平成18年(2006年)9月4日付 第1960号 |
【1面】 | ・国土交通省海事局の平成19年度概算要求 「安全な海上交通の確保」で1億2600万円 「内航海運の構造改善に関する調査」では1300万円 ・社説「中小造船所の現状を探る」(上) 手持ち工事量は1年から2年に回復 内航船建造専業造船所は30社に微増 1 中小造船所の受注状況 2 内航船舶の建造可能な造船所 ・国土交通省海事局、平成19年度組織・定員要求で「安全政 策室」の新設を要求 運輸安全マネジメント評価施策への対応で ・4〜6月期の内航燃料油価格が決着 A重油は3400円アップの6万1200円 C重油は3850円アップの5万1650円 7〜9月期もさらなる値上げが予想される |
【2面】 |
・羽田空港新滑走路建設工事の着工は来年2月頃か 漁業補償交渉の難航で大幅な遅れに ・鳥飼環境安全委員長に聞く「安全管理規程のひな形を5組合 宛に送付」(上) 企業の責任が問われる安全管理 ・上野トランステックがCSRレ(企業の社会的責任)ポート2006 をまとめる 業界品質bPを目指す ・川崎近海汽船の八戸/苫小牧航路 リベラの「べにりあ」と「べが」の2隻を12月から定期用船 「フェリーはちのへ」の共有分を買い取り11月30日で共 同運航を解消 1日4便の運航体制でサービスを倍増 ・リベラの他の航路の動向が注目 八戸/苫小牧航路からの運航事業の撤退で ・日本マリン、貨物の輸送増で499総トン型貨物船を増強 ・日鐵物流、さらなる企業発展に挑戦 中国・東南アジアを中心とした近海船輸送を拡大へ ・商船三井内航が10月1日付で環境安全管理室を新設 安全運航の徹底と海洋・地球環境の保全で ・国土交通省、9月の船員労働安全衛生月間の実施で周知 一般型優良事業者認定制度の推進にも努める ・大型カーフェリー労務協会が9月5日に政策委員会を開催 解散後の対応について検討 ・中小造工が鉄道・運輸機構との連絡会を開催(8月30日) ・飯野海運の9月1日付人事異動 ・全日本海員組合の9月1日付人事異動 ・三菱化学物流の10月1日付人事異動 |
【3面】 |
・《資料》平成18年度海事レポートより抜粋 第4章 海上安全・保安の確保と環境安全 1 海上安全の確保対策 (1) 船舶の安全性の確保 (2) 資格制度等による安全な航行の確保 2 保安の確保対策 (1) 国際船舶・港湾保安法 (2) 船舶の保安対策に関する検査 3 環境の保全対策 (1) 船舶による環境汚染の防止のための国際規制への 取り組み (2) バラスト水管理に関する国際規制への取り組み (3) 船舶による油濁問題への取り組み 4 アスベスト対策 (1) 政府としてのアスベスト問題に係る対策 (2) 船舶へのアスベストを含む材料の使用禁止 (3) 船員におけるアスベスト対策 5 ポートステートコントロール (1) PSCの現状 (2) 地域協力におけるPSC ・「3大消費地への紙・板紙輸送」モーダルシフト化率は80% 以上(下) 3大消費地への輸送は海運が6割弱 4 距離帯別輸送機関別輸送トン数分担率 5 モーダルシフト化率 6 輸送トンキロ 7 トン当たり平均輸送キロ 8 各消費地への輸送手段(輸送機関別輸送トン数分担 率) 9 品種別の輸送手段 10 各社のコメント(輸送量の増減要因などについて) ・「海と船と港の物語」(38) 「優れ者の海辺の植物」 |
【4面】 |
・国土交通省、国際物流パートナーシップ会議幹事会の下に4 つのワーキンググループ設置へ 尾澤克之・政策統括官付政策調整官 ・国土交通省、9月9日開催の今治での船員就業フェアへの参 加企業21社の求人内容を公表 ・RORO船「ろーろーえりも」に数社が用船を検討 ・日本舶用機関整備協会の討論の会合・行事予定 |
【5面】 |
・海上保安庁、平成19年度概算要求で前年度比12%増の 1998億9800万円を要求 巡視船艇・航空機の代替整備に重点化を図る 増員要求では海上保安署等巡視艇乗組員180名の増 員も要求 ・厚生労働省、労働安全衛生法の改正で9月1日からアスベス トの使用を全面禁止 造船や舶用工業界などにも周知徹底を呼びかける ・国土交通省、政策統括官関係の平成19年度概算要求 国際物流競争力の強化で8500万円 倉庫用建物等に係る特例措置の2年延長も要望 ・九州運輸局が第1四半期の造船実績をまとめる 6月末における手持ち工事量は前年度同期比12.5%増 の1106万5000総トンに ・四国運輸局と経済産業局、第3回グリーン物流パートナーシ ップ推進協議会を開催(8月22日) 普及事業の2次募集で讃州倉庫と香川松下電工を審査 ・渡辺造船所、隣接するブロック製造専門工場の長期借用契 約を締結 3000トン船台を5000トン船台への拡張に対応整備 ・ダイハツディーゼルが会社設立後40年で3000万馬力のエ ンジン生産を達成 ・国土交通省港湾局の平成19年度概算要求 港湾関係事業費で5972億円を要求 要求の柱はスーパー中枢港湾プロジェクトの推進 ・三浦造船所の夏休み企画 「子供が来賓」の進水式を挙行(8月19日) 次代を担う子供たちに物造りのすばらしさを伝えるために ・トラックニュース 全日本トラック協会、平成19年度税制改正要望を協議 緊急要望として軽油引取税暫定税率7円80銭の一次凍結 を求める 全日本トラック協会が週刊ポスト誌に抗議 無保険トラックは事実無根 |
【6面】 |
・船主連絡協議会幹事会、9月287日に拡大会議を松山での 開催を決める 適正コストとは200〜300万円の乖離 ・「暫定措置事業について引き続き関係者と議論を」 国土交通省海事局内航課長 大塚洋氏 ・国土交通省、平成19年度組織要求で政策統括官付を物流 3参事官体制を要求 ・国土交通省、11月22日に福岡市で船員就業フェアを開催 参加事業者20社の募集を開始 ・貨物船市況、一般船の稼働率は悪い 鋼材輸送船はフル稼働状態 ・国土交通省海事局の平成19年度税制改正要望 船舶の特別償却制度の延長なども盛り込む 外航海運のトン数標準税制の創設なども要望 ・内航RO船社と長距離フェリー船社、10月からの燃料油価格 変動調整金の値上げに理解を求める 燃料費の売上高に占める割合は6割から7割に |