「内航海運新聞」ニューストピックス

平成18年(2006年)12月25日付 第1976号
【1面】 ・日通総研の2006年度、2007年度の経済と貨物輸送の見
 通し
  
2007年度の総輸送量は8年連続の減少を見込む
   
2006年度は2.6%減の53億620万トンに
・国内貨物輸送の現状と見通し
  
2007年度の内航輸送量は7年ぶりに増加に転じる
   
砂利・石材やセメントなどの大幅増で4.0%増に
・平成19年度税制改正要望
  
船舶の特別償却制度は従来どおり16%で2年間の延長
・国土交通省海事局の平成19年度予算
  
電気推進船の普及支援で3年連続の約40億円
   
事業者のグループ化や船舶・舶用機器の標準化の推進
   で1200万円

・内航総連、来年1月1日から平成19年1月期建造等申請と
 解撤等交付金申請を受付開始
【2面】 ・全日本海員組合、来年度協約改定原案を公表
 
 6年ぶりにベア1%を要求
   
内航2団体と全内航への改定案
・藤澤洋二全日本海員組合長に聞く
 
 「内航海運を魅力ある職場に」
・国土交通省港湾局、リサイクルポートに能代港、舞鶴港、三
 島川之江港の3港を新たに指定
 
 リサイクルポートは全国で21港に
・川崎近海汽船と王子物流の油津/細島/大阪/東京航路
  
来年1月21日から「南王丸」の大阪寄港を一時休止
・鉄道・運輸機構の平成19年度海事勘定予算
  
内航貨物船の事業計画予算は前年度比12%増の224億
  円、支出予算は同11%増の190億円に
・川崎近海汽船、「げんかい」を常陸那珂/苫小牧航路に投入
  
日立/日明航路には「新北王丸」を投入
   
燃料油価格高騰対策の一環で
・NAHAマラソンとOUCマラソンにチャレンジした業界3人衆
  
濱田実・新和内航海運営業第一部長は完走
  浅海宣博・山中造船専務はタイムカット
   
古島憲吉・東都海運営業係長は米国オーランドのハーフ
   マラソンで年代別1位に
【3面】 ・四国運輸局の2006年トピックス
 
 四国が造船王国に
   
2005年度の竣工実績は432万総トンでわが国建造量
   の4分の1、隻数では3割強を占める

・厚生労働省、造工と中小造工に労働災害防止対策の徹底を
 要請
  
死亡者数、死傷者数、重大災害発生件数の増加傾向で
・長崎県内の造船・舶用工業事業者が造船技術研修センター
 を設立総会を開催(12月20日)
  
造船業の次世代人材育成事業で
・中国運輸局の2006年度上期の造船事情と舶用工業動向
  
国内船の建造は11隻、3000総トンにとどまる
・因島技能技術センター、12月15日の溶接・切断中級専門技
 能研修の修了式で12人に専門技能資格認定証を交付
・海事局がノロウィルスの感染防止で通達(12月19日)
  
内航総連など海事5団体に
・東北運輸局、1月19日にグリーン物流パートナーシップ説明
 会を開催へ
・中国運輸局が12月12日に開催した「物流見本市2006inひ
 ろしま」
  
物流の近代化と効率化で地球環境問題へ貢献
・コストインターナショナルが「東神マリン」に社名変更
 
 12月16日から事務所も移転
・日中海運輸送協議会がまとめた10月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
・トラックニュース
 全日本トラック協会が社会保険の未加入者対策などで柳澤
 伯夫厚生労働大臣に要望(12月11日)
 全ト協、2006年度貨物自動車運送事業安全性評価で415
 事業所を優良事業所に認定
  
2005年度からの累計は8205事業所に
【4面】 ・船員不足などへの対応で石油荷主が5000キロ積み船を増
 強へ
  
本紙のアンケート調査で判明
・本紙が選んだ「2006年の内航関係重大ニュース」
  
内航燃料油価格の上昇続く
  貨物船(鉄鋼)の運賃が上昇
  用船料も2年連続改善するも、適正用船料には届かず
  内航海運市場の実態調査報告書が出る
  暫定措置事業見直しで当面の基本方針固める
  内航総連は安定基金と油濁防止協会を統合、内航船舶に
  関わる団体損害保険事業を解消
  国土交通省が内航船舶の代替建造促進に関する懇談会
  で代替建造推進アクションプラン
  船員不足が顕在化
  建造申請持ち直すも建造能力の低下が問題に
  4月から省エネ法が施行される
  運輸安全マネジメント制度が10月より施行
・海事局、船員就業フェアを3月10日に東京で開催
  
参加企業36社を募集開始
・NEDOが平成18年度エネルギー使用合理化事業者支援事
 業の2次公募分の交付を決定(12月14日)
  
国華産業の電気推進船など
・国土交通省の第5回船員に係る労働契約・労働時間法制検
 討会(12月15日)
  
労働契約法の船員への適用関係などを整理
   
次回1月15日の会合で中間とりまとめ
・海外売船市況、増えだした199総トン型貨物船の売り物
 
 売買価格の平均は約2700万円に

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業





長谷川金属 日産電機サービス 三浦造船所

 

マキタ  日本気象 山中造船