平成18年(2006年)12月11日付 第1974号 |
【1面】 | ・やっと繁忙期に入った油送船業界 輸送需要の減退でまだ余剰感も ・海洋基本法研究会、海洋基本法案の素案をまとめる 来年の通常国会に議員立法として提出予定 ・内航総連、今年度一杯で団体損害保険事業を解消へ 現時点では所期の目的は達成 ・第4回船員に係る労働契約・労働時間法制検討会(12月1 日) 引き続いて2法制について検討 12月15日に中間とりまとめ案、1月15日に中間とりまと めへ ・国土交通省海事局、船員派遣事業者の事業場を監査 36事業者のうち11事業者が契約書の記載漏れ 事業開始は23事業者、未開始は13事業者 ・鉄道・運輸機構、現在16隻が申請中 年内に3、4隻を船主決定へ ・今治での船員就業フェアのフォローアップ結果 採用・内定者数が15名に増加 ・船員教育のあり方に関する検討会・第3回内航部会を開催 (12月5日) とりまとめのための論点整理を行う |
【2面】 |
・国土交通省海事局、9月30日現在の任意ISMの取得状況 を公表 仮認定を含む交付数は140社、206隻に ・広島の船員職業セミナーでの畝河内毅・冨士汽船社長の講 演概要 「海にロマンを求める人は内航に」 ・川崎近海汽船の中期的な経営戦略と課題 全船舶の運航効率の向上を図り、業績の維持に努める ・新和内航海運の中長期的な経営戦略 商権の拡大や船隊の拡充などに一丸となって取り組む ・兵機海運の中期的な経営戦略と課題 既存事業の強化と育成で事業の拡大を目指す ・公正取引委員会、外航海運の独禁法適用除外制度ついては 国土交通省の検討を期待と公表 国土交通省は制度のあり方について十分な検討をと表明 ・大型カーフェリー労務協会が12月20日に代表者会議を開 催へ 受け皿となる日本長距離フェリー協会の労務部会の規約な どを審議 ・九州運輸局の8月の船員雇用情勢 有効求人数は前年同月比40人減の305人 有効求人倍率は0.45倍 ・中国運輸局の10月の船員雇用情勢 有効求人数は前年同月比29人減の202人 有効求人倍率は1.13倍 ・商船三井フェリーとバス4社、既存のバス路線とフェリーを組 み合わせた切符「パシフィック・ストーリー」の販売を開始へ 東京駅/札幌間で片道9500円 ・東海運、12月6日で立会外分売を終了 1株426円で80万株を完売 ・エスワイプロモーション・海運事業部が11月30日にグリーン 経営の認証を取得 陸運事業と海運事業がともにクリーン経営推進体制を整備 ・福岡での船員就業フェアの求職者と参加企業の意見 |
【3面】 |
・内航船主連絡協議会、平成18年度秋季オペレーター訪問で の回答主旨をまとめる 大きな成果はみられず戦略転換で来春の改善を目指す ・「全日本海員組合長の退任にあたって」井出本榮 内航も共生する社会の構築を 6年間を反芻して マーケットのない内航海運 成果をあげつつある海上運送活性化3法 カボタージュ規制の緩和と外国人船員の導入問題 輸送構造の構築と供食体制の改善 終わりに |
【4面】 |
・高松勝三郎・オーシャン東九フェリー社長が物流連の横浜国 立大学での寄附講座「フェリー」で講演 市場構造に適合できる経済構造の確立を ・日本海事協会の愛称が「らめーる日本」に決定 3574点の応募から選定 ・九州運輸局の8月の海上輸送量 関門港・博多港の内航船舶取扱量は5か月連続減の195 万7000トンに ・「海と船と港の物語」(51) 「四通八達・南船北馬」A |
【5面】 |
・国土交通省、12月10日から平成18年度年始年末の輸送 などに関する安全総点検を実施 「しない・させない飲酒運転!」をスローガンに ・太平洋学会が「海洋国家日本の進路―日本の海洋政策はど うあるべきか」でシンポジウム(11月27日) 外航海運の脱日本人船員戦略への疑問も ・交通政策審議会の第20回港湾分科会(11月30日) 大阪港などの4港の港湾計画を承認 フェリー大型化やRORO船貨物の増大に対応 ・国土交通省、平成18年度広瀬真一賞を決定(12月1日) 海事局の水先制度抜本改革プロジェクトチームが受賞 地方運輸行政表彰には海上保安庁の新たな潜在指紋採 取技術の開発チーム ・物流連、モーダルシフト取り組み優良事業者認定マークを制 定 一般消費者や取引先などへの認知度の向上に寄与 ・山中造船、499総トン型一般貨物船を受注 11月期申請で不二海運から ・神戸市がまとめた平成18年上半期の神戸港の情勢 総取扱貨物量は前年同期比4%増の4681万トンに 内貿貨物はフェリー貨物、フィーダー貨物とも好調に推移 ・日本中小型造船工業会、11月17日に北日本造船での進水 式を一般公開 1万1550総トン型外航ケミカルタンカーで ・日本無線、SOLAS船向け船舶用固体化レーダ装置を開発 11月10日に実験局免許を取得し本格的な海上評価を開 始 ・商船三井フェリー、大洗/苫小牧航路就航の全船舶の船名と 船籍港を変更へ 「さんふらわあ」のマークで全船同一のデザインに ・新潟原動機、来年1月から部品価格を平均8%引き上げ 原材料の高騰や外注加工費用の値上がりで ・ヤンマーの2006年9月期中間連結決算 売上高2722億円、経常利益165億円 海外売上高は1045億円と全体の38%まで拡大 |
【6面】 |
・第4回内航海運ビジネスモデル検討会を開催(12月7日) 検討結果の最終とりまとめを行う グループ化などの必要性を打ち出す ・「有力オペ経営者に戦略を聞く」 忘れてならない荷物あっての内航海運 日鐵物流社長 市瀬圭次氏 ・国土交通省、国連決議第1718号に対応要請 北朝鮮への輸送規制で通達 ・真木内航総連会長が今年を振り返って語る 新6級の活用を期待 ・HNS(ケミカル等有害危険物質)防除体制の整備を要望 内航総連とタンカー組合が海上災害防止センターに ・製紙業界の再編、海上輸送への影響は軽微か 業務提携では輸送の変化は限定的 |