平成15年(2003年)4月7日付け 第1793号 |
【1面】 | ・15年超船最後の3月期解撤等交付金申請締め切る 184隻、約20万対象トンの大量申請 一部の船種に船腹不足現象を懸念 交付金額100億円を突破、累計で320億円超 ・社説「急がれる不足資金の確保策」 ・大量の交付金申請で内航3首脳がコメント 四宮勲・全海運会長「責任持って予算措置を」 真木克朗・全内船会長「補正予算への対応を望む」 立石信義・内タン会長「運賃の低位硬直化が背景に」 ・海事局と内航総連が9日に内航問題検討会開催 |
【2面】 |
・平成15〜19年度の石油需要見通し 15年度は前年度比で2.7%の減少 向こう5年間の平均伸び率は1.4%の減少 ・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」 安全・安定輸送が第一の基本 田渕海運社長 田渕訓生氏 ・日本通運と商船三井フェリーが9月から東京/博多間の高速 RORO船4隻を共同配船 途中寄港は岩国・宇野・徳山 ・日本通運、山中造船建造の廃棄物専用RORO型輸送船「太 陽」が就航(3月27日) 香川県豊島の産業廃棄物約67万トンの輸送に従事 ・沖縄船社がバンカーサーチャージの導入を検討 燃料油価格の高騰で収益圧迫 ・セメント協会の2003年度セメント需要見通し 国内需要は6100万トンと前年度比3.9%減 ・琉球海運が冷凍食品の輸送を強化 新たに高床式定温倉庫の荷捌き所を浦添市に整備へ ・新日本近海汽船が役員人事異動 取締役に永森氏を選任、三井田樹彦会長は退任 4月1日付で子会社3社を吸収合併 |
【3面】 |
・《資料》国土交通省海事局の第5回事業規制ワーキンググル ープでの提示資料 用船契約(積荷保証)の期間について 100総トン未満の船舶に係る届出制の廃止について 特殊指定について RORO船。コンテナ船以外に運送約款の作成・届出を義 務付ける範囲について 法律上制度を廃止した後の適正船腹量の取扱いについて 営業報告書の提出を義務付ける事業者の範囲について |
【4面】 |
・《資料》引当権損害賠償請求訴訟第17回公判での原告側の 最終準備書面の全容(上) 第1 引当権の財産権性について (1)引当権そのものが売買の対象とされてきたこと (2)売買における引当権の評価(売買価格)が高額である こと (3)金融機関が引当権を担保として融資してきたこと (4)会計上「資産」としてみなされ、課税対象とされたこと (5)当事者(船主)の認識 第2 原告らの被害の実情について (1)原告らの営業実態 (2)船腹調整事業の廃止が原告らに及ぼした影響 第3 被告国による船腹調整制度の運営と引当資格の権 利化 (1)被告国による船腹調整制度の導入 (2)内航海運事業を許可制の実施 (3)運輸省による内航船引当資格台帳の管理 |
【5面】 |
・国土交通省港湾局、静脈物流事業化で検討委員会が提言を まとめる ガイドラインの必要性を指摘 ・国土交通省港湾局がダイオキシン類対策で技術指針を公表 全国統一的なガイドラインを作成 ・海上保安庁、4月1日から「交通部」が発足 警備急難部と灯台部を一体化 ・大型カーフェリー春闘、双方の要求取り下げで妥結 賃金体系は整備協議会で協議 ・長崎地裁がジェイオーシャンに破産宣告 運輸事業団からの破産申し立てを受けて ・福岡市と上海市が博多/上海航路の高速RORO船就航で合 意 すでに4社が採算ベースなどを検討へ ・川崎重工業がポッド型電気推進機ポッドプロペラを開発 国内初の次世代の舶用推進機を自主開発 ・全国港湾がフラット料金是認を批判 国土交通省の姿勢に問題と指摘 ・日本無線が性能型式承認の検定証書を入手 船内ネットワークのサポートで ・全日本トラック協会が2003年度輸送秩序確立運動を実施 ・日立ニコトランスミッショの役員陣容 ・国土交通省海事局関係の4月1日付人事異動 |
【6面】 |
・国土交通省、第5回事業規制ワーキンググループで小型船 の用船契約5年案など3案を示す 4月25日までに各組合の意見を求める ・国土交通省の第5回内航貨物船部会で「兼務」の考え方も提 示される 配乗基準の弾力化への一環として ・交付金の原資不足問題で賦課金徴収などの3案が浮上 ・国土交通省、平成14年の内航船舶輸送実績を公表 平成14年度の船舶輸送量は2.6%減の2400億トンキロ ・内航春闘交渉、3月31日で協約失効を確認 8日に全内航部門、9日に内航部門が再度交渉へ ・一部荷主の運賃値下げに内航船主から怒りの声 ・訃報 山本禎保氏(山本汽船会長、内タン四国支部副支部 長) |