「内航海運新聞」ニューストピックス

平成15年(2003年)6月30日付け 第1804号
【1面】 ・内航総連の政策委員会、予算化への当局からの新条件を協
 議し当局案の200億円では合意
  
単年度自己調達と交付金単価の引き下げは今後に調整問
  題を残す
・内航総連が第38回通常総会を開催(6月27日)
  
経営基盤強化対策の推進などを決議
   
新会長に立石信義氏が選出される
    
副会長には栗林宏吉氏(新任)、荒木敦氏(再選)、真木
    克朗氏(再選)、四宮勲氏(再選)、上野孝氏(新任)を選出

・立石会長が会長就任で挨拶
  
組合運営の円滑化・活性化に努力
・5年間の暫定措置事業で現有船腹量は平均20%の減少
  
貨物船28%減、油送船22%減、RORO船は23%増
・国土交通省が7月4日に第2回内航海運部会を開催
・内航総連が7月期建造等申請の受付を開始
・内航総連の平成15年度上期の資金管理計画
  
予算は4億円で決定
【2面】 ・荒木敦・全内輸会長の総会後の懇親会での挨拶
  
内航の未来は明るい、難題は開かれた理事会で対応
・上野孝・内タン会長の総会後の会見で所信を表明
  
自己責任を基盤に組合活動を
・鈴木一夫・石油連盟運輸委員長が内タンの総会後の懇親会
 で挨拶
  
相互理解で難局を打開
・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」
  
今後ともドライバルク主体のコモンキャリア路線を歩む
   
新日本近海汽船社長 阿武勝利氏
・全海運と全内船が退任役員に感謝状
・船舶管理会社アムテックで菊間邁・旭タンカー社長が語る
  
環境変化への対応は新体制で
・住友金属物流が2003年度からの3か年経営ビジョンを策定
  
コストダウンと体質強化を目指す
【3面】 ・日本船主協会の第56回通常総会で徳留健二・海事局長が
 挨拶で次なる政策展開を示唆
  
副会長に内航業界から立石信義氏を選出
・独立行政法人化に向けて不良債権処理問題
  
厳正な選別が迫られる運輸事業団
・輸入貨物輸送協議会の2002年度の輸入貨物輸送実績
  
原子力発電所の停止で一般炭の輸送量が増大
   
鉄鉱石も粗鋼生産増で好調
・物流連が第1回「モーダルシフト取り組み優良事業者」の公
 募を開始
  
公募締め切りは9月19日まで
・日本船主協会が2003年版「海運統計要覧」を刊行
・海上保安庁が海事環境事犯の一斉取締りで138件を摘発・
 検挙
  
前回取締りに比べて2倍に増加
・日本旅客船協会が第52回通常総会を開催(6月19日)
  
鮫島会長が挨拶で新たな規制緩和を要望
・港湾貨物運送事業労働災害防止協会が第10次労働災害防
 止計画を策定
  
労働災害発生件数の20%以上の減少を目指す
【4面】 ・「海に広がる 夢・みらい」 海の日の全国イベント計画
  
平成15年「海の月間」行事と広報活動
   
1 海フェスタKOBE〜海の祭典2003〜
   2 広報・周知活動
   3 イベント
   4 観光分野との連携事業
   5 相談・指導
   6 その他

・海フェスタKOBE、オープニングステージは7月19日に神戸・
 メリケンパークで開催
【5面】 ・海上保安庁が7月9日に東京湾海上ハイウェイネットワーク
 委員会を設置へ
  
新たな交通体系の提案などを行う
・日本物流団体連合会が第12回通常総会を開催(6月23日)
  
栗林貞一会長が会見で「荷主と運賃・下請問題で協議へ」
  などと語る
・内航総連の海運事業者月間収入調査
  
前年1〜3月比で貸渡業は16%増収で1487万円
   
運送業も月間平均1億5859万円に
・海上保安庁が7月1日から伊勢湾海上交通センターの運用
 を開始
  
航行安全と運航効率の向上などを図る
・国土交通省が造船設備の規制見直しで通達
  
総量規制は廃止しスクラップは不要に
   
1万総トン未満の建造設備は現行どおり100%のスクラ
   ップが必要

・役員異動
  
榎本回漕店(6月17日付)、太平洋沿海汽船(6月19日付)
  近海郵船(6月20日付)、昭和油槽船(6月20日付)、鶴見
  サンマリン(6月26日付)
・ナカシマプロペラが第二しょうどしま丸の船上で交通バリアフ
 リー対応商品などを紹介
・大濱海運建設が自己破産を申し立てへ
  
負債総額は約20億円
・栗林商船と栗林物流システムが事務所移転
・日本長距離フェリー協会がまとめた4月のトラック航送台数
・日本財団が舶用工会員への技術開発支援を打ち切り
  
メリハリのきいた技術開発を求める
【6面】 ・国土交通省、平成15年3月31日現在の「内航海運分野に
 おける船腹量」を公表
  
6593隻、382万総トン、671万7000重量トン・m3
   
平成10年に比べて1430隻が減少
・全内船が第51回通常総会を開催
  
真木会長が再選され、副会長には福羅慎悟氏(再選)、奥
  村計二氏(再選)、佐藤國臣氏(再選)、藤本達郎氏(新任)、
  今吉篤氏(新任)が就任
・真木会長就任挨拶「船主の地位向上委員会の設置を」
・4〜6月期の内航燃料油交渉
  
次期分の交渉まで決着を持ち越す
・国土交通省が7月28日に「トラック事業のためのグリーン経
 営及びモーダルシフトの推進についての対荷主企業説明会」
 を開催
  
参加申込みは7月18日まで
・第2回内航船乗組み制度検討会で内航貨物船部会からの中
 間報告を了承
  
これらをめぐって意見交換も
・2年間の任期を振り返って小谷会長が会見で語る
  
「暫定措置事業問題に追われた2年間」
・運輸事業団の6月分で芙蓉海運を船主決定
  
申請は5隻、打診は9隻

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