「内航海運新聞」ニューストピックス

平成18年(2006年)7月31日付 第1956号
【1面】 ・内航総連の内航燃料油価格高騰の運賃転嫁状況調査結果
  
全体の59%が不満足と回答
   
転嫁率は51%も改善率低い
・「持続可能な産業の構築を」
  
冨士原康一海事局長が初の定例会見
・平成18年度から24年度までの船齢16年超船
  
1848隻、270万9970対象トンに
   
隻数で43%、対象トン数で49%を占める
・全内船が日生で常任理事会を開催(7月25日)
  
平成24年度まで現行の価格漸減方式を維持
   
未交付の94億円については納付金と基金からの捻出で
   対応を

    
当局へは平成20年度予算で要求を
・他の4組合も提案を提出へ
【2面】 《特別寄稿》内航船舶の代替建造推進につなげよう「船舶の
 標準化」―鉄道・運輸機構技術支援部長 田中護史氏
  
船舶の標準化での留意点を考察
   
はじめに
   戦時標準船
   鉄道・運輸機構における標準化の検討
   749総トン型白油タンカーの船型開発
   標準化の目的
   標準化とは
   標準化にあたって
   おわりに
【3面】 《寄稿》コンピュータシステムの利用で情報の共有化を
  
コンピュータシステムを使った協業化・グループ化の構築
   
シビルソリューションズ社長 三好邦輔氏
    
1 運航船舶の建造・保守整備・修繕の情報伝達
     
修繕・人件費のコスト削減
    
2 船員の管理の情報、船員の給与計算
     
採用、配乗スケジュール・雇用船員の情報など
    
3 内航船社間の情報の交換・伝達
     
電子メールと電子会議など
    
4 グループ内で蓄積された情報の活用
・内航総連の外部委員会委員
【4面】 《資料》環境安全委員会が内航総連理事会に報告書を提出
  
安全管理規程の見直しなどで報告
   
T IMO関係専門委員会関係
    
1 安全管理規程について(運航管理規程の見直し)
     
1)経緯
     2)国内貨物課との意見交換での主要な内航航意見と
      確認事項
     3)今後の内航総連対応について

    
2 損傷時復原性要件の国内法取り入れについて
     
1)内航船舶への新損傷時復原性の基本的な考え方
     2)内航船舶への適用の考え方
     3)IMO関係専門委員会の補足

    
3 トカラ列島と奄美大島間の航行区域に関する検討会
     の開催

     
1)経緯
     2)トカラ列島と奄美大島間の航行区域に関する検討
      会の設置
     3)内航総連の今後の対応

・内航総連の外部委員会委員
《資料》暫定措置事業に係る認定状況(平成10年5月〜平成
 18年3月31日)
《資料》平成18年3月31日現在の引当資格台帳集計
【5面】 ・国土交通省、船員労働災害防止優良事業者(一般型)認定制
 度の創設で通達
  
今年度の募集期間は9月10日から10月20日まで
・四国開発フェリーの「おれんじホープ」がシップ・オブ・ザ・イヤ
 ー2005を受賞
  
瀬戸内海航路最大級のモーダルシフト対応型旅客フェリー
   
準賞と技術特別賞には地球深部探査船「ちきゅう」
・IMOの第52回航行安全小委員会(NAV52)でE―ナビゲーシ
 ョン戦略を検討
  
最新技術の活用で航海の効率と安全性の向上を
・檜垣幸人今治造船社長が記者会見
  
2005年度は67隻、320万総トンを建造してグループ売
  上高は2300億円に
   
2006年度も70隻程度の建造の予定も、為替や資機材
   の値上がりで厳しい見方

・建設資源広域利用センターの広島港向け残土輸送
  
JFE物流、若築建設、昭栄海運JVが落札
・三和ドックが「海の日」海事関係功労者で大臣表彰
  
統計調査関係部門で7月20日に表彰
・川崎近海汽船と三菱化学物流の茨城・日立港/北九州・日明
 港航路
  
8月2日から2隻体制で週3便運航
・大型カーフェリー労務協会と全日本海員組合が船員政策協
 議会を開催(7月25日)
  
船主側、2007年3月31日をもって解散を正式通知
  組合側、解散については再考を強く求める
・阪神内燃機工業が第11回舶用技術フォーラムで船舶用生
 ゴミ真空乾燥式減容処理システム「e-ドライ」の開発を発表
  
稼動中の内航タンカー船に設置して高い評価を得る
・国土交通省の7月10日〜21日付人事異動
・トラックニュース
 日通総研の2006年度自動車輸送の見通し
  
前年度比1%強の増加で18億6500万トンに
 全日本トラック協会、安全性優良事業所は1万事業者を突破
 か
・「海と船と港の物語」(35)
  
女性形と男性形の海
【6面】 ・公正取引委員会の下請取引改善協力委員会報告書
  
原油価格や原材料費の高騰でコストを転嫁できず経営難
   
勧告案件の公表は下請法の普及・啓発に効果
《投稿》暫定措置事業をめぐって投稿2題
  
理不尽な当局の要請案
  荷主の協力が不可欠
・内タン組合が石油連盟と内航連絡会を開催(7月26日)
  
船員労働環境の課題でワーキンググループを設置へ
   
代替建造と船員問題で相互理解を図る
・国土交通省、船員中央労働委員会総会に船員の最低賃金
 で諮問(7月21日)
  
9月答申、10月末に公示予定
・栗林商船がRORO船「神泉丸」と「神瑞丸」を増トン改造へ
  
シャーシの積載能力を50〜60台増加
・鶴見サンマリン、「鶴秀丸」を浜崎海運に売船
  
浜崎海運は近く、代替建造を予定
・国土交通省、第12回独立行政法人評価委員会鉄道・運輸
 機構分科会を開催(7月27日)
  
平成17年度決算などを審議
   
平成15年の発足以来、初めて未収金が減少と報告
    
債務超過額は前年度比79億円の縮小
・内航総連、平成18年7月期建造等申請を締め切る
  
貨物船19隻、油送船9隻が申請
   
差引建造等納付金は15億9870万7450円に
・川崎近海汽船が恒例の業界紙記者懇親会を開催(7月24
 日)
  
6月に2代目の「ほくれん丸」が就航、7月末には「第二ほく
  れん丸」も就航へ
・デュカムの本社事務所が移転

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業





山中造船 大晃機械工業 島田燈器工業

 

渡辺造船所 シビルソリューションズ