平成17年(2005年)10月24日付 第1918号 |
【1面】 | ・日本経団連が原油価格高騰の影響等で懇談会を開催 内航海運、長距離フェリー、トラック業界が窮状を荷主に訴 える 一定の理解が得られる 解説 意義のあった懇談会 ・内航総連、燃料油の高騰で国土交通省や日本経団連などに 陳情 過半数がバンカーサーチャージ制度がなく混迷 ・国土交通省の星野茂夫海事局長が定例会見で語る 燃料油価格高騰問題は荷主などの理解を得るように努め たい ・船員中央労働委員会、船員派遣事業で6事業者を承認 許可事業者の累計は66社に ・内航総連、11月期建造等申請の受付を開始へ |
【2面】 |
・鉄道・運輸機構が鉄鋼関連オペレーター4社と懇談会を開催 代替建造促進施策の一環として ・国土交通省、10月18日〜24日まで物流施策大綱にかかる 意見を募集 閣議決定は11月中を予定 ・鉄道・運輸機構が電気推進船の第1船の建造を決定 第2船目は貨物船かケミカル船の予定 ・輸送構造に変化、199総トン型の貨物船が瀬戸内海に大量 進出 改正船員法が影響、一部のオペは用船料の値下げも検討 ・海上保安庁、11月8日〜17日まで海上環境事犯の一斉取 締りを実施へ 11月1日〜7日には海洋環境保全推進週間も ・敦賀港貿易振興会が敦賀港説明会を開催(10月18日) 内貿取り扱いは全体の8割を占める RORO船3隻の運航が大きく貢献 ・鉄道・運輸機構が旅客フェリー「はやぶさ」を競売 応札締切りは10月28日 ・日鐵物流がコークス輸送を開始 1万5000総トン型と5500総トン型の2隻を建造へ ・神戸地裁姫路支部がナビオの破産開始を決定 負債総額は約25億円 ・物流連、11月30日にモーダルシフトフォーラム2005を開催 グリーン物流のモデル事業の紹介 |
【3面】 |
・《資料》内航ケミカル船にかかる検討資料を国土交通省海事 局が公表 新規基準の適用方針検討での論点も 現行規制の概要(1)排出規制 現行規制の概要(2)運送に係る構造・設備規制 MARPOL条約附属書UおよびIBCコードの主な改正 MARPOL条約附属書UおよびIBCコード2004年改正 の概要 新基準の適用方針検討に当たっての論点(案) ・広島港振興協会、広島港セミナーを開催へ 10月31日は広島全日空ホテルで、11月10日は大阪全 日空ホテルで ・「海と船と港の物語」(2) 「どんな暮らしを」 |
【4面】 |
・全日本トラック協会がまとめた「荷主企業100社にみる物流 管理」 環境保全への対応で海運・鉄道にモーダルシフト 水産、飲料、菓子、乳業、製粉、食用油、その他食品、繊 維、製紙、化学、医薬品、化粧品、洗剤、塗料、石油、ゴ ム製品、窯業、鉄鋼、非鉄金属、機械、電気機器、自動 車、精密機械、その他製造業、商社・卸売業、その他 ・内航総連、「内航船舶の代替建造促進に関する懇談会」ワー キンググループを開催(10月20日) ・国土交通省の10月17日・20日付人事移動 ・リベラが航路別に分社化を検討 ・日中海運輸送協議会がまとめた8月の日中間コンテナ貨物 輸送実績 |
【5面】 |
・全日本海員組合が船員派遣事業会社の現状をまとめる 京阪神地区7割を占め、実態は都市型派遣業に ・神戸運輸監理部の2005年上半期の管内造船および舶用 工業の現況 中小造船の建造実績は12隻で前年同期比48%減 ・2005年東京トラックショーが閉幕 4日間の来場者は12万7853人に達する ・日本長距離フェリー協会がトラックショーで環境へのやさしさ をPR ・船舶品質管理協会が来年1月23日〜28日まで救命艇装置 整備講習会を開催 ・航海訓練所が練習船の海難事故防止策を策定 安全推進室の設置なども盛る ・阪神内燃機工業が中間・通期業績を上方修正 近海船や海外向けが引き続き好調に推移 ・鶴洋商事が北京に連絡員を設ける 中国国内への舶用製品の販売を強化 ・東京港の2005年上半期取扱貨物量 内貿貨物は2405万1588トンで前年同期比8.5%増に ・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定 ・トラックニュース 中西全日本トラック協会会長が荷主に理解と窮状を訴える 原油価格の高騰は死活問題 昭文社がトラックマップル全日本通行規制道路地図を発売 運行距離や運行時間削減をサポートするトラック運転手の ための道路地図 |
【6面】 |
・内航除塩船協議会所属の35隻が3日間のストを決行 燃料油価格の高騰や船員費の増大で300円の運賃改定 を求める ・日本船主協会、内航総連、日本長距離フェリー協会が死活 問題になると国土交通省に陳情 燃料費急騰の影響で協力を要請 栗林宏吉・内航総連理事のコメント 高松勝三郎・日本長距離フェリー協会副会長のコメント ・全海運が活性化プロジェクトチームを開催(10月12日) 交付金申請の受付再開、臨投船の抜本策などで各意見が 出る 11月16日の理事会までに最終結論を出す予定 ・貨物船市況、鋼材減産や雨天続きで低調 トリップ運賃は堅調に推移 ・国土交通省、定員規制違反船舶などを取締る集中監査期間 が終了 今後の悪質な違反は行政処分に 中国地区が36件で最大の警告数に ・国土交通省が改正省エネ法にかかるパブリックコメントを募 集 締切りは11月14日必着 |