「内航海運新聞」ニューストピックス

平成19年(2007年)4月2日付 第1989号
【1面】 ・内航タンカー組合、岡山県でケミカル分科会を開催
  
用船料300万円の上乗せを求める
   
船員不足と船舶の老朽化への対応で
    
労働時間などの法令順守を訴える
・「遅れをとったケミカル船業界」と内藤吉起内タン船主部会長
 が訴える
  
待ったなしの運賃・用船料の改善
・1〜3月期の内航燃料油価格決まる
  
A重油は5100円下げの5万8400円
  C重油は2250円下げの4万8900円
・国交省、内航貨物船に関する用船料等の実態調査結果」を
 とりまとめる
  
建造意欲は高いが計画までは至らず
   
ケミカルタンカーは著しく老朽化が進む
・国交省海事局、6級海技士免状受有義務付けの周知普及期
 間が終了
  
不順守の場合は船員法違反で処理へ
【2面】 ・村上玉樹船員政策課長が中海連の海事セミナーで今後の船
 員政策を語る
 
 「海への関心を高めよう」
   
内航船員数の推移
    
7万人台が3万人に、45歳以上が64%を占める
   
船員不足の現況
    
求人倍率は2倍前後、職員は3〜4倍近くに
   
船員の教育
    
即戦力化・定着が課題、新6級海技士資格の増進を
   
今後の検討事項
    
職場環境の改善策を、教育・資格制度の見直しを
・国交省が「モーダルシフト化率の動向分析」を公表(3月26
 日)
  
新たな指標の検討の必要性を提起
   
平成16年度のモーダルシフト化率は前年度比9.5ポイ
   ント上昇の40.4%に

・4月1日から海技教育財団がスタート
  
船員教育振興協会と日本船員奨学会との統合で
・関東運輸局が栗林運輸に対して許可条件変更通知書を交付
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定
【3面】 《資料》船員に係る労働契約・労働時間法制検討会が最終と
 りまとめ
  
所定外労働の削減に向けて
   
1 最終とりまとめの趣旨
   2 最終とりまとめの概要について
   3 所定外労働の実態について
   4 所定外労働の短縮の方向性について
   5 労使協定時間外労働の短縮のために必要な措置に
    ついて
   6 所定外労働の短縮のために必要にその他の措置に
    ついて

  
中間とりまとめ
   
T 中間とリまとめの趣旨
   U 労働契約法制への対応

    
1 基本的考え方
    2 個別適用関係

   
V 労働時間法制への対応
    
1 基本的考え方
    2 個別適用関係

・3月29日に大型カーフェリー船員政策協議会を開催
  
解散後の対応で10項目について協議
【4面】 《資料》日本鉄鋼連盟がまとめた「鉄鋼需給 四半期報」
  
昨年12月時点で試算した2007年度の鉄鋼需要見通し
   
5年連続して1億1千万トン台をキープして過去最高レベ
   ルの生産活動に期待

    
1 2006年度の経済と鉄鋼需要
    2 2007年度の経済と鉄鋼需要
    3 鉱工業の生産・在庫動向
    4 民間設備投資の動向
    5 米国・中国経済の動向
    6 需要産業の動向
     土木、建築・住宅、造船、自動車、産業機械、電気機
     械
    7 特殊鋼の動向

    
8 鉄鋼輸出の動向
・「海と船と港の物語」(63)
  
「ポート(港)ワイン」@
【5面】 ・国交省港湾局、第2回内航フィーダー輸送推進委員会を開
 催
  神戸港と広島港間で実施した社会実験結果
   
貨物情報の共有化により作業の安全性が向上
・国交省、3月19日に交通政策審議会海事分科会・第1回国
 際海上輸送部会を開催
  
冨士原海事局長が安定的な国際海上輸送の確保で審議
  を要請
・大分地域造船技術センターが4月3日に三浦造船所・野岡工
 場で入所式
  
第2期生として42名の造船関係技能の初任者が受講
・長崎地域造船技術センターが4月4日に三菱重工業・長崎造
 船所で開所式と入所式
  
造船関係技能初任者の36名が受講
・九州運輸局が船舶油濁賠償保障法の施行状況を公表
  
2006年の立入検査は557件
   
行政命令発出件数は12件と半減
・近畿運輸局がまとめた大阪港における2006年の船舶積卸
 量
  
移入は前年比5.4%減の1201万1156トン
  移出は同3.1%減の633万5370トン
・公正取引委員会と経済産業省が「下請取引の適正化につい
 て」順守徹底などで要請
  
親事業者約2万社と関係団体約560団体に
・三和ドックの布刈(めかり)大桟橋が完成
  
幅25m全長300mの艤装桟橋
・日本製紙連合会の4〜6月期の景況感調査
  
出荷は「変わらず」が過半を占める
・造船技能開発センター、日本財団から2億円の助成
  
造船分野の人材育成事業として
・トラックニュース
 国交省自動車交通局、国際海上コンテナの陸上における安
 全輸送ガイドラインの徹底を呼びかけ
【6面】 ・船員教育のあり方に関する検討会が最終報告(3月26日)
  
新6級海技士課程の創設を盛る
   
内航用小型練習船の導入も
・上野トランステックの上野善社長に今後の経営戦略を聞く
  
顧客第一主義を念頭に経営
・内航輸送の鉄鋼船委員会が平成18年度上期の鉄鋼内航物
 流の実態調査結果
  
前期比7万9千トン、0.3%増の2299万7000トン
・内航総連、平成18年度下期の交付金で26隻、15億6028
 万1500円を追加交付
  
18年度交付合計は72隻、41億2695万725円
   
未交付金は64億5308万7850円まで減少
・内航春闘、賃金以外は大筋合意
  
3月29日、30日に集中協議
・全日本海員組合、東日本シップマネージメントの交渉拒否で
 船員中央労働委員会に斡旋申し入れ
・商船三井フェリーが貨物営業部門を改編
・ブルーハイウェイライン西日本が志布志港から宮崎港への移
 転計画を断念
・川崎近海汽船の6月1日付人事異動
・新和内航海運が4月1日付で組織変更

 

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