平成19年(2007年)6月11日付 第1998号 |
・船主連絡協議会が6月7日に神戸で会合 連携の強化で引き続き用船料改善へ 平成19年度の改善額に不満を表明 ・社説「短期建造が困難になった造船事情」(上) 1〜2年後の契約船価は499総トン型で6億円台が必至か ・船員教育制度の拡充などを要望 内航総連が国土交通省に陳情 ・真木内航総連会長が任期2年間を振り返って語る 暫定措置事業が平成24年度まで結論が出されたことに感 謝 ・中国運輸局の4月の船員雇用状況 有効求人数は346人、求人倍率は2.23倍に |
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【2面】 |
・再建に苦しむケミカル船業界 貨物船に転換する船主が増大 ケミカル運賃・用船料の改善はお先真っ暗状態 特殊タンク船についても同様の傾向に ・リサイクルポート推進協議会が6月6日に総会を開催 会長に室蘭市長の新宮正志氏を選出 6部会体制を3部会体制に再編 部会のもとに6分科会を設置 ・ヒューマンインフラ部会、海洋基本法の成立などを踏まえた 施策の強化策も提案 青少年の海への関心を高めるために ・神戸市の2007年度モーダルシフト補助制度 井本商運や辰巳商会などの事業に補助金交付を決定 ・飯野海運グループが2007年度からの5か年の中期経営計 画「ISG12」を策定 2011年度の売上高目標は1004億円 投資計画は総投資額1379億円に ・鉄道・運輸機構と隠岐汽船破産管財人が曳船「第十五隠岐 丸」の競売を決定 入札申込みは6月25日から29日まで ・日本長距離フェリー協会、会員数の減少で発展的解散か 新たに日本カーフェリー協会(仮称)の設立へ 中距離フェリー会社の加盟で基盤強化 ・長距離フェリー船社の来春闘の申し入れは各社対応 ・北海道運輸局の2月の貨物輸送の動き 内航取扱量は415万4000フレートトンで11か月ぶりに前 年水準を上回る ・北星海運の6月27日付役員異動 ・神鋼物流の6月27日付役員異動 ・「海と船と港の物語」(71) 「海と駅、あれこれ」A |
【3面】 | ・《資料》「船員教育のあり方に関する検討会報告」(下) 内航関係の意見概要 1 海技教育機構を活用した高卒者を対象とする6級海 技士取得のための措置の検討について 2 海技教育機構における専修科への重点化の推進に ついて 3 内航教育に適した練習船の活用、社船実習の実施に ついて 4 航海訓練所における帆船実習の見直しについて 5 航海訓練所におけるタービン船実習の見直しについ て 6 船社ニーズの的確な反映のための取り組みについて 7 外国人船員教育について 内航業界の魅力向上の方策と市場化テストについて ・日本通運が金沢市専光寺町に第2物流センターを竣工 北陸最大規模の3PL拠点 ・《資料》暫定措置事業による建造船の船型別・船種別・年度 別集計(内航総連認定ベース) |
【4面】 |
・物流連が第8回物流環境大賞の受賞者を発表 物流環境大賞は日立物流 物流環境保全活動賞は日本オイルターミナル・京葉臨海 鉄道とヤマト運輸 物流環境啓蒙賞は運輸低公害車普及機構と鉄道貨物協 会 物流環境負荷低減技術開発賞は石油資源開発・大阪ガ ス・日本石油輸送と鉄道・運輸機構 物流環境特別賞は王子運送 鉄道・運輸機構は電気推進内航船(スーパーエコシップ・ フェーズ1)の開発・普及で ・「平成18年度国土交通白書より抜粋」(1) 第5章 第4部 産業の活性化 海事産業の動向と施策 1 海上輸送産業 @内航海運 A港湾運送事業 2 造船業、舶用工業 @造船業の国際協力強化のための取り組み A舶用工業の活性化に向けた取り組み B中小造船業・中小舶用工業の経営基盤強化 C海事産業技術の開発・実用化 ・商船三井フェリーが6月から新会社として発足 九州急行フェリーとの合併で ・日本船主協会と全日本海員組合、国交省が第1回外航日本 人船員(海技者)確保・育成推進協議会を開催 外航日本人船員確保・育成スキームの第1期生は11名 第2期生の募集活動を開始して随時受付へ ・内航総連、引当台帳から31隻の抹消を公表 ・九州運輸局の2月の内航船舶取扱量 関門港と博多港は182万5000トンで2か月連続の減少 ・内航総連の外部委員会委員 ・《資料》暫定措置事業(平成10年5月〜平成19年3月31日) における認定状況 |
【5面】 |
・日本中小型造船工業会、海上技術安全研究所の第7回研究 発表会で造船技能伝承などの映像教材を放映 ・鉄道・運輸機構が物流環境負荷軽減技術開発賞を受賞 電気推進船の開発・普及による環境負荷低減の功績で ・中小造船所、資機材の高騰で契約書に特約条項に盛り込む 契約後も船価の見直しを実施へ ・日本船舶海洋工学会がシップ・オブ・ザ・イヤー2006から選 考方法や内容を変更 船種や船型別に最優秀部門を選定 琉球海運のRORO貨物船「わかなつ」も大型貨物船部門 で候補に ・山中造船が499総トン型貨物船4隻を受注 ・三浦造船所が4526総トン型石炭灰専用船を受注 ・浦共同造船所が499総トン型ケミカルタンカー2隻を受注 ・矢野造船が499総トン型と678総トン型一般貨物船2隻を受 注 ・太陽造船が299総トン型一般貨物船を受注 ・阪神内燃機工業の2008年3月期単独業績の見通し 売上高165億円、経常利益16億円を見込む ・アルファ・ラバルがバラスト水処理システム「ピュアバラスト」 の販売を開始 2009年度の新造船における日本国内50%のシェアを目 指す ・ヤンマーが海上技術安全研究所の第7回研究発表会に出展 電気推進システムと光度船舶管理システムを紹介 ・全日本トラック協会が2007年度輸送秩序確立運動を実施 業界一丸で事業活動を積極的に展開 |
【6面】 | ・内航総連、平成19年3月末現在の暫定措置事業に係る認 定状況を公表 暫定措置事業開始からの実質減船率は17.81%に後退 現有船腹量は4161隻、552万3710対象トン 船型の大型化や新造船需要の高まりで船腹量は増加 傾向に ・「有力オペレーターの経営戦略」 船員への特例税制を望む 鶴見サンマリン社長 広岡兼次氏 ・国交省、交通関連企業における景気動向調査結果 内航海運は「良い」が「悪い」を上回る 全般的におおむね改善傾向に ・貨物船の海外売船市況は軟化の予想 今後、海外売船の活発化が予想 ・暫定措置事業による建造主力船型 貨物船は499総トン型、油送船は749総トン型 平成10年度から18年度までで合計593隻を認定 ・鉄道・運輸機構、電気推進船ケミカルタンカー第1番船「第五 日光丸」の竣工で会見 約20%の燃費改善達成を海上試運転で確認 ダブルハルでも1230立方メートルの貨物槽容積を確保 ・交通政策審議会、6月13日に海事分科会第4回ヒューマンイ ンフラ部会を開催 中間とりまとめ骨子案などを審議 中間とりまとめは6月27日の第5回会合で ・全日本海員福祉センター、新たに3級海技士(航海・機関)の 短期特訓道場講習を尾道海技学院で開始へ 10月と来年4月の国家試験に向けて |