平成18年(2006年)5月22日付 第1946号 |
【1面】 | ・内航総連による船員の実態調査中間報告 団塊世代の年金世代移行を懸念 ピーク年齢は57歳が最多 国土交通省の船員調査、23年連続の減少に歯止め ・「17年度の内航を振り返る」(中) 燃料油の高騰は運賃への転嫁を 代替建造の促進が生命線に ・上野トランステックの用船料が7〜8%アップで決着 ケミカルタンカーは約5%のアップに ・国土交通省、6級海技士資格取得で乗船履歴5年以上に係 る養成講座を実施へ 実施は6月以降の予定 ・内航総連の平成18年5月期建造等申請 5月19日現在で貨物船19隻、油送船12隻が申請 |
【2面】 |
・国土交通省と経済産業省、平成18年度グリーン物流パート ナーシップ推進事業の1次募集結果を公表 モデル事業10件、普及事業40件の推進を決定 ・グリーン物流パートナーシップ推進事業の2次募集を開始 募集期限は7月14日まで ・日本鉄鋼連盟の4〜6月期の鉄鋼需給動向 粗鋼生産は前年同期比4.2%減の2775万トンを想定 ・栗林商船の2006年3月期連結決算 売上高は4.7%増の470億3600万円 経常利益は10.5%減の7億6800万円 ・新和内航海運の2006年3月期連結決算 売上高は23.6%増の112億4300万円 経常利益は59.3%増の8億300万円 ・東海運の2006年3月期連結決算 売上高は3.3%増の384億6200万円 経常利益は15.8%増の19億400万円 ・青木マリーンの2006年3月期単独決算 売上高53.1%増の245億9600万円 経常利益は72.1%減の6600万円 ・日本長距離フェリー協会がまとめた2005年度の輸送実績 トラック航送台数は前年度比1%増の152万1858台に ・九州運輸局が物流施策推進要綱を策定 グリーン物流の強化に努める ・日本通運の2005年度の内航海上輸送サービス取扱実績 12フィートコンテナ換算で1.1%減の39万465個に トレーラー台数は10.3%増の3万3601台 ・東海地区曳船協議会が5月22日に定期総会を開催 ・内航総連、RORO船「第一有明丸」の航路変更を公示 ・内航総連の外部委員会委員 ・訃報 樺沢正雄氏(第一中央汽船社友、元同社会長、社長) |
【3面】 |
・《特別企画》船員派遣事業の1年を振り返って=村上玉樹・ 国土交通省海事局船員政策課長 現在と今後の課題を考える 船員派遣事業の広範な利用に期待 現在までに101事業者が許可を取得 船員派遣事業の状況 内航海運関係は70事業者が取得 派遣船員の延べ人数は内外合わせて382人 船員派遣事業導入の目的 船員の労働保護と円滑な異動の保障が目的 事業許可の運用 派遣元の責任を確認 訓練講習なども要件に フォローアップ体制 許可済みの事業場の監査を定期的に実施 適正な実施運営を指導 法令の遵守状況 監査の徹底で是正指導も 第1回監査結果は軽微事案が24事業者のみ 派遣料金は船機長で月額70〜90万円が最多 一航士、一機士でも70〜80万円に 雇用統計と船員不足の状況 有効求人倍率は平成17年度に急上昇 中国運輸局管内の職員で3倍を越す 高齢化する船員 45歳以上が62%を占める 10年後には構造的な不足が到来 船員教育機関の状況 新規供給源として4割を占める海員学校が「海技教育 機構」として4月からスタート 新たな対応 6級海技士講習は対象範囲を拡大 陸上から海上への労働力の移転が鍵 終わりに 内航企業の計画的な採用などを望む 相互連携・情報交換に期待 |
【4面】 |
