平成15年(2003年)12月1日付け 第1825号 |
【1面】 | ・内航船腹の需給タイト化で元請オペにも運賃改善の声 スポット運賃は上昇傾向、用船料の改善も視野に ・社説「崩壊させてはならない暫定措置事業」(下) 挫折した場合は多くの代償が及ぶ ・暫定措置事業の自己調達資金問題、検討課題で協議へ 協力金徴収などの5項目が浮上 ・羽田空港再拡張工事で埋立て・桟橋工法を求める 内航総連が石原国土交通相に陳情 ・近海郵船が川崎/苫小牧航路を廃止し、12月1日から有明/ 苫小牧航路を開設 ・国土交通省が12月1日に交通政策審議会海事分科会の第 5回内航海運部会を開催 |
【2面】 |
・物流連の第2回経営問題委員会を開催(11月20日) 環境・安全・セキュリティ対策で調査へ コスト上昇の実態調査などを実施 ・国土交通省、内航船乗組み制度検討会の貨物船部会と旅客 船部会が最終報告 いずれも12月9日の親検討会に報告へ ・内航企業の中間決算 栗林商船、全輸送量が20%増 配船頻度を高めた成果が出る 川崎汽船の内航・フェリー部門、RORO船の順調稼動で増収 玉井商船、売上げは前年度比約18%減 運航形態の変更で減収 青木マリーン、売上げ減も利益を確保 関西国際空港2期工事に経営資源を集中 ・内航企業の動き 川崎近海汽船が中期的な経営戦略をまとめる 時宜に適した船隊整備 近海郵船が臨時株主総会で解散決議(11月21日) 12月10日以降に清算手続き ・内航タンカー組合、安全基準の統一化で石油連盟と合意 来年4月からの実施で、合意内容を公表 |
【3面】 |
・吉田啓一川崎近海汽船会長が専修大学の寄附講座で内航 海運をテーマに講義 内航海運はモーダルシフトの担い手に 新時代の物流における内航海運 内航海運の今後の役割と課題 ・《資料》内航船乗組み制度検討会・旅客船部会 旅客船乗組み制度見直しの最終報告 ・物流連が環境省にパブリックコメントを提出 温暖化対策税の創設に反対表明 ・日本舶用工業会が企業活性化ネットを開設 企業・人材の情報提供サイト ・東京都が東京港フェリー埠頭で大規模流出油事故対策訓練 を実施(11月21日) オーシャン東九フェリーの「おーしゃん・のうす」が協力 ・四国運輸局の2003年度上期四国管内造船事情 大手、中手造船業は引き続き高水準の操業を維持 ・九州運輸局がまとめた8月の九州のうんゆの動き ・内航総連の外部委員会委員 |
【4面】 |
・《資料》内航総連まとめの「総トン数別・船種別・減船率の引 当資格台帳集計表」(1) 総トン数別集計表 一般貨物船、油送船 |
【5面】 |
・内航総連から5組合会長に海員学校からの採用拡大要請で 要望 海員学校の卒業予定者などの採用で ・交通政策審議会港湾分科会が小名浜港、福江港の港湾計 画を承認 港湾の情報化についても審議 ・海上保安庁の海上環境事犯の一斉取締り 油など違法排出や廃棄物の違法投棄摘発・検挙数は前年 同期比28%増の88件 海洋環境保全の重要性を呼びかけ ・国土交通省の港湾運送事業のあり方に関する懇談会 地方港のセーフティネットを示す ・財政制度等審議会が船員保険の見直しを提言 2002年度は42億円の赤字に ・赤阪鐵工所の中間決算 収益改善で利益を確保 ・阪神内燃機工業の中間決算 売上げ増も中間純損失は1億900万円に ・トラックニュース 全日本トラック協会がETC装置装着助成事業を来年2月末ま で延長 第9回特別積合せ委員会を開催、委員長に新見健氏(岡山 県貨物運送)を選出 |
【6面】 |
・栗林商船とプリンス海運がスペースチャーター方式で共同運 航開始(12月3日から) 関東/東北/北海道間に6隻体制で ・貨物船部会・旅客船部会の最終報告終了後に海事局側が補 足説明 内航貨物船乗組み制度に関して ・国土交通省が船員法の一部改正で船員中央労働委員会に 諮問(11月21日) 船員職業安定法の一部改正も ・平成15年度11月期建造等申請締め切る 貨物船6隻、油送船6隻の12隻申請も、新造は7隻のみ ・運賃・用船料委員会が15年度の活動方針を決める 運賃などの改善策で荷主との対話へ |