平成16年(2004年)6月7日付け 第1850号 |
【1面】 | ・海上運送事業活性化3法案の附帯決議で運賃・用船料の適 正化へ向けての機運高まる 法改正の担保としても必要 ・社説「安全・環境対策は社会的コストで」 調査・研究の域から脱し、改善へ向けて行動の時 ・内航総連の暫定措置事業検討プロジェクトチームが既交付 金受給者からの拠出方策を検討へ 円滑な運営に必要不可欠 ・川崎近海汽船の荒木社長が記者会見 2006年度の連結売上高300億円を目標に中期3か年経 営計画策定 |
【2面】 |
・《特別企画》内航海運に構造改革をもたらす海上運送事業活 性化3法案が成立した意義 施行へ向けて鷲頭誠海事局長に聞く 暫定措置事業の円滑・着実な実施に努める 花開いた次世代内航海運ビジョン 3法案の可決成立に深く感謝 内航海運業法の改正はわかりやすい省令・通達を 意欲ある事業に道を開く 附帯決議は重く受け止める 国会と世論の関心は高い 事業者は創意工夫で多彩な展開を 若年船員の雇用拡大での協力も 政省令や通達は遅くとも年内に ・九州地方海運組合連合会が通常総会開催(5月28日) 宮川会長、活性化のために一致団結をと挨拶 ・日鐵物流グループ、中長期的経営戦略として徹底した経営 の効率化を追求へ ・海事産業研究所が9月30日をもって解散へ 残余財産は全額を日本海運振興会へ寄付 ・内航企業決算 玉井商船、内航営業利益は1億4200万円と大幅増 当期純損失は3億9600万円に ・商船三井内航の役員異動 常勤監査役に商船三井近海取締役の周東英裕氏就任 ・巽建設が立興建設の連鎖で破産宣告(5月10日) 負債は約29億円 |
【3面】 |
・《資料》鉄道・運輸機構の平成16年度共有貨物船建造事業 者募集要領 申し込み締切り日は平成17年2月28日 ・損害賠償等請求控訴審の第5回公判 控訴人側が四宮勲氏の陳述書を提出 引当資格への国の関与などで陳述 ・内航船舶輸送統計2月分 貨物船は20.9%減、油送船も4.8%減 ・来島海峡での衝突事故で外航船の違法行為が発覚 厳重な取締りを望む ・国土交通省の6月1日付人事異動 |
【4面】 |
・海上運送事業活性化法案の国会議事録(下) 富樫錬三議員が船員保険の未加入問題で追求 ・海上保安庁の観閲式・総合訓練で石原国交相が「海上保安 業務への一層の支援を」と挨拶 中国海事局の巡視船「海巡21」も初めて参加 ・内航総連が引当資格台帳抹消の7隻を公表 |
【5面】 |
・鉄道・運輸機構が募集説明会で使用燃料油選定で説明 C重油の使用船舶は十分な保守・管理が必要 ・国土交通省が「海の月間」の実施要領を公表 「海フェスタふくおか〜海の祭典2004博多港〜」多彩なイ ベントを開催 実施期間は7月17日〜25日 ・九州運輸局が荷主企業などを対象にRORO船・フェリーサー ビス説明会・見学会を開催 モーダルシフト促進キャンペーンの一環として熊本、福岡、 北九州の3会場で実施 ・四国運輸局がまとめた2003年度の四国管内造船事情 内航船の3月末の手持ち工事量は油送船5隻 ・物流連の第3回経営問題委員会 2004年度の事業活動で日中韓の物流動向調査を ・商船三井フェリーがインターネットで予約システムの運用開始 ・川崎汽船が新経営計画KLINE Vision2008を発表 近海・フェリーは2009年3月末までに8隻を建造し総船腹 量を55隻に ・カイジョーソニックが新型の海象計を開発 超音波で計測する小型・軽量タイプ ・中小型造船工業会が内航船のリニューアル仕様書を作成 ・エスワイプロモーションが東京・日出埠頭で新造ケミカルタン カー「青鷹」を披露(5月26日) 最新鋭設備で荷主のニーズに対応 ・役員異動 赤阪鐵工所の常務取締役技術本部長に杉本昭氏 阪神内燃機工業の非常勤監査役に多田敬一氏 渦潮電機の副社長に小田雅人氏 ・曳船組合の4月1日現在の組合員数は189社に 前年同期比で10社の減少 ・川崎近海汽船の本社事務所が移転(7月20日付) ・トラックニュース 交通エコロジー・モビリティ財団がグリーン経営16社23事業 所を認証 王子製紙グループがグリーン経営認証取得に取り組む |
【6面】 |
・国土交通省の交通関連企業景気動向調査 内航海運は近年にない改善傾向を示す 全般的にもDI値が大幅に上昇 ・国土交通省が平成16年度モーダルシフト促進アクションプロ グラムを策定 受け皿となる内航海運の強化を図る ・内航タンカー組合、600〜5000DWのダブルハル化で船型 下限の引き下げを当局に要望 ・内航タンカー組合の船主部会、国会の附帯決議を受け用船 料の適正化を要望へ ・シップオブザイヤー2003準賞に1万トン総トン型高速ROR O船4隻が受賞 ・鉄道・運輸機構が油送船と特殊タンク船の分担割合の上限 を改正 CO2を10%以上削減できるものは80%の上限が適用 ・内航総連が引当資格台帳を集計(5月13日現在) 昭和62年以前に竣工した船齢15年超船は1400隻に ・第8回海洋文学大賞に高頭聡明氏の「宗谷丸の難航」 海の子供文学大賞には菅原裕紀氏の「海ん婆」 特別賞には画家で海事評論家の柳原良平氏 |