「内航海運新聞」ニューストピックス

平成17年(2005年)2月21日付 第1885号
【1面】 ・国土交通省が内航総連に用船料(運賃)実態調査で協力を要
 請
  
老朽船の比率上昇などの実態把握で究明へ
   
2月14日から調査票を送付
・積載トン数の正常化処理の自主申告締め切る
  
1012隻、11万2327対象トンが申請
   
納付金額は47億2868万4732円に
・平成17年1月期建造等申請の建造等納付金額が判明
  
申請は38隻、納付金額は22億6474万4700円
・船舶整備共有船主協会が共有貨物船の建造実績をまとめる
  
平成3年〜6年度の共有船建造量は467隻
・新日本近海汽船の社長に井本登志生氏が就任
【2面】 ・中部運輸局の3法説明会で中野先任船員労務官が挨拶
  
改正法の円滑な実施を願う
   
200名が参加して活発な質疑も
・船舶整備共有船主協会が記者懇談会を開催
  
鉄道・運輸機構の財務体質改善で積極的に協力
・内航船社の四半期業績(4〜12月期)
  
栗林商船、経常利益8億5300万円(85%増)
   
近海航路の好調が反映
  
新和内航海運、経常利益3億8300万円(11.4%増)
   
鋼材関係の輸送増で好調
  
第一中央汽船、経常利益68億7800万円
   
11年ぶりに復配達成へ
  
日本通運、経常利益378億8600万円(0.5%減)
   
燃料費の高騰などが影響
  
兵機海運、経常利益1億8000万円
   
内航売上げが28.6%増
  
商船三井グループのフェリー・内航事業
   
経常利益9億円
  
名港海運、経常利益33億2800万円
   
輸出入貨物が大幅に増加
・日本長距離フェリー協会がまとめた12月のトラック航送台数
・営業部で活躍するすてきな女性たち(203)
  
川崎近海汽船 富樫裕子さん
【3面】 《資料》国土交通省海事局船員政策課
  
船員派遣事業を適正に実施するために(上)
   
船員派遣事業とは…
   船員派遣事業の許可は…

    
1 許可申請
    2 許可要件

   
派遣事業開始以後の手続等は…
   船員派遣契約は…

    
1 必要契約事項
    2 外国船舶派遣の場合の船員派遣契約
    3 船員派遣元事業主であることの明示
    4 派遣受入期間の制限に抵触する日の通知
    5 船員派遣契約の解除
    6 派遣船員の雇用の安定を図るために必要な措置

   
船員派遣元事業主の講ずべき措置は…
    
1 派遣船員等の福祉の増進
    2 適正な派遣就業の確保
    3 派遣船員であることの明示等
    4 派遣船員に係る雇用制限の禁止
    5 就業条件等の明示
    6 派遣先への通知
    7 派遣受入期間の制限の適切な運用
    8 派遣先及び派遣船員に対する派遣停止の通知
    9 派遣元責任者の選任
    10 派遣元管理台帳
    11 性別・年齢による差別的な取扱いの禁止等
    12 船員派遣元事業主か講ずべき措置に関する指針
【4面】 ・経済産業省、石油化学製品の物流費および物流をめぐる商
 慣行に関す調査結果
  
売上高に占める物流費比率はコスト削減努力がみられる
   
主要石油化学製品の物流費(2003年度)
    
1 全体
    2 樹脂
    3 化成品
    4 合成ゴム

   
4大樹脂の物流に係る商慣行(2004年3月)
    
1 小口・多頻度納入
    2 標準外オーダー
    3 納入時の制約条件
    4 特殊取引に係る増加コスト試算

   
今後に向けて
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定
・内航総連、一般臨投26隻、空港臨投5隻を認定
【5面】 ・経済産業省、造船を除く鋼材需給を緊急調査
  
製造業の9割が入手難と判明
   
価格上昇業種は「鋳造」で58.3%
    
品不足業種は「輸送用機械」の47.0%
・港湾春闘、全国港湾などが2005年度要求書を提出
  
雇用と労働条件の維持を求める
・中国運輸局がモーダルシフト優良荷主企業7社を表彰
  
海上輸送に転換は三菱レイヨンとダイレクの2社
・アカサカテックが船舶情報共有サービス「本船ドットネット」の 販売を開始
  
最大2.4メガビットの高速通信と本船位置表示を実現
・日立ニコトランスミッションが中空軸式追設型のトルクリミッタ
 を開発
  
飛躍的に長手取付寸法の短縮化を成功
・日本財団の第2回設備資金貸付総額は26件、68億8480
 万円
  
前年度比で3倍増に
・船舶品質管理協会が救命艇装置・消防設備で説明会を開催
  
3月7日に広島、3月9日は東京
   
7月からの定期的な保守点検整備の義務づけで
・阪神内燃機工業の2004年4月〜12月期業績
  
経常利益は1億8700万円
・全日本トラック協会の1〜3月期の景況感
  
運賃水準は下落傾向
【6面】 ・船主連絡協議会、3月上旬に用船料の改善で再要望へ
  
船員費のコスト増などで実施
・499総トン型在来船の用船料は当面1千万円以上を目指す
  
船主連絡協議会が会見で表明
・今春闘に臨む内航労使代表にきく
  
新賃金体系に伴う割増手当を要求
   
全日本海員組合沿海局長 馬越洋造氏
  
未だ経営環境は厳しい。新賃金制度の手直しを
   
内航労務協会会長 三木孝幸氏
  
用船料改善まで猶予を。職務評価型賃金で努力
   
全内航会長 垰野廣文氏
・全日本トラック協会が京都議定書発効でコメント
  
モーダルミックスを推進へ
・商船三井、京浜航路は引き継がない
  
マリンエキスプレスの川崎/宮崎航路が廃止された場合
・内航小型船主の悲鳴、用船料改善分はコスト増で帳消し

 

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渡辺造船所 松井鉄工所

 

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