「内航海運新聞」ニューストピックス

平成19年(2007年)2月12日付 第1982号
【1面】 ・運輸政策研究機構、内航海運コスト分析調査報告書をまと
 める
  
実勢コストと適正コストが大きく乖離
   
モデルU(全内航)の月間船舶経費で499総トン型鉄鋼船
   は1301万円、1000キロ積み油送船は1496万円

    
調査概要
    コスト分析からみた効率的事業運営への課題

・内航海運コスト分析調査報告書は運賃・用船料の今後の改
 善指標に生かせ
・国土交通省の大塚内航課長、モデルコストは運賃・用船料交
 渉などの際に有効活用を
・海事局、2月16日に第7回船員に係る労働契約・労働時間
 法制検討会を開催
  
所定外労働の削減について検討
・日本財団、テクノ・シーウェイズへの助成金の交付決定を取り
 消す
  
3億5600万円の返還請求を通知
【2面】 ・鉄道・運輸機構、高度船舶技術債務保証制度を一部改正
  
保証人徴求の緩和や保証料率の0.2%に統一
   
新技術の普及促進に利用しやすい制度に
・「船員就業フェア in TOKYO」の参加企業37社が決定
  
3月10日「船の科学館」で開催
・羽田空港新滑走路建設工事はいまだ着工の目途が立たず
  
千葉県の漁業補償交渉の難航で
・日通総研短観(12月調査分)
  
1〜3月期の荷動きはやや一服感
・川崎近海汽船の2006年4〜12月期連結業績
  
売上高289億5200万円、経常利益22億4600万円
・栗林商船の2006年4〜12月期連結業績
  
売上高371億3600万円、経常利益7億5000万円
・東海運の2006年4〜12月期連結業績
  
売上高299億800万円、経常利益15億9500万円
・青木マリーンの2006年4〜12月期単独業績
  
売上高77億6900万円、経常損失3700万円
・中国地方海運組合連合会が2月26日に海事セミナーを開催
 へ
  
今後の海事行政、内航海運政策、船員政策について、冨
  士原海事局長、大塚内航課長、村上船員政策課長が講演
・日本鉄鋼連盟の1〜3月期の鉄鋼需給動向
  
粗鋼生産量は前期比3.9%増の2910万トンを見込む
   
1〜3月期としては過去最高の生産を想定
・石炭の二次輸送が活発化
  
豪州炭の輸入の遅れで宇部のコールセンターからの輸送
  が増加
・セメント協会が2月1日の国交省のヒアリングで要望
  
地方港の水深は9メートル前後、産業廃棄物の積み卸しで
  の公共バースの規制緩和を求める
・藤田広島県知事、広島港は全国11位、福山港は16位と成
 長と挨拶(2月1日)
  
広島県ポートセミナーで一層の利用促進を求める
・東海運がモスクワに「東CIS」社を設立
  
商権の拡大を目指して4月から営業開始
・東海運が株主優待制度を新設
・「海と船と港の物語」(56)
  
「匂いの中の記憶」A
【3面】 《資料》内航海運コスト分析調査報告書のアンケート記述回
 答集(概要)
  
輸送の効率向上に現在行っている工夫や努力
  輸送の効率向上に向けた今後の課題
  船舶コストの削減に現在行っている工夫や努力
  輸送船舶経費の削減に向けた今後の課題
  運航経費の削減に現在行っている工夫や努力
  運航経費の削減に向けた今後の課題
《資料》モデル船舶コスト総括表
【4面】 《資料》船員保険事業運営懇談会報告書「船員保険制度の見
 直しについて」(中編)
  
第3 具体的な見直しの方向
   T 適用範囲
    2 雇用保険の適用範囲
   U 徴求
   V 給付

    1 労災保険の給付
    2 雇用保険の給付
    3 新船員保険の職務外疾病部門の給付
    4 新船員保険の職務上特別給付部門の給付
   
W 福祉事業
    1 労災保険の労働福祉事業
    2 雇用保険の雇用安定事業等
    3 新船員保険の福祉事業
・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定
【5面】 ・国土交通省と経済産業省が平成19年度グリーン物流パート
 ナーシップ推進事業の募集要領を公表
  
募集はモデル事業、普及事業、ソフト支援事業の3事業
   
募集期間は2月5日から4月6日まで
・日本鉄鋼連盟の1〜3月期の需要産業見通し
  
国内需要は引き続き高水準で推移と見込む
・物流連、第11回経営問題委員会を開催
  
3月末を目途に物流サービスの内外価格差などをまとめる
・山中造船、1月期申請で499総トン型一般貨物船、749総ト
 ン型石灰石専用船、1820総トン型油送船を受注
・太陽造船、1月期申請で376総トン型一般貨物船を受注
・篠崎造船鉄工所が1月期申請で499総トン型一般貨物船を
 受注
・赤阪鐵工所の2006年4〜12月期連結業績
  
売上高93億8900万円、経常利益4億7900万円
・トキメックの2006年4〜12月期連結業績
  
売上高341億5900万円、経常利益16億200万円
・中国運輸局がまとめた2006年上半期の中国地区造船事情
 と舶用工業製品の生産動向
  
輸出船の受注は50隻、199万総トンと活況を呈する
   
国内船は依然低水準で推移
・鉄道・運輸機構と唐桑汽船が軽合金製旅客船2隻を競売
  
横浜ヨット建造の「ビクトリア」と「フロンティア」
・東京都、内貿ユニットロード埠頭を再編・強化 
・トラックニュース
 全日本トラック協会の2006年度における賃金、労働条件な
 どの調査結果
  
運転者の賃金が増加傾向に
【6面】 ・2月7日の内航総連の政策委員会で暫定措置事業の見直し
 が決着
  
平成24年度までの納・交付金単価が決定
   
毎年度一般貨物船5000円、油送船2000円の減額に
・国土交通省、第6回次世代内航船に関する乗組み制度検討
 会を開催(2月2日)
  
スーパーエコシップ・フェーズ1と高度船舶安全管理システ
  ムの実証実験について検討
   
新島物産の「新衛丸」と浪速タンカーの「第5浪速丸」で2
   月から実証実験を開始

    
機関部職員の削減の可能性を検証
・国交省海事局、安全管理規程の未届出事業者への指導徹
 底を通達(2月6日)
  
最悪の場合は刑事告発も
・鉄道・運輸機構、共有貨物船の平成19年度募集説明会を開
 催へ
  
東京(2月19日)、神戸(2月22日)、日生(2月23日)、大分
  (3月1日)、博多(3月2日)、今治(3月8日)、広島(3月9日)
・積載トン数の追加正常化対策で小比加建造認定委員長が会
 見(2月7日)
  
4月30日までに対象船舶は自主申告を
・船舶整備共有船主協会の雑喉平三郎会長が記者懇談会で
 共有船の重要性を強調(2月7日)
・真木会長、3月26日前後に解撤等交付金を追加交付へ
  
建造等納付金収入の増加で対応
・平成18年度下期解撤等交付金、2月21日に46隻、25億
 6666万9225円の交付を決定
  
未交付金は77億8090万9850円に減少

 

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