「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)3月22日付け 第1840号
【1面】 ・内航総連と日本鉄鋼連盟が第14回鉄鋼内航輸送協議会を
 開催(3月16日)
  
安定輸送で相互理解を深める
   
内航総連、船舶の再生産に理解を
   鉄鋼連盟、弱小船主の体質改善を

・「オペレーターからのオーナー移動の兆しが」
  
4月からの用船料の契約更改交渉の本格化に好環境と意
  識に変化
・海員組合と内航総連が懇談会を開催(3月11日)
  
カボタージュ緩和と外国人船員問題は双方で絶対反対の
  方針を確認
【2面】 ・政府、規制改革要望への対応方針でシャーシの車庫規制を
 緩和
  
共同利用のシャーシ車庫規制の緩和は平成16年度中に
  実施の方向
・鉄道・運輸機構が平成15年度研究成果発表会を開催
  
金丸理事長代理、技術開発での期待は大きい
   
NOx、SOx削減システムの研究成果などを発表
・横浜地方海難審判庁が伊勢湾・三河湾での「漁具衝突事件
 の分析」結果をとりまとめ
  
貨物船側は漁業協同組合から操業時期や操業形態などの
  情報収集などを提言
・日鐵物流の2004年3月期連結・単独通期業績予想
  
売上高、経常利益とも予想を上回る見通し
・港湾春闘、第3回中央団交で労働側はスト通告を見送り
・船内荷役春闘、業側の定昇込み500円の回答で労働側は
 回答を拒否
・平成16年3月期解撤等交付金申請は一転して駆け込み申
 請の様相も
  
平成16年度からの申請受付対象者の限定で
・室蘭市港湾部が2003年の港湾統計をまとめる
  
輸出入量は過去最高を記録するも貨物取扱量は14年ぶ
  りの4000万トンを割り込む
・日本長距離フェリー協会がまとめた1月のトラック航送台数
・商船三井フェリーの部店長人事異動(4月1日付)
【3面】 ・内航総連の内航海運暫定措置事業プロジェクトチームの最
 終報告「今後の暫定措置事業のあり方などについて」
  
1 暫定措置事業実施後5年を経ての状況分析
  2 今後の暫定措置事業のあり方を検討するに当たっての
   基本的視点
  3 具体的な見直しスキーム
  4 平成16年度における「具体的な見直しスキーム」の方
   策実施のための具体的スケジュール
【4面】 ・今後の暫定措置事業の資金ショートの回避および未交付事
 業者への交付金に充てる資金の調達方法(具体案)
  
原則
  1 基本的考え方
  2 資金ショートの回避およぴ後順位未交付者に対する交
   付金の交付のための資金調達方法
  3 暫定措置事業会計の交付金債務の増加を防止するた
   めの対策
  4 暫定措置事業会計から一般会計への繰入額の削減
・内航総連が一般臨投25隻、空港臨投7隻を認定
・内航総連の引当資格台帳からの9隻を抹消
・内航総連の外部委員会委員 
【5面】 ・国土交通省が「海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律
 (海防法)等の一部を改正する法律案」を国会に提出
  
船舶用原動機や船舶用燃料油などの規制を強化
・海上保安庁がJASREP顕彰で月星海運の「新星丸」を最優
 秀船舶として表彰
  
優秀船舶は鶴見サンマリンの「鶴正丸」
・日本ペイントマリンが強力な船底防汚塗料
  
内航船向けにハイソルシリーズを販売開始
・日本中小型造船工業会がポッド型タンカーの成果発表会を3
 月30日に開催

  中型タンカーの新船型の説計に関する調査研究で
・内航総連が平成16年1月期と2月期の船殻処理完了届(海
 外売船)16隻を公表
・中小型造工の通信教育で紅一点の岩尾美由紀さん(三浦造
 船所勤務)が参加
  
2003年度造船技術者教育事業通信教育造船課講座の
  スクーリングで
・トラックニュース
 全日本トラック協会が第70回通常総会を開催(3月11日)
  
2004年度事業計画案などを承認
 トラック運送事業者が運賃値上げ攻勢を強める
  
貨物用トラックの減少と輸送の増加で
・日本港運協会が3事業者の入会を承認(3月10日)
  
日通防府運輸(三田尻中関港)、三和開発(関門港)、富士テ
  クノトランス(神戸港)
・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定
【6面】 ・暫定措置事業の見直しで全海運と大型船組合が理事会開催
  
拠出金問題で批判が相次ぐ(3月17日)
   
全海運は3月30日に臨時理事会
    
内航輸送組合(3月18日)、全内船(3月23日)、内タン
    組合(3月30日)も理事会を開催へ

・内航総連調べの一般貨物船の平成15年度上期の定期用船
 料調査
  
499総トン型で平成3年のピーク時から45.5%の下落
   
499/1600型の定期用船料の月額平均は約830万円
・2003年の内航海運事業者の月間海運収入アンケート調査
 (内航総連調べ)
  
運送業の平均収入は1億5975万円(前年比8.6%増)
  貸渡業の平均収入は1421万円(同4.9%増)
   
2003年10月〜12月期の月平均も運送業(29.3%増)
   貸渡業(6%増)とも増収

・建設資源広域利用促進センターが3月24日まで一般競争入
 札を受付開始
  
粟津港と中部空港関連事業向けの建設発生土海上移送
  業務で
・物流連の改正下請法およぴ独占禁止法の特殊指定に関す
 る説明会(3月15日大阪、3月17日東京)
  
上野孝経営問題委員長、適正な取引を期待と挨拶
・国土交通省が交通政策審議会第9回港湾分科会を開催
・平成15年11月期建造等申請で保留分の2隻を認定
  
徳栄産業の砂利船転用と丸道興産の砂利船(プッシャー)
  の改造申請
・泰雅海運が銀行取引停止処分に(2月25日)
  
立興建設の連鎖で

 

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