「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)4月12日付け 第1843号
【1面】 ・船主連絡協議会が用船料改善で4月21日に広島大会開催
  
オーナー100人規模で結集、代理人制度の導入も検討へ
・平成16年1月期建造等申請、暫定措置事業発足以来の最
 大の建造申請
  
明るい兆しだが懸念材料も
   
「運賃・用船料の適正化と建造促進策を急げ」
・1月期後期建造申請締め切る
  
建造等納付金は前期分を合わせて約38億円に
   
暫定措置事業の資金確保は依然として予断を許さず
・国土交通省の部門間兼務実証実験は25日をもって終了
  
次回の検討部会は5月に開催し、部門間兼務の実施可能
  性を評価へ
【2面】 ・資源エネルギー庁の平成16年度〜20年度の石油製品需要
 見通し
  
平成16年度は2.7%の減少の2億3498万キロリットル
  を見込む
   
電力用C重油は724万キロリットルで44.1%の減少
・愛知海運が鋳物廃砂のリサイクル事業に進出
  
廃砂を太平洋セメントに輸送しセメント原料に再利用
・近海郵船物流が東京/苫小牧/八戸航路を開設
  
「ろーろーひだか」と「ろーろーえりも」の2隻で新サービスを
  開始
・ブルーハイウェイライン西日本の存続問題で芦田昭充・商船
 三井副社長が語る
  
今後1年間の動向で判断へ
・商船三井フェリー、グループ経営の効率化の強化でブルーハ
 イウェイエクスプレスをブルーハイウェイサービスに移管
・建設資源広域利用センターの入札結果
  
粟津港仕向け月星海運と正栄海運、中部空港仕向けは日
  本海運と五洋建設が落札
・海員組合の鹿児島支部がいわさきコーポレーションに無期限
 ストライキを通告
  
労働協約交渉の決裂で4月14日の始発便から
   
ストの対象はトッピー4隻と垂水フェリー4隻
・内航タンカー組合が全国港湾ガイドを作成
  
燃料編は6巻セットで1万5000円
  ケミカル・特タン編は3巻セットで9000円
  LPG編は2巻セットで6000円
  平水(河川)編は1巻3000円
・内航船舶輸送統計平成15年12月分
  
貨物船は6.6%減、油送船も12.3%減
【3面】 ・内航総連の暫定措置事業検討プロジェクトチーム報告概要
  
1.実施後5年を経ての状況分析
  2.今後の暫定措置事業のあり方を検討するに当たっての
   基本的視点
  3.具体的な見直しスキーム
・なんと499総トン・1600重量トン型の認定船が違反建造で
 1860重量トン船が出現
  
厳格な鑑定と恩典策の創設を
・第1回モーダルシフト等促進協議会(3月22日)
  
内航総連は実証実験の周知・促進などを図る
   
各団体のモーダルシフトへの取り組み状況を報告
・第7回東京港振興促進協議会(3月29日)
  
新アクションプランをまとめ内航への競争力を強化
・日中海運輸送協議会がまとめた1月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
・九州運輸局がまとめた12月の海上貨物輸送
・日本製紙連合会がまとめた4〜6月期の製紙産業景況感
・国土交通省の4月1日付本省関係の人事異動
・鉄道・運輸機構の4月1日付人事異動
  
海上交通支援部長に市川哲氏が就任
【4面】 ・日本海技協会の船員派遣制度に係る講演会(3月29日)
  
久々宮会長が「内航は陸上よりコスト安」と挨拶
   
庄司新太郎・国交省海事局雇用対策室課長補佐が「船
   員派遣事業制度の創設等について」講演

・国土交通省が3PL人材育成促進事業推進協議会を設置
 
 第1回会合で「中小物流事業者の参画を期待」と坂場正
  保・政策調整官が挨拶
・海上保安庁、16年度航路標識実施計画でAIS陸上局の整
 備などを既設航路標識の機能向上などを図る
・九州運輸局の2004年度の重点施策
  
モーダルシフトの推進でRORO船へのシフトを支援
・北海道運輸局の12月の貨物輸送の動き
  
移出は前年同月比2.2%増、移入は同2.4%減
・川崎近海汽船か得だねキャンペーンを実施
  
シルバーフェリーの八戸/苫小牧航路で
・平成15年度上期の鉄鋼原料輸送の実態
  
対前期比で1692万2000トンの4.6%の減少に
   
固定船腹量は53隻で2.7%の減少
【5面】 ・国土交通省のモーダルシフト等促進協議会がモーダルシフト
 促進シンポジウムを開催(4月5日)
  
石原伸晃国土交通相「地球温暖化対策の重要な手段とし
  て認識を」と挨拶
・タダノが船舶専用油圧式「マリンクレーン」シリーズを新発売
  
万全な防錆対策と高能率で注目浴びる
・SEA JAPAN2004、4月14日からいよいよ開幕
  
東京有明の東京ビッグサイトで
・古野電気がSEA JAPAN2004に新設計の「VOYAGER」
 などを出展
・ヤマトプロテックが船舶用2%たん白泡消火原液「ヤマトエコ
 フォーム/2&3」を発売
 
 SEA JAPAN2004にも出展し世界各国に向けて販売へ
・イーグル工業、4月1日からコベルコイーグル・マリンエンジニ
 アリングを発足
  
神戸製鋼所と舶用シール事業の統合で
・潮冷熱が大連に営業・設計拠点を新設
  
中国造船の市場拡大に対応
・三浦工業が会社分割で4月1日から三浦プロテックを分社化
  
舶用事業、特機事業、食機事業、メディカル事業で
・トラックニュース
 国土交通省が車両制限令を一部改正
  
高さ制限を4.1mまで引き上げられた指定道路を公表
 日本石油輸送が共栄企業を買収し子会社化
 神光運輸倉庫が銀行取引停止処分、負債は約7億円
【6面】 ・内航の2004年度労働協約改定交渉(4月7日)
  全内航は年間臨時手当0.1割アップの38.9割で妥結
  内航2団体は算定基準額の係数合意も支給率は持ち越し
  し、14日以降に交渉を再開へ
・物流最適化に向けた情報システムのあり方検討会がビジネ
 ス化へ向けた課題などを提示
  
情報システムの調査結果をまとめる
・鉄道・運輸機構が平成16年度の年度計画を策定
  
未収金発生率は7.1%以下、年度末の未収金残高も
  220億円以下に
・東京地裁がエイチ・アイ・エルに破産宣告(4月2日付)
  
2月20日付の鉄道・運輸機構の申し立てで
・貨物船のトリップ運賃、4月中旬以降に反発か
  
大型連休を控え輸送増に期待
・鉄鋼高炉7社の支配下船腹量は407隻、約49万重量トンに
  
10年前に比べ276隻、約28万重量トンの減少
・鉄道・運輸機構が貨物船金利を2.1%に改定(4月9日付)
《投稿》時宜を得た改正下請法の説明会
 
 悪質な違反については企業名を公表

 

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