平成18年(2006年)8月14日付 第1958号 |
【1面】 | ・4〜6月期の荷動き、貨物船5%減、油送船は10%減に 8月からは輸送需要は回復に向かう ・社説「経営者意識調査結果を分析」(上) 外国人船員の導入はオペの6割強が要請 平成19年度運賃改定要求は8割強 ・国土交通省が重点施策を公表 船舶管理会社を活用したグループ化で予算要求の方向 ・海事局、平成19年度予算概算要求で「船型等の標準化」に 係る予算要求を検討 11月か12月には第1回検討会を開催へ ・紙パと油社側がC重油3850円アップでの決着を受けて8月 29日の交渉で決着か 4〜6月期の内航燃料油価格交渉 A重油6万1300円、C重油5万1650円になる見通し ・長距離フェリー船社、10月から燃料油価格変動調整金を値 上げへ C重油価格5万円台突破で動く |
【2面】 |
・国土交通省、10月1日から運輸安全マネジメント評価実施 体制へ 陸海空の輸送の安全に関する義務づけを強化 ・国土交通省の運輸安全マネジメント評価 「事業者自らが積極的な取り組みを」 杉山篤史・運輸安全政策審議官が会見で語る ・川崎近海汽船の第1四半期連結決算 売上高87億2800万円、経常利益6億8000万円 ・新和内航海運の第1四半期連結決算 売上高33億2000万円、経常利益9900万円 ・第一中央汽船の第1四半期連結決算 売上高257億円、経常利益23億8300万円 中間期・通期業績予想を上方修正 ・兵機海運の第1四半期連結決算 売上高34億1700万円、経常利益5400万円 ・青木マリーンの第1四半期単独決算 売上高27億7300万円、経常損失2400万円 ・商船三井のフェリー・内航事業 売上高119億円、経常損失4億円 ・飯野海運の第1四半期連結決算 売上高186億7100万円、経常利益27億6900万円 中間期・通期業績予想を上方修正 ・RORO型一般貨物船「豊徳丸」が三菱重工・下関で進水 船主・日徳汽船、運航・トヨフジ海運 11月の就航で4隻の同型船が出揃う ・センコー、一般貨物船の「扇翔丸」が就航 中国の南通港閘船舶制造有限公司で建造 ・近海郵船物流が営業部門を強化 営業部門を定航部、定航マーケティング室、東京営業部に ・シャトルハイウェイライン、「しゃとる よこすか」と「しゃとる おおいた」の限定近海資格を取得へ 近く航行区域資格変更工事を実施 ・日鐵物流が執行役員制度を導入 機動的な経営の意思決定を図る ・北海道発着の内航実入りコンテナ取扱量が激減 北海道運輸局がまとめた4月の貨物輸送の動き ・内航総連の外部委員会委員 |
【3面】 |
・《特別企画》船どころ「日生地区内航船主」の切実な訴え 船員問題などの当面課題で座談会 適正用船料の確保が難題解決の根幹 甲子汽船社長 川橋利明氏 日生海運社長 田上雅敏氏 丹羽汽船社長 丹羽昌弘氏 照栄汽船社長 中原達也氏 栄宝汽船社長 松井 智氏 用船料の改善動向 アップ分は船員費で消えた 遅れを取ったケミカルタンカー船主 今後の用船料改善戦略 もう一段の減船対策を ノーと言える勇気こそ肝要 船員問題の現状と要望について 船舶管理会社への気運発生 制度改革で労働環境改善を グループ化などの問題について 発展させたい船舶管理会社 船員確保などで時代の流れを認識 暫定措置事業と行政側への要望 長期展望の中で早期解決を 甲機両用が認められる体制構築も |
【4〜6面】 |
・《アンケート》内航海運業者の経営者意識「内航市況と重要課 題をオペ・オーナ100社に聞く」 最大課題は船員問題への対応 オペレーター編の調査結果 運賃の動向について 約6割が運賃値上げを断行 油送船業界はいまだに交渉中 採算に乗るための運賃は あと5〜10%が36% 10%以上が55% 平成19年度運賃改定交渉について 82%のオペレーターが要求へ 考えていないは6% 平成18年度での用船料改善問題 用船料は値上げしたが69% 据え置きと交渉中は31% バンカーサーチャージ制度 荷主との締結社は40% 転嫁できず困っているが36% 燃料油価格高騰分の転嫁状況 一部転嫁で不満足が68% 完全に転嫁できたのは10%のみ 代替建造の促進について 現行運賃などでは無理が74% オーナー自身の判断では26% アクションプランで代替建造は進むか 