平成19年(2007年)7月30日付 第2005号 |
【1面】 | ・広島で初の内航海運PRイベントを開催(7月20日) 「海へあなたの未来を託してみませんか」 全海運、中国船員対策協、中海連の主催で内航海運の PRと船員不足を訴える 盛大なイベントの開催で国民の理解を求める ・広島イベントとの開催者の声 垰野廣文・全海運副会長/中国船員対策協委員長/中海連 会長 内航海運初のイベント!全国各地での開催を期待 丸山健一・中国運輸局次長 一般国民への周知が必要、大変有意義な企画が実現 楠博志・全日本海員組合中・四国地方支部長 船員求人倍率は2倍以上に、全国各地での盛り上がりに 期待 ・国交省、7月19日に第1回船内居住環境改善モデル設計研 究会を開催 検討対象は499総トン型一般貨物船とSESタンカー 次回研究会は10月上旬に開催の予定 ・内航総連の7月期建造等申請と解撤等交付金申請 建造申請は貨物船11隻、油送船14隻の計25隻 交付金申請は4件が申請 ・全海運、3部会長人事決める 船主部会長は小田原照明氏、輸送部会長に里村定夫氏、 砂利船部会長に斉藤通直氏 |
【2面】 |
・春成海事局長が就任会見(7月20日) 船員の雇用・育成で予算要求と法律事項を検討 ・「長期的な経営戦略の展開へ」 川崎近海汽船社長 森原明氏 ・国交省、7月20日に海事関係功労者大臣表彰式を開催 荒木武文氏、中島基善氏らが感謝状などを受ける ・国交省海事局が内航総連や地方運輸局などにクレーン船へ の注意喚起で通達(7月19日) 送電線や橋梁下の航行安全の確認で ・榊総合政策局長が就任会見(7月23日) 海洋基本法に鋭意取り組む ・上野トランステックの2007年3月期業績 売上高563億1000万円、経常利益7億8000万円 ・プリンス海運の6月25日付役員異動 ・中国海技学院が広島イベントに参加 航海シミュレータの体験乗船に約30人が参加 出前訓練を積極的に実施 ・「わが社の新造船」 運航=杤木汽船、船主=布川海運 499総トン型一般貨物船「第十二海福丸」が就航 6月21日に三浦造船所で竣工 |
【3面】 |
・九州運輸局の内航ビジネスモデル説明会で蔵本由紀夫・日 本船舶管理者協会副理事長が「グループ化の実例」で講演 協業の有効性などについて提言 グループ化の必要性 雇用の確保・安全管理体制の構築 コスト意識の統一と透明性 マネジメント力の強化と競争力 取り組み状況と効果の実例 ・日本ロジスティクスステム協会の2006年の物流コスト調査 結果 売上高物流コスト比率は前年度比0.18ポイント増加の5・ 01ポイントに 燃料油の高騰と人件費の増加などが要因 ・国交省、さらに4地区でもビジネスモデル説明会を開催へ 今治市(8月8日)、広島市(8月17日)、神戸市(8月22日)、 大阪市(8月23日) ・近畿運輸局が7月13日に内タンの関西支部と薬槽船支部を 対象に内航海運ビジネスモデルを説明 ・国交省、来年の「海フェスタ」を岩手県大船渡市で開催へ ・九州運輸局の4月の船員雇用動向 有効求人数は381人、有効求人倍率は0.61倍に ・東日本フェリーの旅客フェリー「さんふらわあ つくば」をギリ シャ船主に3000万ドルで売船か ・九州運輸局の4月の関門港と博多港における内航船舶取扱 量 2港計で前年同月比3.2%増の201万6000トンに ・「海と船と港の物語」(76) 征服という視点B |
【4面】 |
・《資料》内航総連の環境安全委員会が報告書 T IMO関係専門委員会関係 1 国土交通省大臣官房運輸安全監理官による「運輸安 全マネジメント評価」の実施結果概要報告 2 IMO第11回ばら積み液体ガス小委員会(BLG11)の 審議結果 3 損傷時復原性要件の国内法への取り入れについて 4 ILO海事統合条約(居住区設備関係)の平成19年度 作業計画について U 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係 1 IMO第11回ばら積み液体ガス小委員会(BLG11)の 開催結果 2 HNS体制構築資機材購入費および体制維持管理費 の概要 V 船舶等近代化標準化小委員会関係 ・日本貨物鉄道、JR貨物による輸送品質改善アクションプラン を策定 利用運送事業者との連携を強化へ ・内航総連、引当台帳からの25隻を抹消 |
【5面】 |
・日本中小型造工が環境会計と環境会計ガイドラインを発行 環境報告書などの作成の一助に ・第4回の京浜港物流高度化推進協議会を開催 海上コンテナ物流の効率化で荷主勉強会を設置へ ・日本船舶海洋工学会、7月20日にシップ・オブ・ザ・イヤー 2006の授賞式を開催 琉球海運の「わかなつ」などを表彰 ・琉球海運の比嘉榮仁社長、受賞者を代表して挨拶 品質の高いサービスの提供へ ・日本マリンエンジニアリング学会、7月20日にマリンエンジニ アリング・オブ・ザ・イヤー2006の授賞式を開催 新潟原動機の「舵付き二重反転式ハイブリッド推進装置」 が受賞 ・造船業で死亡事故が多発 今年はすでに9人が死亡し徹底した安全教育が求められる ・JR貨物がまとめた2007年第1四半期の輸送動向 全般的にやや低調に推移 コンテナ貨物は前年度比1.9%増の596万6000トンに ・日本ペイントマリンの6月20日付役員異動 ・全日本トラック協会、2008年度税制改正要望事項案などを まとめる ・中国運輸局と山口労働局長が労働条件の改善などで関係荷 主に協力要請 山口県トラック協会にも改善基準告示の順守を要請 ・古川寿三郎紀「艶聞 船員のかたふり」(5) 女にも割礼があるの? |
【6面】 | ・柏崎刈り羽原子力発電所の全面停止で電力向け重油需要 増か 1か月で70万トンの追加需要 広岡・鶴見サンマリン社長、5000キロ積みタンカー10隻 程度が必要も、現有船腹で乗り切りを目指す 船員の補充でフル稼働に対応 ・「グループ化は諸課題の解決への大きな目標」 国土交通省海事局内航課長 田中照久氏 ・栗林宏吉氏が首都大学東京の寄附講座で講義 テーマは内航海運とフェリー〜その仕組みと国内輸送にお ける役割 内航の5つの課題と対応で語る ・船員中央労働委員会、船員派遣事業で8事業者を承認 無料の船員職業紹介事業で全日本船舶職員協会も承認 ・内航輸送組合の鉄鋼船委員会がまとめた平成18年度下期 の鉄鋼内航物流実態調査結果 前期比5.3%アップの2417万8000トンに 支配下船腹も10隻、1万3864トンの増加 ・内航総連、書類提出がない海外売船は認めず 7月12日以降の海外売船から適用 ・川崎近海汽船が記者懇談会を開催(7月25日) 森原社長、自由闊達な進取の気性で対応 |