平成18年(2006年)11月27日付 第1972号 |
【1面】 | ・船員不足が深刻化、団塊世代が退職年齢に入る 定年延長と若年船員確保へ ・NPO法人日本船舶管理者協会が「アクティヴティ2006」を 発表 安全運航で環境づくり 雇用対策など3項目を提言へ ・国土交通省、IMOの「BLG大気汚染ワーキンググループ中 間会合」の開催結果をとりまとめ NOxにかかる2次規制は2010年から実施へ ・国土交通省、第3回船員に係る労働契約・労働時間法制検 討会を開催(11月17日) 労働政策審議会の検討状況と労働時間法制を巡って検討 次回会合は12月1日に開催の予定 ・鉄道・運輸機構、11月20日付で事業金利を大幅に見直し 金利区分は4区分から8区分に細分化 金利固定型と金利見直し型の併用を導入 |
【2面】 |
・海上技術安全研究所が第2回スーパーエコシップ・フェーズ1 技術支援セミナーを開催(11月21日) 宇部興産海運の今澄敏夫船舶部長が「電気推進セメント 船への期待」で講演 ナカシマプロペラの開発グループの竹田敦課長が「セメント 船の推進器」で講演 ・冨士原海事局長、電気推進船(フェーズ1)の実証実験は年度 内に実施へ 航海訓練所の業務見直しについても今年度中に結論を ・中国運輸局、中国地区内航船員対策協議会などがわが国初 の船員職業セミナーを開催(11月15日) 中国運輸局の奈倉幸夫船員労政課長と冨士汽船の畝河 内毅社長が講演 ・川崎近海汽船と三菱化学物流の茨城・日立/北九州・日明航 路 開設3か月で輸送量が徐々に増加へ ・北海道運輸局がリベラに安全確保で指導 苫小牧/大洗航路の「へすていあ」の旅客負傷・車両損傷 事故で必要な改善措置を求める ・昭和油槽船が2009年に8800重量トン型外航ケミカルタン カーを建造へ 東南アジア/日本、東アジア地域の三国間輸送に従事 ・商船三井フェリー、大洗/苫小牧航路に投入する「ニューれい んぼうべる」と「ニューれいんぼうらぶ」はカジュアルフェリーと 位置づけ ・日本通運が名古屋発タイ・レムチャバン向けと台湾・カオシュ ン向けの海上混載サービスを週1便体制で開始 ・日本通運、岡山県水島港玉島地区に水島国際コンテナター ミナルを来年3月に建設 バンニングセンターと営業倉庫を備え、異なるカテゴリーの 貨物を集約 ・「わが社の新造船」 トヨフジ海運 RORO型一般貨物船「豊徳丸」が竣工 中部/九州航路の大型革新船4隻シリーズの最終船 ・「不連続線」 開かれた6級海技士資格制度 業界内では好評だが一般人の誘致はどうか |
【3面】 |
・《資料》内航総連・環境安全委員会の報告書 1 IMO関係専門委員会関係 2 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係 3 船舶等近代化標準化小委員会関係 4 燃料油ワーキンググループ関係 ・外航中小船主協会が外航オーナーズ協会に名称を変更 ・「海と船と港の物語」(49) 「男の子、女の子」 |
【4面】 |
・鉄道・運輸機構、貨物船の平成18年度地区協議会(東京)で 「JRTT内航船管理システム」なども紹介 JRTT内航船管理システム システムのイメージ システムの概要 システムのメリット システムの導入実績 システムの料金 システム導入の手順 システムの申込み様式 最近の共有船の建造実績 技術調査の報告 平成17年度の技術調査 乗組員数の現状 作業別の乗組員配置 平成18年度技術調査 求められる新技術 ILO海事労働条約 背景 海事労働条約の採択 海事労働条約の概要 今後のスケジュール ・第3回トカラ列島と奄美大島間の航行区域に関する検討会の 検討結果 沿海区域化することが適当であると最終結論 1 背景等 2 検討の概要 気象海象について 避難場所について 海難事故の状況について その他 3 まとめ ・国土交通省海事局、第9回新構造基準検討委員会を開催 (11月13日) IMOの第82回海上安全委員会(MSC82)での目的指向 型新造船構造基準(GBS)策定の対応で |
【5面】 |
・岩元照男・日鐵物流常務執行役員が物流連の横浜国立大 学経営学部寄附講座で講演(11月16日) 役割や位置づけ、船員問題など内航海運が抱える問題で 講義 内航海運の特徴・位置づけ 内航海運事業(者)の実態 内航海運の課題への対応(今後の進むべき方向につい て) 結論 ・「平成21年5月までに開始の裁判員制度を考える」 船員は辞退可能かどうか ・赤阪鐵工所の2006年9月中間期連結決算 売上高60億3800万円、経常利益2億8600万円 ・阪神内燃機工業の中期的な経営戦略 コスト競争力の強化と製品の採算改善に全力で取り組む ・大阪証券取引所、第2部上場の阪神内燃機工業株式を貸借 銘柄に選定(11月27日付) ・日本造船協力事業者団体連合会、2007年度も安全衛生ア ドバイザー相談会の実施を計画 ・日本長距離フェリー協会がまとめた9月のトラック航送台数 前年同月比5%増の13万9202台に ・シャトルハイウェイラインの年末年始運航スケジュール ・古野電気の12月16日付人事異動 ・内航タンカー組合が平成18年度第1四半期の輸送実績を公 表 一般タンカーは前年同期比0.33%増の4210万8615キ ロリットル 特殊タンク船は前年同月比2.17%減の498万3274ト ン |
【6面】 |
・ILO海事労働条約での新基準、居住設備の拡大で内航船に 大きな影響 総トン数の増大で船主経営を圧迫 ・石油元売りの物流部に聞く 船員の安定的確保に期待 コスモ石油物流管理部長 熊沢 潔氏 ・日本鉄鋼連盟がまとめた10〜12月期の鉄鋼需給動向 粗鋼生産は2954万トンと史上2番目の水準に ・第3回トカラ列島と奄美大島間の航行区域に関する検討会 (11月20日) 当該海域沿海区域化に 本年度中を目途に法令を改正 ・海上保安庁、HNS(ケミカル等有害棄権物質)国内体制整備 検討委員会の提言を公表 国内対応体制の早期整備の必要性を提言 ・国土交通省海事局、新6級海技士(航海)課程講習で参考資 料を公表 今年度中に省令などの改正を ・国土交通省、平成18年度第2四半期分の船員法等関係法 令違反の船舶所有者3件を公表 |