促進されると思うのは4%のみ 運賃・用船料の改善が76% オーナーのグループ化問題 「進まない」と「分からない」が拮抗 今度こそ進むは8%のみ 市場原理は働いているのか 形成されているは8%のみ 市場原理は働かずが53% 代替建造が進まない要因は 運賃などの長期低迷が52% 次いで船価の大幅上昇が21% 船員不足問題について すでに不足が58% 船員法の改正後に船員不足が加速 外国人船員の導入問題 条件付導入が65%を占める 導入に絶対反対は31% カボタージュ規制問題 絶対に堅持は47% 全面的な規制緩和は4%のみ 暫定措置事業の現状について 今後の運営を困難視が46% 絶対に継続すべきも32% 今後の基本的対応策は 国の支援で解決をが52% 自己負担での対応は4%のみ 組合の再編問題 76%が再編の必要性を認める 現行のままでの運営は18% オーナー編の調査結果 平成18年度用船料の動向 値上がりしたが74%に達する 交渉中で据え置きも20% 採算に乗る用船料は 15%以上が50%を占める 5〜15%も50% 秋口の要望は 要望するが87% 平成19年度用船料の改定交渉は 船員問題を全面に決行が79% 一般の経済情勢をみてが21% 代替建造促進問題 コスト負担は無理が78% オーナー自身の決断でが20% アクションプランについて 代替建造が進むは10% 標準運賃・標準用船料などの設定が60% オーナーのグループ化などの問題 今回も進まないが55% 今後の成り行きでが35% 市場原理問題 70%が働かないと回答 どちらともいえないが24% 代替建造の阻害要因 用船料の低迷に起因が49% 次いで船価の上昇が23% 船員不足問題 70%が船員不足と回答 外国人船員の導入に反対は53% カボタージュ規制問題 絶対に堅持が68% 暫定措置事業の現状について 絶対に継続すべきは43% 国の支援で解決をが47% 未交付者への対応 予算枠の拡大でが46% 賦課金徴収による解決は3%のみ 組合の再編問題 オペレーター同様に86%が要望 オペレーターとオーナーの二極化組織が68% |
【7面】 |
・田渕海運が世界最大級のプロピレンオキサイド積載ケミカル タンカーを建造へ 中東からアジア向けの1万9500重量トン型 2008年8月に福岡造船で竣工予定 ・「海事レポート」造船業・舶用工業編より(2) 〈舶用工業編〉 当面、高水準の創業が継続 ・大阪市がモーダルシフト補助制度の2次募集で2件の補助金 の交付を決定 ・日本財団の造船関係融資 第1回設備資金貸付で26件、55億3540万円を決定 貸付実行予定日は8月23日 ・日本無線が新型15インチカラーレーダを発売 中小型船舶向けに開発 ・長距離フェリー協会がまとめた6月のトラック航送台数 ・本田重工業の協力会が日本造船協力事業者団体連合会に 入会 所属事業者は14社、従業員約150名で構成 ・内航総連がRORO船2隻の寄港地変更で公示 泉汽船の「つるが」と「みやらび」 ・旅客フェリー船社が関東/九州航路の開設を検討か ・赤阪鐵工所の第1四半期連結決算 売上高30億8800万円、経常利益1億7000万円 ・日本無線の第1四半期連結決算 売上高207億3400万円、経常損失1億500万円 ・トラックニュース 日通総研、7〜9月の日通総研短観まとめる 運賃水準の引き上げ圧力はさらに強まる |
【8面】 |
・内航総連、船員保険の一般陸上保険への統合で社会保険 庁などに陳情 1000億円を超す内航への負担に反対 ・「共有建造制度をより使い勝手のよいものに」 鉄道・運輸機構理事長代理 森田好則氏 ・ケミカルタンカーのオペレーターが運賃交渉を必死に展開へ 当面は燃料油価格アップ分の確保を求める ・内航総連の7月期解撤等交付金申請 19隻、3万4312対象トン、13億2680万円が申請 ・解撤等交付金認定船で5036対象トン、1億7344万5300 円が取り下げ 未交付金は91億9179万1475円に減少 ・国土交通省の船員就業フェアin IMABARI(9月9日) 21社の参加事業者を決定 第3回は10月13日に宮城県気仙沼市で開催 ・国土交通省、平成18年度第1四半期の船員法等関係法令 違反船舶所有者2件を公表 ・北海道運輸局がまとめた4月の貨物輸送の動向 |