「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)12月13日付 第1876号
【1面】 ・日本中小型造船工業会が内航総連に鋼材需給ひっ迫の影
 響と状況を説明
  
33社中29社が鋼材ひっ迫、7割強が納入遅れに
・社説「内航船の消える日が来る」に想う(下)
  
荷主は内航の役割と実態を知るべき
・海事局と内航総連との2回目の意見交換会を開催
  
暫定措置事業のあり方など3項目が話題に
   
次回は年明け後に調整
・国土交通省、船員法改正の意見募集結果
  
応募件数は1件のみ
・鉄道・運輸機構、10日付で貨物船金利を改定
  
現行2.10%を1.95%に引き下げ
・内航総連、下期の解撤等交付金の予算で9億円を計上
  
交付金の交付は来年2月の予定
【2面】 ・平成16年11月現在の暫定措置事業に係る認定状況
  
総船腹量で18.90%の減少
   
実質減船率は貨物船27.04%、油送船22.14%、RO
   RO船など39.28%増、砂利船28.49%減、台船・はし
   け24.90%減、曳船9.04%減、その他特殊貨物船
   1.83%増

・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」
  
最大目標は収益をあげること
   
近海郵船物流社長 前田恭孝氏
・自動車輸送、減産の影響が内航輸送に響く
  
船社側は今後の鋼材動向を注視
・ダイハツグループ、12月20日にダイハツ車体の大分工場が
 竣工
  
ダイハツ工業の大分物流センターは11月に竣工ずみ
   
海上輸送はフジトランスコーポレーションと興国海運が担
   当、部品輸送はダイヤモンドフェリー

・新和内航海運が12月13日からジャスダック証券取引所で
 売買が可能に
  
業績に見合った株価を期待
・太平洋フェリー、1月9日にニュー「きそ」がデビュー
  
船旅をドラマチックに演出
・海員組合の内航・沿海部門、来春闘もベア要求を見送る
・東日本フェリーグループの東日本海陸のスポンサーに北菱
 運輸が決まる
・兵機海運グループが国際複合輸送を強化
  
物流ニーズへの即応体制で
・商船三井、プルーハイウェイラインは当面存続へ
  
今期決算の黒字化の見込みで
【3面】 ・経済産業省と公正取引委員会が下請取引の適正化について
 通達
  
内航総連が組合員に周知徹底を図る
   
下請取引の適正化について
   親事業者の遵守すべき事項

・国土交通省、内航海運業法施行規則改正で意見募集の結
 果を公表
  
意見の応募は4件
・第3回次世代内航船に関する乗組み制度検討会が中間取り
 まとめ(11月26日)
・山九と日本郵政公社が国際小口物流サービス「SANKYUビ
 ジネスゆうパック」を開始
  
香港/東京間を船と航空機の利用で一貫サービス
・岡南建設物流が破産宣告(8月17日)
  
負債総額は約19億5500万円
・九州運輸局がまとめた9月の海上貨物輸送
・関東沿海海運組合が1月13日に新年賀詞交歓会
・センコーが自己株式を処分
《資料》暫定措置事業に係る認定状況(平成10年5月〜平成
 16年11月11日)
【4面】 《資料》海上運送事業の活性化のための船員法等の一部を
 改正する法律
  
平成17年4月1日施行予定
・代理人制度等に係るアンケートに寄せられた意見集
  
組合別の回答結果も判明
【5面】 ・シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所が国際会議
 「地球未来への企画 海を護る」の成果を発表
  
東京宣言「海を護る」を採択
   
新たな海洋総合的海洋安全保護概念で提言
・内航総連、一般臨投28隻、空港臨投16隻を認定
・国土交通省の第7回部門間兼務検討部会
  
海員組合、労働実態を踏まえ適確な制度運用を要望
・国土交通省、羽田空港新滑走路建設工事に係る第2回コス
 ト縮減検討委員会を開催
  
年度内の会合を1回追加して合計4回の開催に
・ササクラが新型油水分離器を販売開始
  
IMOの新基準に適合する新型の分離器を開発
・東京都、12月から品川公共コンテナターミナルの毎日曜日
 のゲートオープンを実施
・中国地区造船関係8団体と船舶関係技術懇談会が1月14
 日に新年賀詞交歓会と新春講演会を開催
  
講演会テーマは、わが社の造船業の海外戦略(常石造船)
  わが社の中国への企業進出(大晃機械工業)、内航船の将
  来展望について(小瀬広島大学教授)
・長距離フェリー船社が航路再編を検討へ
 
 採算の悪化で決断か
・港湾荷役は元日を除き年末年始は従来通り実施
・国土交通省の平成16年度広瀬真一賞
  
海事局の外航船舶保険義務付けプロジェクトチームと航空
  局の羽田再拡張事業化推進プロジェクトチームが受賞
   
地方枠では中国運輸局交通環境部のMoving-iプロジェク
   トチームが受賞

・広島港と福山港のコンテナ取り扱いは増加傾向
・幸洋汽船と大洋船舶産業の高知事務所が移転
・トラックニュース
 全日本トラック協会が「もう限界!」をスローガンに経営危機
 突破総決起大会を開催(12月9日)
  
適正運賃の収受などを決議
・訃報 国友茂氏(古野電気名誉顧問、前社長)
【6面】 ・積載トン数の正常化説明会終える
  
関心高く多くの質問が出る
・神戸・広島・福岡・高松地区の正常化説明会での積載トン数
 の正常化に関するQ&A
・内航ケミカルタンカー問題をワーキンググループで対応へ
  
12月3日の石油化学工業協会との連絡会で求める
・貨物船市況、船腹不足で輸送にも支障
  
運賃低迷で船の手当てが難航
・自民党税制調査会が船舶の特別償却制度の存続を決める
・川崎近海汽船が一般投資家向けにIRセミナーを開催

 

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木江町商工会 尾道海技学院