平成19年(2007年)1月29日付 第1980号 |
【1面】 | ・内航総連、2月7日の政策委員会で平成24年度までの納・ 交付金単価を決定へ 新事業や孫船問題は検討会を設置して協議へ ・内航タンカー組合が1月24日に安全セミナーと賀詞交歓会 を開催 上野孝会長、安全問題・法令順守、船員・船腹問題、暫定 事業問題、組合組織問題の4つの重要課題に取り組みを ・内タン組合の理事会で暫定措置事業問題については上野会 長に一任(1月24日) 現行方式による建造納付金単価設定は条件付で容認の方 向 ・冨士原海事局長、暫定措置事業は引き続き業界と話し合っ て軌道に乗るよう努力と会見で語る(1月19日) トン数標準税制は2月16日海事分科会で議論 ・船主連絡協議会が1月25日に第7回会合を開催 今春の用船料改定に向けて2月中下旬にオペ訪問へ コストの見直しで適正用船料(499総トン型一般貨物船) は1300万円以上に |
【2面】 |
・日本鉄鋼連盟の2007年度の鉄鋼需要動向 粗鋼生産は前年度比200万トン減の1億1550万トンを見 込む ・日本自動車工業会の2007年の国内需要見通し 四輪車総需要は前年比2%減の563万台と30年ぶりの 低水準を見込む ・日本製紙連合会の2007年の紙・板紙内需見通し 前年比0.2%増の3210万9000トンを見込む ・《寄稿》国土交通大臣政務官 藤野公孝氏 内航海運の活性化に全力をつくす ・国交省港湾局、第1回内航フィーダー輸送推進委員会を開 催(1月16日) 2月に神戸港と広島港間で社会実験 3月中下旬に実験結果をとりまとめへ ・海上保安庁の平成18年における密輸・密航取り締まり状況 薬物・銃器事犯の摘発件数は前年比13件増加の22件 ・川崎近海汽船が内航総連の1月期申請で石炭専用船と石灰 石専用船を建造へ 7300総トン型石炭専用船は三浦造船所で来年2月竣工 3487総トン型石灰石専用船は今治造船で本年10月竣工 の予定 ・鉄道・運輸機構、1月18日付で固定型の金利を引き上げ 共有期間13年超14年以内は3.0%、14年超15年以内 は3.05%に 油送船などの10年超12年以内は2.90%、12年超13 年以内は2.95%に ・東京商工リサーチのTSR情報新春特集号で首都圏20業種 伸長率注目企業を掲載 東京都の運輸業の4位に泉海運 ・平成19年1月期解撤等交付金申請に特殊貨物船3隻、1万 2504対象トンが申請 今年度の申請は22隻、4万6816対象トンに ・「不連続線」 砂利船等の黒い噂(下) 無責任な計画倒産に船主は怒りを隠せず |
【3面】 | ・《資料》船員に係る労働契約・労働時間法制検討会の中間と りまとめ 3月を目途に最終とリまとめへ T 中間とりまとめの趣旨 U 労働契約法制への対応 1 基本的考え方 2 個別適用関係 V 労働時間法制への対応 1 基本的考え方 2 個別適用関係 ・海洋基本法の通常国会での成立を目指す 深まるか内航への国民の理解 ・国交省港湾局、1月16日にリサイクルポートの指定交付式を 開催 能代港、舞鶴港、三島川之江港の3港に交付証を授与 全国で指定港は21港に ・九州運輸局の9月の船員雇用情勢 有効求人数は326人、有効求職者数は670人 有効求人倍率は前年同月比・前月比0.04ポイント増の 0.49倍に ・物流連の2007年度大学寄附講座 新たに首都大学東京でも実施へ ・東日本フェリーの室蘭/直江津/博多航路の再開は1か月遅 れに 船舶の改修が遅れで4月下旬にずれ込む ・「海と船と港の物語」(54) 海に許しを乞う |
【4面】 |