・《投稿》日本内航船員の「三大魅力」で原点と提案(上) 表題の三大魅力(賃金・休暇・女)とは何か 舶来思想の自由は「身勝手」な思想である カボタージュ規制は日本民族の生命線、行政の使命 ・北海道運輸局の1月の貨物輸送の動き 内航海運取扱量は前年同月比5.2%増の357万6000 フレートトンに ・四国運輸局の2005年10〜12月の運輸の動き 有効求人倍率は0.86倍に増加 ・内航総連が一般臨投27隻、空港臨投6隻を認定 ・平成18年3月、4月期の船殻処理完了船 海外売船11隻、1万4231対象トンを公表 ・ブルーハイウェイライン西日本が宮崎港の寄港を見送る 燃料油価格の高騰で寄港を断念 ・宮崎カーフェリーが早期希望退職者を募集 陸上社員約20名、海上社員約80名が応募 ・日中海運輸送協議会がまとめた3月の日中間コンテナ貨物 輸送実績 |
【5面】 |
・日本舶用工業会、日本財団助成事業を確定 製品開発活性化のための支援事業など 助成金総額は1億8570万円、基盤整備助成金は7390 万円に ・リサイクルポート推進協議会が平成18年度総会を開催 末吉興一会長「積極的活動の展開を継続」 森川雅行国土交通省港湾局環境整備計画室長「循環型社 会の形成で努力を」 ・海上保安庁、5月12日に「海上保安の日」祝賀会を開催 北側一雄国土交通大臣「任務の重要性の普及を」 ・大阪市の2005年度モーダルシフト補助制度 システム構築に対する6件の事業に補助金を交付 ・ナカシマプロペラ、ベトナムに新工場を建設へ 欧米向の小型船舶用のプロペラで 玉島工場も生産効率が30%アップ ・日本船主協会と内航総連がILO海事労働条約でセミナーを 開催 5月22日の東京地区を皮切りに全国4か所で ・2005年度の新造船竣工量は過去最高を更新 前年度比36%増の1718万総トンに ・日本造船協力事業者団体連合会が5月11日に第35回通常 総会を開催 会長に丸本智氏(江波鉄工会長)が就任 副会長には中田勝喜氏(日電社長)と山口謙吉氏(大丸工 業社長)が就任 ・トキメックの2006年3月期連結決算 船舶港湾機器事業の売上高は12.5%増の85億7800 万円 営業利益は95.8%増の39億円に ・国土交通省、中小型造工、日舶工、船舶品質管理協の3団 体会長による懇談会を設置へ ・日本長距離フェリー協会がまとめた3月のトラック航送台数 ・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定 ・「海と船と港の物語」(28) 怨みの出口がない海 |
【6面】 |
・外国人船員導入の是非を聞く 否定論が多いが、並行的な議論の要請も 内航元請企業の代表者の意見 鶴見サンマリン・広岡兼次社長 「日本人確保を最優先すべき」 上野トランステック・上野善COO 「外国人導入は短絡的な感も」 J-SHIP・小池英樹社長 「養成機関の設置で導入も一策」 昭和油槽船・鳥飼万歳喜会長 「導入には反対、職場の改善が急務」 ・「近海船分野で躍動する企業」 マーケットは徐々に改善へ 川崎近海汽船不定期船部長 杉本利文氏 ・星野海事局長の定例会見(5月19日) 第4回内航海運活性化小委員会で課題の論点整理を行う 新塗装基準の適用は2008年7月以降に ・国土交通省の杉山篤史政策統括官の定例会見(5月16日) グリーンパートナーシップ会議の会員数が2543に ・新和内航海運の株価が乱高下 1日で4倍の値上がりに ・海事局、6月8日に第1回「海上ブロードバンド通信の有効活 用に係る研究会」を開催へ 新技術の開発と実用化促進施策の具体化の一環で ・荒木武文川崎近海汽船社長、日立/北九州日明航路は将来 は4隻体制でデイリー運航を語る |
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《有力船員派遣事業者》
《特別協賛》 日本船舶管理者協会
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