15年度基礎的研究で3分野5課題を募集
  
3月3日には14年度の成果発表会を開催
・松庫工業の系列6社が事実上倒産、債権者にも影響か
  
内航業界も今後の大型倒産を懸念
・日本鉄鋼連盟の1〜3月期鉄鋼需給動向
  
内需全体は前期を下回る
・本紙のホームページ掲示板に内航船員からの切実な声
 
 「オペ側は経営情報の公開を」
・全日本トラック協会かシンポジウムの参加者を募集
 
 3月4日の物流と環境をテーマに
・三井住友海上が天草地区で協業化手法で講演会(2月4日)
  
今後は経営基盤の強化が必要
【6面】 ・内航ケミカルタンカーの船腹量は5年後に半減か
  
運賃低迷と輸送量減で荷主側の対応が問われる
   
シミュレーションを示し内航の必要性を求めよ
・船腹調整の廃止を巡っての元当局関係者談
  
「たら……れば……論」をどうみる?
   
船調を続けていたら営業権は4万円以下、過剰船腹で倒
   産続出

・東京電力と中部電力の1月の重油消費量
  
前年同月比5倍前後の増量を示す
   
年内一杯は特需輸送続くか
・船舶整備共有船主協会が工務委員会を開催(2月18日)
 
 玉井洋吉委員長が共有方式の重要性を指摘
   
15年度の技術基準見直しは見送る
・平成15年2月期建造等認定申請状況(本紙調べ)
  
貨物船5隻、油送船5隻が申請

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