平成18年(2006年)9月18日付 第1962号 |
【1面】 | ・暫定措置事業の見直しで内航総連理事会、平成24年度まで 現行漸減方式を堅持 内航海運安全油濁公害防止協会と内航海運安定基金を 統合へ ・社説「中小造船所の現状を探る」(下) 建造促進のカギは適正運賃などの確保 中小造船は大型船化への対応を急げ 5 未だに杜撰経営が続く中小造船 6 建造商談の不発要件 7 建造促進へのカギは適正運賃・用船料の確保 ・内航総連が国土交通省に鉄道・運輸機構の共有条件の見直 しで要望 経済産業省へは中小公庫の特別貸付制度で要望 ・国土交通省、重油価格の高騰による影響調査結果 内航海運業は年間約560億円のコスト増 長距離フェリー業界は年間約190億円のコスト増 運賃への転嫁割合は約50% ・鉄道・運輸機構の平成19年度概算要求 内航貨物船の建造予算は前年度比12%増の224億円 共有建造量見通しは同11%減の4万880総トン |
【2面】 |
・《資料》暫定措置事業に対する各組合の意見(論点整理) ・内航総連、平成18年7月期建造等申請で27隻、2万6056 総トン、5万2913対象トンを認定、1隻を保留 差引建造等納付金額15億8842万6050円の見込み ・大型カーフェリー労務協会が来年3月末の解散を再確認 |
【3面】 |
・10月1日からスタートする運輸安全マネジメント評価制度 杉山篤史・国土交通省大臣官房運輸安全政策審議官が安 全管理体制の構築に向けた国の取り組みで基調講演 公共交通等の安全に関するシンポジウムで(9月5日) 運輸安全マネジメント評価の経緯など 公共交通に係るヒューマンエラー事故防止対策検討委 員会の最終取りまとめ 運輸の安全性向上のための鉄道事業法等の一部を改 正する法律 運輸安全マネジメント態勢構築に係るガイドライン等検 討会について 運輸安全マネジメント態勢の内容と留意点 運輸安全マネジメント評価の実施体制 新たな運輸安全マネジメント評価の実施イメージ 安全管理規程に係る報告徴収等の実施に係る基本的 な方針 最後に ・「海と船と港の物語」(40) 「135年前の使節団」 |
【4面】 |
・《資料》物流連が物流教育に関する意識調査結果をまとめる 荷主の要求に十分な対応できず(下) 物流業界は提案できる人材が不足 ・《投稿》「日本型・社会経済の復活を望む」 弱肉強食思想を排せ |
【5面】 |
・国土交通省の持永秀毅・運航労務課長に運輸安全マネジメ ント制度とILO海事労働条約の国内法制化などへの取り組 みを聞く 運輸安全マネジメント制度の導入 ILOの海事労働条約の国内法制化 労働契約法制の労働時間・法制 ・国土交通省、内航総連などに海上運送法と内航海運業法の 一部改正で通達(9月8日) 運輸安全マネジメント制度の導入で周知を図る ・国土交通省海事局が9月19日に船員に係る労働契約・労働 時間法制検討会を開催 引き続きILO海事労働条約国内法制化勉強会も開催 ・中国運輸局が原油価格高騰で経済団体などに要請 交通運輸業界の窮状に理解を求める ・北海道運輸局が運輸安全マネジメント推進本部を設置 運輸安全マネジメントの円滑な導入と運輸安全マネジメント 評価の的確な実施で ・造船技能開発センター、機関仕上げ(整備編)専門技能研修 を実施へ 10月2日から6日までヤンマーのテクニカルトレーニングス クールで ・同じく因島技術センターではぎょう鉄専門技能研修(初級)を 実施へ 地域外の造船事業所などの技能員向けの募集枠を設ける ・JFE商事造船加工がブロック一貫加工拠点を設立 日立造船の向島西工場の敷地や設備などを活用 来年初より生産を開始へ 協賛企業:備後海運、鐵萬商事、昭栄産業、青木鉄 工、イワキテック、福山重機 ・日本長距離フェリー協会がまとめた7月のトラック航送台数 ・日中海運輸送協議会がまとめた7月の日中間コンテナ貨物 輸送実績 ・日本は供養機関整備協会 の当面の会合・行事予定 |
【6面】 |
・旭タンカーの陸上支援のトライアル結果 将来的に陸上支援体制を拡大へ 船員の労働時間の削減の有効 ・「有力オペ経営者に戦略を聞く」 創造力を高めた経営戦略へ 川崎近海汽船社長 荒木武文氏 ・四宮勲・全海運会長談話 船員問題でNPO法人の設立を要望へ 用船料の改善に全精力を傾注 ・活況の船員就業フェアin IMBARI 内定者5名、保留(結果通知待ち)17名 10月13日開催の気仙沼での船員就業フェア参加企業も 決定 ・平成18年7月期解撤等交付金申請 18隻、3万2212対象トン、13億8584万3100円を認定 未交付金累計は158隻、20万6075対象トン、105億 4607万6075円に ・国土交通省、9月20日に船員教育のあり方に関する検討 会・第2回内航部会を開催 中間整理の課題と論点について議論 |