「内航海運新聞」ニューストピックス

平成17年(2005年)7月11日付 第1904号
【1面】 ・内航燃料油、高騰時代が到来
  
上期で7000円〜9000円の大幅値上がりか
・社説「改正船員法等で内航に異変」(前編)
  
199総トン型に敬遠現象、輸送構造に変化
・国土交通省が内航船舶建造促進懇談会を設置へ
  
環境保全・老朽船に対応策
・日本鉄鋼連盟が物流効率化対策をまとめる
  
物流共同化の拡大などの6項目
・燃料油高騰でRORO船など船社、荷主に運賃負担を求める
・建造認定委員会、積載トン数の正常化の審査
  
7月11日の委員会で一括審査へ
【2面】 ・日本殉職船員顕彰会が終戦60周年で戦没殉職船員遺族の
 集いを開催(7月4日)
  
天皇・皇后両陛下がご臨席
   
相浦会長、両陛下の御製(ぎょせい)と御歌(おうた)に感銘
・売上高1千億円企業を目指す
  
三菱化学物流社長 大森海太氏
・NHK教育テレビで高度船舶安全管理システムを紹介
  
7月16日午後7時から「サイエンスZERO」で放送
・内航企業決算
 旭タンカー、経常利益は35億8600万円
  
大幅な増収増益を計上
 鶴見サンマリン、経常利益は18億3400万円
  
輸送増と船腹の高稼動が成果
・大型カーフェリー労務協会が東日本シップマネジメントの入会
 を承認
  
リベラの100%出資会社で東日本フェリー、東日本観光サ
  ービス、九越フェリーの船舶管理会社
・高知県園芸連と高知県が鉄道・運輸機構に協力を要請
  
12月からの大阪/高知航路の開設で
・内航総連、平成16年度の臨時投入船の認定状況まとめる
  
一般臨投は247件、194万9543対象トン
  空港臨投は42件、22万5016対象トン
   
建造納付金は合計で3億3441万6391円に
・兵機海運の6月28日付役員異動
・センコーの6月29日付役員異動
・三洋海運の6月27日付役員異動
・榎本回漕店の6月24日付役員異動
【3面】 《資料》物流連の経営問題委員会による「内航海運業の経営
 環境の変化に伴うコスト上昇による影響に関する調査」報告
 書(上)
  
T 内航海運業における経営環境の変化についての概況
   
1 調査の背景
  
U 内航海運業のコストアップに関する現況調査
   
1 アンケート調査の概要について
   2 調査結果【ハード面(環境安全船舶設備関係)のコスト
    調査】
   3 調査結果【ソフト面(環境安全管理業務関係)のコスト
    調査】

・コスト上昇による影響に関する調査報告の概要
・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定
・海洋人の会が特別記念文化講座を開催
  
7月30日にホテルマリナーズコート東京で
【4面】 ・交通政策審議会の第15回港湾分科会、境港、四日市港、横
 浜港、名古屋港、神戸港の5港の港湾計画を審議
  
いずれも「適当である」と答申
・太平洋戦争と戦没船員(上)
  
日本殉職船員顕彰会の終戦60周年記念パンフレットから
・国土交通省、京浜港、名古屋港・四日市港、大阪港・神戸港
 の3地域5港を「指定特定重要港湾」に指定
  
国際競争力の強化を図るため
・日本海難防止協会が平成17年度通常総会を開催(6月30
 日)

  友國会長「海難防止等で頑張る」
   
石川海保庁長官「海の安全確保は永遠の課題」
・日本通運が7月1日から8月31日までモーダルシフトキャン
 ペーンを実施
・近畿内航船員対策協議会が6月30日に平成17年度の通常
 総会を開催
  
会長に第一船舶専務の上窪良和氏が就任
   
会長代理には田渕海運海務部長の山本良史氏
・横浜港開発事業が6月18日からはしけでコンテナ輸送
  
「12開港丸」が横浜港と東京港を定期輸送に従事
・水都大阪再生水上交通活性化推進協議会の「みなと部会」
 を近畿運輸局で開催
  
現状認識や成功事例の紹介などを情報交換
・物流連が第3回モーダルシフト取り組み優良事業者の公募を
 開始
  
締切りは9月16日、公表は10月3日
【5面】 ・経済産業省と中小企業庁、2005年度物流効率化推進事業
 (補助金)として6件を決定
  
瀬戸内海静脈物流事業化推進協議会の内航海運による
  静脈物流事業化に向けた検討実施など
・近畿運輸局の海運貨物取扱事業の調査研究報告
  
各社共通の情報交換システムが重要に
   
1 現況
   2 海運貨物取扱業務の問題点および課題
   3 今後のあり方

・海上保安庁が7月16日から31日まで「全国海難防止強調
 運動」を実施
  
海難ゼロへの願いがスローガン
・国土交通省、7月1日付で港湾局に港湾経済課を設置
  
港運課の業務も同課に移管
・内航船舶輸送統計2月分
  
貨物船は14.7%増、油送船は1.3%減
・新来島どっくが初の売上高1千億円を突破
・新来島どっくの6月29日付役員異動
・渦潮電機の6月27日付役員異動
・トラックニュース
 2005年東京都トラックショーが10月12日〜15日に東京ビ
 ッグサイトで開催
  
最新鋭車両などが大集結 
・経済産業省、中小企業信用保険法に基づく特定業種にトラッ
 ク事業者を継続(7月1日〜9月30日)指定
【6面】 ・日通総合研究所の2005年度経済と貨物輸送見通しの改訂
 版
  
内航海運は4億3970万トンと前期比0.2%減とほぼ横ば
  いに
・真木克朗・内航総連会長が所信表明
  
暫定措置事業、船員問題、運賃問題の3課題に取り組む
・長距離フェリー協会が第33回通常総会を開催
  
燃料油の高騰で価格に対応した運賃を
   
谷口会長が利用者に理解と協力を要請
・貨物船市況、一般貨物の荷動き低迷でトリップ運賃はやや下
 がる
・四国・九州の異常渇水で水輸送が活発化
  
6月と7月で22隻の工業用水の輸送要請
・財務省、船員災害防止事業の内容見直しを示唆
  
平成17年度の予算執行調査で
・アスベスト問題に海員組合が積極対応
  
すでに船員がアスベスト疾患で死亡者も出る
・内航総連まとめ、平成16年度の建造認定状況
  
建造73隻、15万3340対象トン
  免除申請88隻、13万4591対象トン
   
差引建造納付金額は41億3356万200円に

 

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