「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)2月23日付け 第1836号
【1面】 ・公正取引委員会が特殊指定で公聴会を開催(2月13日)
  
内航総連、日港協、全ト協などが意見を公述
   
契約設定時には運賃以外の支払条件も考慮を
・内航総連の政策委員会が納・交付金の単価差拡大で合意
  
未交付者の利子補給や解撤等済み船舶の市場売買など
  の採用も決める
・公正取引委員会が改正下請法と特殊指定で説明会
  
3月22日の東京地区から全国9か所で開催
・船主連絡協議会、用船料改善要望のオペレーター10社を決
 める
【2面】 ・公正取引委員会が運送取引に関する調査結果をまとめる
  
内航事業者1000社など5900社を対象に調査
   
優越的地位濫用の実態が判明
    
取引先との取引の概要
     
資本金3億円以下は全体で約97%
    
問題行為の有無(首位取引先との取引において)
     
著しい代金での取引要請あるが24%強
・全日本海員組合が記者懇談会を開催(2月16日)
  
規制緩和には毅然とした姿勢で臨む
   
船員政策を視野に入れた検討を
・内航船社の4〜12月期の連結業績
 栗林商船、近海部門が収益向上に貢献
  
売上高332億1500万円、経常利益4億6000万円
 川崎近海汽船、通期業績を上方修正
  
売上高204億3400万円、経常利益9億8900万円
 新和内航海運、鋼材輸送の伸び好調
  
売上高64億円、経常利益3億4400万円
 第一中央汽船、売上高は所期の目標を達成
 
 売上高506億1900万円
 兵機海運、売上高前年同期比6%増
  
売上高80億600万円、通期では105億円を見込む
 青木マリーン、受注高141億5900万円
  
通期での受注予想は180億円で前年同期比40.4%減
・シャトルハイウェイラインが関東運輸局に事業計画変更認可
 申請(2月13日)
・藤田武彦国土交通省海事局国内旅客課長の談話が問題に
  
マリンエキスプレスの新設航路で大阪府に寄港地で協力を
  要請
・大王海運が大阪/千葉/伊予三島航路に第8有明丸を投入
  
RORO船3隻で週6便体制に
・内航総連がRORO船2隻の航路変更を公示
 
 「ろーろーひだか」「フェリーたかちほ」
・立興建設とタイヨウが民事再生法を申し立て
 
 負債総額は2社で約238億1700万円
【3面】 ・物流連が新春講演会を開催
  
「2004への展望と日本の針路」で寺島実郎・日本総合研
  究所理事長が講演
   
世界経済の注目点としてのユーラシア・ダイナミズム
   アメリカの注目点
   日本再生への道 基本認識として重要な前提
   経済の再生
   理念の再生
【4面】 ・国土交通省、タンカーを除く100総トン以上の外航船は船主
 責任保険への加入が義務づけへ
  
来年3月の施行目指し「油濁損害賠償保障法の一部を改
  正する法律案」を今通常国会に提出へ
・物流連が2004年度の寄附講座を大幅変更
  
早稲田大学に加え新たに関西大学と横浜国立大学で開講
【5面】 ・「いばらきの港説明会」が2月12日に開催
  
荒木武文・川崎近海汽船社長が利用事例を発表
   
港湾の再整備と監視体制の強化など重要課題で要望
・シップ・オーシャン財団の海洋白書2004
  
2月16日から店頭でも販売開始
・国土交通省、主要9港に続き地方港での規制緩和も実施へ
  
改正法案は今年度中に国会へ提出
・宮崎県港湾セミナーで原田昌彦・UFJ総合研究所主任研究
 員が講演(2月10日)
  
環境意識が高い企業ほどモーダルシフトを実施
・東京港のつどいで成田浩・東京都港湾局長が説明
  
内貿埠頭の再編・整備を図る
・中小型造船工業会が船舶保守管理に係る普及説明会を開
 催
  
2月23日(関東地区・東京)、3月5日(四国地区・今治)
・IMOがバラスト水管理条約を採択
  
洋上交換またはバラスト水処理の義務づけへ
・三浦工業の社長に高橋祐二専務が就任
  
4月1日付で舶用部門などを分社化して三浦プロテックを設
  立
・前・海上保安新聞編集長の神倉力氏が「世界一周航海記」を
 出版
  
日本の港は台所から入る感じ
・榎本回漕店が大阪営業所を閉鎖
・日本長距離フェリー協会がまとめた12月のトラック航送台数
【6面】 ・全海運の輸送部会が報告、船腹の減少で需給締まる
  
用船料は上昇傾向を強め、運賃上がらずオペは窮地に
・社説「石油税(重油)の還付で内航近代化基金の創設を」
・国土交通省の部門間兼務実証実験
  
6隻すべてが実験開始へ
・尾崎日港協会長「内航フィーダー輸送の運賃に国の助成を」
  
スーパー中枢港湾の育成と地方港の活性化につながる
・船の科学館での北朝鮮工作船の一般公開
  
2月15日で展示終了し見学者は162万に達する
・フェリーターミナル協議会での交渉(2月13日)
  
フェリー船社の拠出金は1台あたり20円アップの75円へ
  の引き上げを要望
・国土交通省が2月27日に第3回「物流最適化に向けた情報
 システムのあり方検討会」を開催

 

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