・三菱重工業の音声対話型航海支援システム「三菱SUPER BRIDGE―X」がヒューマンエラーの防止で活躍 三菱重工業長崎造船所造船設計部船海システムグループ 長の松田和生氏が寄稿 1 航海支援システムはなぜ必要か 2 航海支援システムの開発背景 3 航海支援システムの効果 4 航海支援システムのコンセプト 5 航海支援システムの機能 6 航海支援システムの現状と将来 ・内航総連・理事会、一般臨投32隻と空港臨投6隻を認定 ・船員災害防止協会、平成19年度船員労働安全月間で体験 記や標語などの作品を募集開始 締切りは5月31日まで |
【5面】 |
・内航船建造専業造船所、納付金率の引き上げ検討に懸念 造船業構造転換事業の平成19年度の納付金率で ・日本船舶輸出組合の2006年の輸出船契約実績 過去最高の前年比265隻(84.1%)増の580隻を記録 総トンベースでは同1261万1833総トン増の2659万 4409総トンに ・鉄鋼メーカーが4月からトン当たり3000円の値上げを通告 中小造船業界は相次ぐ値上げに悲鳴 ・佐々木造船、セミレフ型のLPG船を建造 船価約30億円、2月にシンガポール籍船社に引渡しへ ・広島県呉市が造船業の技能訓練受講生を募集 訓練は2月5日から3月28日まで、アイ・エイチ・アイ マリ ンユナイテッド技能訓練所で実施 ・日本舶用機関整備協会が12月8日に実施した舶用機関整 備士資格検討試験結果 2級63名(合格率49.2%)、3級128名(同85.9%)が合 格 ・九州運輸局がまとめた9月の関門港と博多港の内航船舶取 扱量 2港計で210万トンと6か月ぶりに前年水準を上回る ・北海道運輸局がまとめた9月の貨物輸送の動き 内航海運取扱量は432万1000フレートトンと6か月連続 で前年水準を下回る ・ムサシノ機器がレーダー式液面計内蔵の「LEVEL ECHO」 LE122AHモデルを発売 タンク内圧力監視機能の内蔵と軽量化 ・国交省海事局、1月29日に第4回ILO家事労働条約国内法 制化勉強会を開催 居住設備・娯楽設備、食料・供食などについて検討 ・古野電気の社長に古野幸男専務が就任(3月1日付) ・平成18年11月、12月期船殻処理完了船 内航総連、海外売船27隻、2万6368対象トンを公表 ・トラックニュース 全日本トラック協会の軽油価格の高騰影響調査 運賃転嫁率は38.4%に 全ト協が2月16日に賃金・労働セミナーを開催 |
【6面】 | ・船員のマンニングコストが急上昇 派遣船員の賃金が1人当たり100万円前後に 船員不足が一段と深刻化 ・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」 船員確保で安定輸送の実現を 神戸製鋼所鉄鋼総括部物流グループ長 根津順一氏 ・真木内航総連会長、今年は運賃・用船料の改善が最大課題 と理事会後の会見で語る(1月18日) ・ショクユタンカー、1月24日に創業40周年祝賀会を開催 外山社長、社船・準社船合わせて22隻を擁し、さらに新造 船も計画中 ・内航総連、平成19年1月建造等申請締め切る 貨物船17隻、油送船7隻の合計24隻が申請 差引建造等納付金額は18億5953万円を見込む ・内航総連の解撤等交付金認定船で2隻が認定取り下げ 未交付金は151隻、103億4757万9075円に減少 ・全海運、平成19年度から理事数を「45人以上55人以内」に 削減へ 組合員数の減少で定款を改正 ・2月16日開催の海事分科会で今後の安定的な海上交通の あり方を諮問 部会を設けグループ化への支援策を審議へ ・国交省海事局、1月29日に第3回船員教育のあり方に関す る検討会を開催 取りまとめ骨子を審議、次回(3月)検討会で最少取りまとめ |