「内航海運新聞」ニューストピックス

平成18年(2006年)10月30日付 第1968号
【1面】 ・国土交通省、モーダルシフト推進に着手
  
第1回海上輸送モーダルシフト推進検討会を開催(10月
  25日)
   
フェリー・RORO船・コンテナ船を中心とした環境整備
・船主連絡協議会、秋口の用船料改善で貨物船オペ5社、油
 送船オペ8社を訪問中

  オペレーター側の反応は慎重姿勢か
・国土交通省海事局、第2回船員に係る労働契約・労働時間
 法制検討会で労働時間法制に係る海陸の現状を比較
  
労働政策審議会での検討状況なども報告
・望月義夫・国土交通副大臣の就任談話
  
「国民から信頼される運輸行政を進めていきたい」
【2面】 ・国土交通省海事局、内航船舶の海外運航で通達(10月6日)
  
船舶法や船舶安全法などの手続きなく違法に運航する事
  案が散見
・国土交通省の冨士原海事局長の定例会見(10月20日)
  
トン数標準税制の実現に向けて最大の努力を
・セメント海上輸送は船腹不足で港か高稼動状態が続く
  
需要は当初予想より落ち込まず
・内航RORO船と長距離フェリーの運航船社
  
燃料油価格変動調整金(バンカーサーチャージ=BAF)の運
  賃転嫁割合は5、6割で不十分
   
航路の見直しや廃止の動きへ
・海守が第7回流出油災害ボランティアリーダー養成講習会を
 開催へ(11月25日、26日)
  
海上災害防止センター横須賀研修所で
・神戸運輸監理部の姫路海事事務所が11月7日に「1日職
 安」を開催
  
求人情報の提供と職業相談など
・神戸運輸監理部が船員就業PRチラシを作成配布
  
若年求職者の内航船員への就業者の拡大で
・内航船舶輸送統計6月分
  
貨物船は6.2%増、油送船は1.3%減に
・物流連の物流施設見学会に約40名が参加(10月20日)
  
神戸港と神戸空港などを見学
・住友金属物流の人見善敬氏が全国トラックドライバーコンテ
 ストのトレーラー部門で4位を獲得
・「不連続線」 暫定措置事業の糊塗策のゆくえ(下)
【3面】 ・関東運輸局が「安全管理規程および安全統括管理者等に関
 する海事部門の説明会」を開催(10月3日)
 
 川本清治・国土交通省海事局運航労務課次席運航労務監
  理官が説明
   
運航労務課について
   安全マネジメント制度導入の背景
   安全マネジメント制度の概要
   海上運送法および内航海運業法の一部改正の概要
   安全管理規程の作成・届出
   安全統括管理者および運航管理者の選任および解任の
   届出
   輸送の安全に関わる情報の公表
   立入検査(運輸安全マネジメント評価)
   最後に

・「海と船と港の物語」(45)
  
航海安全、商売繁盛の神  
【4面】 ・物流連が第8回物流環境大賞の公募を開始
  
環境施策の一層の推進を図る目的で2000年に創設
・国土交通省、第4回日英海事政策対話を開催(10月13日)
  
トン数標準税制の制度と効果について知見を得る
・IMOの第55回海洋環境保護委員会(MEPC55)
  
海事局がシップリサイクルに関する審議結果をまとめる
   
来年5月に作業部会中間会合開催で合意
・国土交通省が10月30日、31日にILO海事労働条約セミナ
 ーを開催
  
批准に向けての課題などを議論
・近畿地方労働委員会が3業種の最低賃金を据え置きと答申
  
内航・旅客は5年ぶり、漁業は4年ぶりの審議
・横浜市と川崎市、10月1日から曳船運営の改善を実施
  
タグオペレーション業務は横浜川崎曳船が実施
   
曳船配船は船社の指名が原則だが、混雑時は輪番制に
   より配船

・海技大学校児島分校が四級海技士コースの受講生を募集
  
願書の提出期限は12月15日まで
   
受講期間は平成19年1月10日から3月14日まで
・九州運輸局、海事関係のグリーン経営講習会を11月21日
 に福岡市で開催
・鹿児島県の曽於地区3商工会がブルーハイウェイライン西日
 本の大阪/志布志航路存続を決議(10月23日)
  
近く署名活動の実施も
・日中海運輸送協議会がまとめた8月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定
【5面】 ・全日本造船機械労働組合などが10月31日から11月2日ま
 での3日間「造船・下請・アスベストホットライン」を開設
  
被害者や遺族へのサポートと企業補償や船員の被害につ
  いての相談にも対応
・三菱化工機が米国のNEIトリートメントシステムズとバラスト
 水処理装置「VOSシステム」で販売契約締結
  
環境にやさしく、ランニングコストも低いシステム
・造船技術者社会人教育センター、10月21日に大阪大学で
 社会人教育の修了式を開催
  
コースは材料・構造力学、流体力学、力学・運動学、計画
  学、造船工作・生産計画、機関、船体艤装設計、塗装、中
  堅技術者構造設計、中堅技術者性能設計の10コース
・山中造船、499総トン型一般貨物船3隻を受注
  
内航総連の9月期建造等申請で
・本田重工業、170トンジブクレーンを来年8月の稼動予定で
 新設へ
  
ブロック置き場の改修や塗装ブラスト設備の新設も
・新潟造船、11月2日の6000キロ積み白油タンカーの進水
 式を一般公開
  
英雄海運の超低公害次世代船スーパーエコシップ(フェー
  ズU)がいよいよ進水
・古野電気の2006年8月中間期連結決算
  
売上高424億9300万円、経常利益32億9300万円
・ダイハツディーゼルの2006年8月中間期連結決算
  
売上高248億3500万円、経常利益11億3100万円
・トラックニュース
 全日本トラック協会の軽油価格の影響と運賃転嫁結果
  
何らかの転嫁がなされた事業者は34.8%
・全ト協の3PL事業の取り組み実態調査
  
中小トラック運送事業者の47%がすでに取り組み
・第38回全国トラックドライバー・コンテストを開催
 
 日本一に佐川急便西埼玉支店の篠原英之氏
【6面】 ・油送船の運賃改定は厳しい状態
  
夏場に合せた船腹量の対策を
   
夏冬の輸送格差の短縮化進むも、船腹量は依然として余
   剰状態

    
不需要期(夏場)に合せたさらなる減船が必要か
・「有力オペ経営者に戦略を聞く」
  
海陸一貫輸送で業容拡大
   
栗林商船社長 栗林宏吉氏
・船員就業フェアin気仙沼での参加者からの意見
  
今後ともさらにフェアの開催を要望
・中部運輸局が平成18年度上期の船舶監査の実績を公表
  
14隻、1事業場に戒告などの処分
・零細オーナーからの訴え
 
 「実態直視の中で内航行政を」
   
改正法は弱小船主に死ねに等しい
・全日本海員組合、全国大会で大型カーフェリー労務協会の
 解散で徹底論議へ
  
組織の総力をあげた運動の展開を

 

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