平成15年(2003年)12月15日付け 第1827号 |
【1面】 | ・交通政策審議会が平成15年度〜19年度までの5年間の内 航適正船腹量を答申 3年ぶりに貨物船は船腹不足 油送船は依然として8万7000立方メートルの過剰 ・海事分科会、答申案を原案どおり了承 参入規制の緩和などを盛る ・海事分科会の会長に三村明夫氏が就任 ・平成15年度下期の資金管理計画 下期の交付金予算はゼロと決定 ・全日本海員組合の内航・沿海の来春闘要求 ベースアップ要求は見送り ・内航総連などが1月9日に合同賀詞交歓会 |
【2面】 |
・《資料》平成15年度の適正船腹量答申資料 主要品目別需要量等の見通しと船種別輸送量の見通し 粗鋼需要量は前年度比で0.5%の増加 石油の国内需要量は前年度比4.1%の減少 ・「本来の役割を果たすための体制へ」 寺西達弥・海事局船員労働環境課長が語る 内航船乗組み制度検討会の最終報告で ・シングルハルタンカーの規制強化でIMOが12月4日改正条 約を採択 小型油送船(600〜5000DW未満)による重質油輸送に ついては主管庁の判断で ・内航総連、温暖化対策税の創設に反対意見を提出 新たな税負担は内航に大きな打撃 ・《資料》部門間兼務実証実験船募集要領、部門間兼務実証 実験実施要領 |
【3面】 |
・《資料》交通政策審議会第8回海事分科会が内航海運の活 性化による会場物流システムの高度化について答申 はじめに 1 内航海運の役割と社会的意義 2 内航海運を巡る課題 3 内航海運活性化方策の基本的考え方 4 具体的な施策の展開 おわりに |
【4面】 |
・日本海運集会所か仲裁規則(案)の改正で説明会(12月2日) 施行は新仲裁法と同じ来年3月1日の見込み ・国土交通省がモーダルシフト促進の一環で物流情報に係る ニーズでアンケート調査を実施 第1回物流最適化に向けた情報システムのあり方検討会 を開催(12月5日) ・海技大学校が2月14日に第3回特別講演会「海と産業」を開 催 C.W.ニコル氏と田口幸雄海技大学校助教授が講演 テーマは「森と海をつなぐもの」「船の航海と安全―船舶 のセキュリティ確保について」 ・北海道運輸局の8月の貨物輸送の動き 内航海運取扱量は2か月連続で2ケタ増 ・日本海事広報協会が第8回海洋文学大賞の作品を募集 応募締め切りは来年2月29日まで ・第10回大型カーフェリー賃金体系整備協議会を開催 会社側、賃金体系整備に先延ばしの余裕はない 組合側、現場に対する不信感や不安感の払拭を ・《投稿》世相と環境問題に想う 改めて森林と水の重要性を ・成山堂書店が「定期傭船契約の解説」を刊行 |
【5面】 |
・内航RORO船と長距離フェリーは9月以降の輸送量が増加 傾向に 排ガスなどの規制強化の影響か ・来年4月14日〜16日開催のSEA JAPAN2004、12月9 日から来場者の事前受付を開始 前回の展示規模を上回る見込み ・日本港運協会が温暖化対策税の創設に反対意見を提出 税負担で国際競争力が低下 ・尾崎・日本港運協会会長「スーパー中枢港湾を横浜と神戸の 2港に絞り早い決定を」と語る ・横浜市が横浜港内航輸送促進検討会を開催 内航フィーダーに関する課題の検討で ・内航タンカー組合の平成15年度上期の輸送実績 電力向けで黒油は13.67%の増加 ・内航船舶輸送統計8月分 貨物船は9.8%減、油送船も4.1%減 ・トラックニュース 全日本トラック協会が兵庫県に環境保全条例施行で申入れ 日本自動車会議所が温暖化対策税の創設に反対意見書を 提出 ヤマト運輸が安全・教育事業部を設立(12月1日) ・古野電気が堀江謙一氏の「SUNTORYマーメイド号」に航海 電子機器を搭載 新艇で来年10月から世界一周航海へ ・日本海工が民事再生を申し立て(12月10日) 負債総額は約245億円 ・市丸グループが種子島/鹿児島間の一般旅客定期航路事業 で九州運輸局に許可申請 ・訃報 中牧光雄氏(新来島どっく社長) |
【6面】 |
・立石・内航総連会長が暫定措置事業の継続を宣言 打開策検討でプロジェクトチームを設置 ・全日本海員組合中央執行委員会で2004年度内航労働協 約改定要求安を了承 陸上休暇の付与回数の見直しなど ・内航船乗組み制度検討会が兼務実証実験船を募集 部門間兼務検討部会も設置 ・船腹のタイト化で元請オペレーターの用船料改善の見直しは 必至 10月に遡及して30万円程度の用船料修復も ・内航RORO船などの大手船社、加速度強めるアライアンス 配船頻度を高めて荷主ニーズに対応 ・鉄道・運輸機構が12月10日付で貨物船金利を2.4%に改 定、油送船などは2.0%な |