「内航海運新聞」ニューストピックス

平成18年(2006年)4月3日付 第1940号
【1面】 ・自民党の海運造船対策特別委員会が第2回内航海運活性
 化小委員会を開催(3月30日)
  
内航総連が当面問題で3項目を要望
   
次回は船主代表にヒアリング
    
藤野公孝議員、暫定措置事業には真水が必要
    山本公一議員、外国人船員の導入は避けるべき

・暫定措置事業、船員、用船料問題で内航総連
  
海運造船対策特別委員会に3項目の支援を要請
・国土交通省の6級海技士の意見募集結果
  
乗船履歴の短縮は困難と回答
【2面】 ・今後の船員政策で村上玉樹・船員政策課長に聞く
  
「船員不足の解消に取り組む」
   
4月に船員教育のあり方に関する懇談会を開催へ
《特別企画》旭タンカーが創立55周年を迎え、さらなる躍進
 へ  岩田誠社長に経営戦略を聞く
  
安全・環境問題を第一義に
   
3大元請船社としての自覚と責任を担う
・第4回次世代内航船に関する乗組み制度検討会(3月23日)
  
高度船舶安全管理システム搭載船の乗組み制度のあり方
  について論点整理を行う
・東海地区曳船協議会、地元港湾建設業者との連携を図る
  
船員不足の解消に向けて船員派遣事業も活用へ
・鶴見サンマリンがチャーターボーナスを支給
  
1000キロ積みで月額30万円、5000キロ積みで月額90
  万円を6か月分
・近海郵船物流の組織改正と人事異動
・パシフィックマリタイムの6月19日付役員人事
・上野トランステックの4月1日付組織改革と3月30日付役員
 人事
・兵機海運の4月1日付の組織名称変更と人事異動
・川崎近海汽船の4月1日付人事異動 
【3面】 《特別企画》安全管理規程など5項目について、鳥飼環境安
 全委員長が解説
  
損傷時復原性要件の取り入れなど
   
安全管理規程問題
    
内航海運も経営トップが参画した舵取りが必要
   
損傷時復原性の要件
    
長さ80m以上の船舶が対象、二次災害の防止構造に
   
危険物ばら積み輸送問題
    
ケミカル品目の強化で対象建造船は2007年適用
   
海洋汚染・海上災害問題
    
白油・ケミカルも対象となり国際条約批准に対応を
   
内航燃料油の価格高騰問題
    
転嫁の満足度は6%、性状粘度の悪化も懸念
・海上保安庁、平成17年の海洋汚染の現状を取りまとめ
  
発生件数は前年比15%減の360件
   
油汚染で多いのは船舶からで72%に
・セメント協会の2006年度の国内需要予測
  
前年度比3.4%減の5700万トンの見通し
   
官需は同9.7%減の2800万トン、民需は同3.6%増
   の2900万トンに

    
1971年度の統計開始以来、初めて民需が官需を上回
    る

・住友大阪セメントが2006〜2008年度中期経営計画を策
 定
  
2008年度の国内セメント需要は5300万トンと想定
・石灰石鉱業協会の2006年度石灰石需給見通し
  
国内出荷は前年度比1.6%減の1億6310万トン
   
生産量も同1.8%減の1億6150万トンと3年ぶりに減
   少に転じる

・製紙連合会の4〜6月期の景況感調査結果
  
紙はやや弱気、板紙は強気な見方に
・神戸市、モーダルシフトシステムの構築と内航フィダーコンテ
 ナ輸送に対するインセンティブ補助制度を創設へ
  
5月に公募開始、2007年3月以降に補助金交付の予定
・韓国・アシアナラインが東京・青海/韓国航路にRORO船2隻
 を運航
  
「フェリーきりしま」と「第8有明丸」を改造して投入
・九州運輸局がまとめた12月の海上輸送
・「海と船と港の物語」(23)
 
 「赤い靴といい爺さん」A
【4面】 ・全日本トラック協会が「原油高時代をどう乗りきるか〜物流を
 中心に検証する〜」とシンポジウムを開催(3月14日)
  
神奈川大学の齋藤教授、社会的規制(安全)の崩壊を懸念
  全ト協の豊田専務理事、軽油22円高で4000億円の負担
  増
   
4月15日23時30分からNHK教育テレビの「土曜フォー
   ラム」で放映

・物流連、国土交通相と文部科学相に「初等・中等教育におけ
 る物流の扱い」で要望書を提出(3月27日)
  
2006、2007年度の学習指導要領の改訂にあたって
・九州地区の12月の船員有効求人倍率は0.47倍に
・豊肥日通作業が解散、4月1日から精算準備を開始
《資料》全国内航輸送海運組合・鉄鋼船委員会の「鉄鋼内航
 物流の実態調査」・製品関係資料
【5面】 ・国土交通省が3月23日に部門間兼務検討部会を開催
  
「船舶職員法上の法定職員間兼務を実施していくことが適
  当である」との結論に
   
平成18年度の早期からの実施へ
・改正省エネ法のパブリックコメント、募集に31件、当局は考
 え方を示す(3)
  
輸送事業者の判断基準関係
・SEA JAPAN 2006の主な舶用メーカーの見どころ
  
渦潮電機、神奈川機器工業、島田燈器工業、大晃機械工
  業、ダイハツディーゼル、トキメック、ナカシマプロペラ、日
  本油化工業、日本無線、原田産業、阪神内燃機工業、日
  立ニコトランスミッション、古野電気、ムサシノ機器、ヤンマ
  ー
・中小型造工も経営革新事業を新たに5か年計画で実施へ
  
4月6日締切りで事業参加者を募集
   
高度化融資制度での無利子融資の活用が可能に
・物流連、「新時代の物流―早稲田大学寄附講座講義録集」を
 刊行
  
早大寄附講座開講10周年を記念して
・鉄道・運輸機構の今村造船所跡地・設備の一般入札結果
  
造船関係事業者が落札か
・関東運輸局が港湾運送事業の譲渡譲受で2件を認可
・青峰海運の本社事務所が移転
【6面】 ・国土交通省海事局の「内航船舶の代替建造促進に関する懇
 談会」がアクションプランを策定(3月29日)
  
ビジネスモデルなどの諸施策の行動計画を示す
   
具体的な実施スケジュールも盛る
・「このひとに聞く」
  
近く4隻の増強を図る
   
井本商運社長 井本隆之氏
・1〜3月期の内航燃料油価格交渉
  
C重油は950円アップの4万7800円で決着
   
A重油は300円アップの5万7800円に
・内航輸送組合・鉄鋼船委員会調べの2005年上期の鉄鋼内
 航輸送実績
  
輸送量は前期比4%増の2371万4000トン
  
 製品は0.2%増の1217万5000トン
   半製品は13.1%増の753万9000トン

・平成17年度の船員就業フェアの開催結果
  
52名が採用もしくは内定に

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業





阪神ポンプ製作所 旭タンカー

 

東海地区曳船協議会

 

SEA JAPAN 2006 赤阪鐵工所