「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)8月9日付け 第1859号
【1面】 ・年度末資金対策て各組合での議論は白熱か
  
違反船からの過怠金、石油税の還付要望などを内航総連
  が決議
・社説「内航船舶の新陳代謝が進まない要因」(下)
  
間違いなく船腹不足は起こる
・内航総連、石油税の還付など4項目の平成17年度税制改
 正要望案をまとめる
・鉄道・運輸機構、第1回の船主決定は3隻、約23億円
  
神戸船舶、東福汽船、誠洋汽船
【2面】 ・グリーン物流総合プログラムで予算措置を含め検討を開始
  
春田謙・国土交通省政策統括官が就任会見
・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」
  
旭タンカー社長 菊間 邁氏
・岩元照男・日鐵物流常務が物流連の横浜国立大学寄附講
 座で講演(8月3日)
  
素材産業の構造と物流コストなどを説明
   
カボタージュ規制の必要性を強調
・内閣官房が日本長距離フェリー協会に「指定公共機関」の内
 容を説明
・内航企業の四半期決算(2004年4〜6月期)
 川崎近海汽船、好業績で3月期連結業績予想を上方修正
  
連結売上高は18.9%増の74億4600万円
 日鐵物流、連結売上高は181億8600万円
  
グループの売上げが順調に推移
 新和内航海運、連結売上高は21億4500万円
  
業績は計画どおりに推移
 青木マリーン、個別受注実績は341.4%増の83億4700
 万円
  
3月期の業績予想は前期比23.5%減の182億円に
・名門大洋フェリーが本社と名古屋営業所を移転
・訃報 井出義明氏(元近海郵船常務)
【3面】 《資料》年度末資金ショート対策シミュレーションについて内航
 総連の暫定措置事業検討プロジェクトチームが報告
  
報告を踏まえ各組合で検討へ
   
年度末資金ショート対策シミュレーション
   平成16年度末から18年度末における資金ショート回避
   のための方策として既受領者からの拠出が必要な理由

・内航総連の外部委員会委員
【4面】 ・海上運送事業活性化3法の成立で「船員法の一部改正のポ
 イント」を寺西達弥・国土交通省海事局船員労働環境課長が
 寄稿
  
船員法等の遵守で安全を確保
   
はじめに
   船員法の一部改正におけるポイント
   今後の内航船の乗組み制度の具体化へ向けて
   内航業界に望むこと

・船員災害防止協会活動のあり方に関する検討会の中間報告
  
組織体制の見直しなどを示す
   
最終取りまとめは年内を目途に
・ダイヤモンドフェリーが船舶管理会社を設立
  
将来は船員配乗の実施を
・内航船舶輸送統計平成15年度分
  
トンベースでは3年連続の減少に
   
トンキロペースでは貨物船が7.9%減の13182億
   4300万トンキロ、油送船が6.5%減の807億3600万
   トンキロ

・横浜市が第2回横浜港港湾計画検討部会を開催
  
横浜港の取扱い目標と整備方針を決める
・NHK総合テレビが「戦没した船と海員の資料館」を特別番組
 で放映へ(8月13日午後11時から)
【5面】 《資料》損害賠償請求控訴審の第6回公判
  
控訴人側から準備書面を提出し、船腹調整事業への国の
  関与いかんなどを論及
   
第1 はじめに
   第2 船腹調整事業と被控訴人の関与について
   第3 信頼保護責任(「計画担保責任」を改める)について
   第4 損失補償責任について
   第5 国家賠償責任における「損害」について
   第6 暫定措置事業の破綻について
【6面】 ・韓国内航海運政策などの現状について内航総連が報告
  
1 内航船舶用油類に関する免税措置について
  2 船舶に対する税制等について
  3 外国人船員問題とカボタージュ規制について
  4 韓国におけるS&B制度(参入規制)について
  5 沿岸海運業に対する規制と韓国海運組合の活動内容
   について
  6 韓国造船業界の小型船建造能力について
  7 韓国で接続される外航コンテナについて
・国土交通省、船員データの電子化について検討に着手
  
海事保安の強化と船員行政の効率化を図る
・内航総連の5月期・6月期船殻処理完了届
  
5月期8隻、6月期13隻の21隻を公表
【7面】 《資料》国土交通省の平成16年版海事レポート(抜粋)〈2〉
  
第1部 主要政策課題への取組み
   
第7章 政策課題への更なる対応
  
第2部 海事各分野の動向
   第1章 海上輸送分野
   第2章 造船業・舶用工業分野 
【8面】 ・余剰トン数の第三者使用で内航総連が通達
  
譲渡者は収益に、譲受者は船価計上に
   
20%の自己調達は無税扱い
・「船主とは運命共同体で臨む」
  
冨田洪三・日本タンカー社長にインタビュー
・海員組合が海事記者懇談会を開催
  
馬越局長、活性化3法の政省令整備で努力などと語る
・国土交通省の平成16年度の重点施策
  
グリーン物流総合プログラムなどを盛る
・貨物船市況、7月に続き8月もフル稼働
  
新日鉄の輸送量は118万4000トンを見込む
・大分地裁佐伯支部が増井海運に破産宣告(7月28日)
  
債権届出は9月17日まで
・日通総研の企業物流短期動向調査
 
 内航コンテナ運賃は下げ止まりへ

 

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