平成19年(2007年)2月26日付 第1984号 |
【1面】 | ・船主連絡協議会の油送船部門、既存船と新造船の船舶コス トを示し、オペレーター訪問 1000キロ積み既存船(白油)は1520万5000円 1000キロ積み新造船(白油)は1876万7000円 オペへの用船料修復・改善の要望書 オーナーへの労働時間の法順守の要望書 貨物船部門のオペレーター訪問日程決まる ・社説「新たなビジネスモデル事業として促進させよう―船舶管 理会社」(下) もうひと押しの支援策を ・船型等の標準化に関する検討会は準備が整い次第立ち上 げへ 冨士原海事局長が定例意見で語る |
【2面】 |
・国土交通省海事局、第7回船員に係る労働契約・労働時間 法制検討会を開催(2月16日) 船種ごとに労働時間の厳守を指導を求める声も 3月15日の次回会合で最終とりまとめへ ・「良質な船員の確保へ全力傾注」 昭和物流・熊本マリンロジスティクス社長 浦辺眞氏 ・第12回海事分科会で冨士原海事局長が説明 「今後の安定的な海上輸送のあり方」の諮問の趣旨 平成20年度概要要求までに中間とりまとめ ・海上保安庁、2月19日に佐世保市の海運事業者を船舶法 違反などで書類送検 船籍を偽装して砂利を運搬 近く大阪の海運事業者も書類送検へ ・海外売船市況、タンカーとケミカルタンカーの売り物が増える 代替建造の困難さが要因か ・「わが社の新造船」 運航・旭タンカー、船主・ブリジストン汽船 999総トン型黒油タンカー「おおあみ」が2月15日に竣工 千葉県富津市のアイ・エス・ビーが建造 ・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定 ・《資料》油送船の船型別船舶経費(新造船・既存船) |
【3面】 | ・鉄道・運輸機構、平成19年度共有貨物船の建造事業者募 集要領を公表 申込み締切り日は平成20年2月29日まで ・船舶整備共有船主協会の雑喉会長が陳情とその措置状況 などを報告 共有条件は従来より使い勝手が改善 ・2月9日の第5回ILO海事労働条約国内法制化勉強会 新設備基準にともなう影響への懸念の声も 次回勉強会は2月27日に開催 ・セメント海上輸送は2年連続のフル稼働状態 生産・需要とも減少するも船腹不足の影響で ・名古屋港が11月で開港100周年を迎える 開港祭などのイベントが目白押し 7月には「海フェスタなごや」も開催 ・古野電気がSUNTORYマーメイドU号に航海用電子機器を提 供 堀江謙一氏が世界初の波浪推進船で長距離航海に挑戦 ハワイ/紀伊水道の6000キロを2か月をかけて航海へ ・「海と船と港の物語」(58) 「舟と船の独り言」A |
【4面】 |
・関東運輸局が「関東グリーン物流パートナーシップ推進セミナ ー」を開催(2月9日) 国土交通省政策統括官付の中村吉明貨物流通システム 高度化推進調整官が講演 はじめに 1 わが国おけるCO2排出の現状 わが国の温室効果ガス排出量の推移 運輸部門におけるCO2排出量の推移 2 グリーン物流パートナーシップ会議について グリーン物流パートナーシップ会議の設置経緯 グリーン物流パートナーシップ会議の運営体制 グリーン物流パートナーシップ会議の今後の展開 グリーン物流パートナーシップ会議の会員数 3 平成19年度のグリーン物流に関する施策の展開 グリーン物流に関する支援メニュー 平成19年度の新しい取り組み(ソフト支援事業の趣旨) モデル事業と普及事業の違い グリーン物流ソフト支援事業について グリーン物流ソフト支援事業の仕組み グリーン物流推進事業のスケジュール ・国土交通省、経済産業省、環境省などが環境部会合同会議 を開催(2月13日) 運輸部門は2001年度以降はCO2の排出量は減少傾向 引き続き物流の効率化で840万トンの削減が目標値 ・全日本海員組合が船員保険施設の維持・存続などで厚生労 働大臣と社会保険庁長官に申し入れ |
【5面】 |
・交通政策審議会の第12回海事分科会で「今後の安定的な 海上輸送のあり方」で審議が開始(2月16日) 「国際海上輸送部会」と「ヒューマンインフラ部会」を設置 6月に中間とりまとめへ 造船業構造転換業務に係る平成19年度の納付金率を 0.25%に引き上げへ ・海事分科会で中小造工の石渡会長が要望 納付金率の引き上げは条件付で了承 ・アイ・エス・ビーが旭タンカー向け第2船の「おおあみ」を建造 10月には第3船目が竣工の予定 ・鉄道・運輸機構、平成19年度共有旅客船建造事業者募集 説明会を開催 松山(2月22日)、広島(23日)、長崎(27日)、鹿児島(28 日) ・全日本海員組合、大型カーフェリー労務協会の解散には法 的措置を含む対抗策を検討 どのような状況下でも現行労働協約書の堅持と統一要求・ 統一妥結の方針を貫く ・神戸運輸監理部、3月14日に「競争力」シンポジウムを開催 神戸海洋博物館ホールと神戸港遊覧船「ファンタジー」で 競争力の強化と人材育成を目指して ・中国運輸局、2月1日に中国地区の造船業・舶用工業を考え る懇談会を開催 関係自治体の産業政策責任者などと意見交換 ・日本財団、平成18年度第2回一般設備貸付で約111億 2000万円を決定 貸付実行予定日は3月14日 ・名港海運の2006年4〜12月期連結業績 売上高502億2800万円、経常利益47億3100万円 ・内海造船の2006年4〜12月期連結業績 売上高178億3200万円、経常利益6億1500万円 ・オーシャン東九フェリー、船内で船揺れお見舞いカード(オリジ ナルクオカード)をプレゼント実施 北九州/徳島/東京航路開設30周年で ・渦潮電機の東京支社が事務所移転 ・RORO船「第一有明丸」の競売は不調に終わる ・トラックニュース 全日本トラック協会のISO認証取得調査結果 従業員教育と経営体質改善のために取得を目指す 日通総研短観、1〜3月の荷動きはやや弱まる 運賃水準も上昇の傾向が続く |
【6面】 | ・内航船建造専業造船所はコスト分析調査報告書を高く評価 適正運賃・用船料の確保で新造の促進を 「このままでは老朽船の海になる」 ・内航船建造専業造船所、船価上昇に理解を求める 赤字受注はできない体質に ・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」 船主団体による用船料交渉には違和感 新日本製鐵営業総括部部長 高橋信直氏 ・鉄道・運輸機構が東京地区の平成19年度共有貨物船建造 募集説明会を開催(2月19日) 金利固定型と金利見直し型の併用型を新たに導入へ 大庭理事が「今後も共有制度で支援を」などと挨拶 ・東海運、3月1日から東証から第一部銘柄に指定へ ・国土交通省海事局が安全運航の徹底で通達 人為的要因による事故の多発で ・内航タンカー組合、平成18年度上期の輸送実績をまとめる 一般タンカーは前年同期比3.13%減の8261万8687キ ロリットル 特殊タンク船も同0.79%減の1001万1647トンに 電力向け需要の減少と原油価格の高騰などで |