平成18年(2006年)2月20日付 第1934号 |
【1面】 | ・平成18年度の運賃改定交渉 元請オペは10%前後の要求か 正念場を迎えて強気の交渉へ ・「市場原理と元請構造の変遷」(上) 荷主・オペの寡占化企業の誕生が主因 ・第一中央汽船、泉汽船を完全子会社化に グループの内航ビジネスのさらなる充実と発展を図る ・海上物流基盤強化に係る法案は閣議決定(2月10日) 4つの法案を今通常国会に提出 ・国土交通省海事局、第4回内航ケミカル船への新構造設備 基準等の適用に関する検討会で最終報告をとりまとめ 5〜10年の経過措置で合意 ・国土交通省、平成17年度第3四半期における船員法等関係 法令違反の船舶所有者2件を公表 |
【2面】 |
・内航総連、平成17年度上期の内航輸送実績をまとめる 前年同期比1.8%増の2億3181万6000トンに 貨物船は2.3%増の1億4087万3000トン 油送船は1.0%増の9094万3000キロリットル ・平成18年度の内航春闘をどう闘うのか(上) 内航労務協会の三木会長、所属船社の減少に歯止めを 全日本海員組合の馬越局長、若年船員の確保に対応へ ・2005年のセメント国内販売実績は5812万8000トンに 前年比1.6%と5年ぶりに前年実績を上回る 海上輸送の活発化で船腹がひっ迫気味に ・石川海上保安庁長官の定例会見で国会提出法案などについ て説明 有害危険物質による汚染事故への国内体制の構築へ ・長距離フェリー船社が国土交通省のシャーシに係る物流効 率化等検討会の中間報告に反発 「海上輸送専用という対象を特定する方法はある」と強調 ・第3回グリーン物流パートナーシップ会議でシンボルマークと ロゴマークを発表(2月10日) キャッチフレーズは「みんなで地球にやさしい物流を」 ・鉄道・運輸機構が2月10日付で金利を改定 金利固定型は2.7%、金利見直し型は2.4%に ・鉄道・運輸機構、中谷汽船の白油タンカー「第8住幸丸」の入 札結果(2月10日) 国内船社が落札か ・2005年4〜12月期業績 新和内航海運、経常利益は前年同期比17.4%増の4億 4900万円に 荷動きは予想以上に好調 兵機海運、経常利益は前年同期比8.6%増の1億9600万 円に 内航事業の売上高は42億9100万円 青木マリーン、経常利益は4900万円に 保有船舶の効率的運航で 名港海運、経常利益は前年同期比24.3%増の41億 3600万円に 港湾運送およびその関連事業の売上高は前年同期比 7.4%増の391億6100万円 商船三井のフェリー・内航事業の売上高は前年同期比 3.3%増の361億円に 経常利益は同68.1%減の2億円 |
【3面】 |
・「第3回グリーン物流はートナーシップ会議」が開催される 今後の基本的考え方、来年度の物流の展開、新たな法制 度の施行で3氏が取り組みを説明 杉山武彦の世話人あいさつ 国民運動的な取り組むが不可欠 これまでの流れ 今後の取り組み 杉山篤史・国土交通省政策統括官 来年度のグリーン物流の展開方針 京都議定書 運輸部門におけるCO2 目標達成計画 モーダルシフト 実証実験 取り組みの促進 平成17年度のモデル事業 事例紹介 平成18年度の補助金 申請から決定まで 普及事業の例 迎陽一・経済産業省商務流通審議官 グリーン物流関連の新たな法制度 流通業務総合効率化法 改正省エネ法 ・内航総連の外部委員会委員 |
【4面】 |
・《資料》内航大型船輸送海運組合・業務委員会がベトナム研 修調査報告書をまとめる 1 ベトナム社会主義共和国の概況(2005年) 2 各造船所との質疑応答 3 ベトナム運輸省訪問 4 ベトナム海運局の会長・副会長との質疑応答 5 ベトナム海運のデータなど ・主要港の動き 横須賀市が2月7日に横須賀港説明会を開催 地理的優位性を活かしフェリーの利用が増加 広島港振興協会が2月2日に広島港セミナーを開催 阪神フィダーで週6便を運航 新規航路の開設と既存航路の増便で拡充を図る 大阪府港湾局と大阪府港湾協会らが1月30日に大阪府営 港湾ポートセミナーを開催 ハード・ソフト両面から利用しやすい港づくりへ 堺泉北港と阪南港で ・「海と船と港の物語」(17) 「海の地図、陸の地図」A |
【5面】 |
・鉄道・運輸機構、運輸分野における基礎的研究推進制度の 平成18年度研究課題の募集を開始 応募受付期間は4月5日まで ・国土交通省、交通政策審議会の第17回港湾分科会を開催 東京港、横浜港、堺泉北港、阪南港、神戸港、尼崎西宮芦 屋港、秋田港、金沢港の港湾計画を改訂 金沢港は港湾計画の一部を変更 ・カレイドホールディングスが内海造船の筆頭株主に 日立造船が保有株の一部を売却 ・内海造船の2005年4〜12月期業績 売上高は前年同期比15.5%増の166億6300万円 経常利益は同95%減の1400万円に 2006年3月期業績予想は経常利益6億円を見込む ・国土交通省、苫小牧港の平水区域を拡大へ 併せて船員法非適用区域の拡大も ・平成18年1月期船殻処理完了船で海外売船3隻を公表 ・渡辺造船所が春風海運から199総トン型ひき船兼海難救助 船を受注 ・中之島造船所が神田船舶から499総トン型一般貨物船を受 注 ・日本無線の2005年4〜12月期業績 売上高は前年同期比16.3%減の1258億3000万円 経常損失は24億4600万円に 海上機器事業は好調に推移 ・日本財団の第2回設備資金貸付実行日は3月8日 26件、72億3020万円を決定 ・内航総連、CGC「あいち」の寄港地の追加申請で公示 ・平成17年11月期建造等申請での保留船を認定へ アキマリンの499総トン型一般貨物船 ・日本無線と古野電機が2006東京国際ボートショーに出展 航海計器や部品などの人気ラインナップでアピール ・内航総連、一般臨投の19隻を認定 空港臨投の申請はゼロ隻 ・日本長距離フェリー協会がまとめた12月のトラック航送台数 ・全日本トラック協会の賃金、労働条件などの調査結果 運転者の平均賃金は前年を下回る |
【6面】 |
・4月を目途に日本船舶管理者協会(仮称)を設立へ 船舶管理業のフレームワークの構築し、地位の確立と向上 を目指す ・船主連絡協議会の広島拡大会議での船主の声(中) 質疑応答でオペレーターへの批判が続出 4月の用船料更改での結束を誓う ・199総トン型船の若手船主有志が北側国土交通大臣に改 正船員法の特例措置で陳情 機関長の甲板当直の兼務、6級海技士取得にかかる乗船 履歴の緩和などで 約350社の船主からの署名も集める ・雑喉・船舶整備共有船主協会会長の会見骨子 会員数は15社減の423社に 共有制度の維持・改善でさらなる理解と協力を要望 ・中国政府、2月からガット船の輸入を禁止に 中国国内の過剰船腹での対応措置 |