「内航海運新聞」ニューストピックス

平成19年(2007年)9月3日付 第2009号
【1面】 ・国交省海事局の平成20年度予算概算要求
  
船員政策の軸足を方向転換
   
海の10モードなどで4億3700万円
・春成誠海事局長が定例会見(8月29日)
  
船員労働委員会は今年度で廃止へ
   
平成20年度概算要求関連でも語る
・国交省の平成20年度税制改正要望
  
中小企業投資促進税制の延長などを要望
   
トン数標準税制の創設をはじめ3本の改正を要望
・平成19年4〜6月期燃料油価格が決着
  
A重油は2100円アップの6万500円
  C重油は4650円アップの5万3550円
   
7〜9月期についても値上げの方向か
・安部改造内閣で冬柴国交相が留任会見
 
 「美しい日本の建設が使命」
【2面】 ・国交省海事局の平成20年度組織要求
  
安全環境政策課と海事振興人材課を新設
   
造船課と舶用工業課を統合し舶用産業課
・「安全運航でオーナー・関連オペレーターと連携強化」
  
コスモ海運社長 渡邊博氏
・国交省政策統括官の平成20年度概算要求
  
物流の効率化などで7800万円
   
国際連携の強化などで1億9900万円
・国交省港湾局の平成20年度概算要求
  
港湾関係事業費で5823億円
   
船舶版アイドリングストップ促進施策なども盛り込む
・海上保安庁の平成20年度概算要求
  
前年度比11%増の2091億円を要求
   
船艇・航空機の代替整備に重点
《投稿》当局に現場の声を伝えたい
  
「危険物取扱責任者の資格認定」で要望
・天草造船の負債総額は約11億4000万円
  
上天草ドックに事業譲渡するも自己破産に
・静岡市が清水港周辺に大規模物流拠点の整備へ
  
今年度中に開発候補地を選出
【3面】 《資料》内航総連の平成19年度常設委員会および関係小委
 員会名簿を公表
  
新体制で内航の活性化に期待
・静岡県、清水港と御前崎港の2007年上半期のコンテナ貨
 物取扱実績
  
清水港は前年同期比3.1%増の29万401TEUに
・宮崎カーフェリーが京浜航路の再開を拒否
・宮崎県がトラック事業者に助成金を支給
  
油津港の利用拡大で
・商船三井フェリーがさんふらわあ割引パスポート提携施設に
 「コートホテル新横浜」を追加
・ケイヒンが連結子会社のケイヒンコンテナ急送を解散
  
解散予定日は10月31日
・「海と船と港の物語」(80)
  商業の発祥地
【4面】 ・日本海難防止協会が機関誌「海と安全2007・秋」で「内航船
 員問題を考える」で特集
  
上野孝内航総連会長と三尾勝海員組合沿海局長が寄稿
   
上野孝氏「内航海運における船員不足の到来とその対
   策」
   三尾勝氏「内航海運で働く船員の確保・育成」

・石灰石鉱業協会がまとめた2006年度石灰石輸送機関別輸
 送量
  
船舶輸送量は前年度比4.8%増の5834万6000トン
   
鉄道とトラックはともに落ち込む
《資料》暫定措置事業による建造船の船型別・船種別・年度
 別集計(認定ベース・内航総連調べ)
【5面】 ・日本鉄鋼連盟がまとめた鉄鋼間接輸出の現況
  
造船部門の間接輸出消費量は増大
・原田産業、貼合型制振シート「カルムーンシート」を本格販売
  
船舶の騒音・振動の低減効果で好評
・造船用厚板鋼板は大手・中堅、韓国向けが最優先か
  
秋口から供給不安と値上がりへ
・国交省が再度、造船所に事故防止の徹底を求める
  
7、8月で8名が死亡事故
・九州運輸局が船員労働安全衛生月間で訪船指導
  
主な行事を公表
・経済産業省、平成20年度重点施策要望で下請適正取引推
 進センターを新設へ
  
概算要求で中小企業取引適正化対策事業として6億円を
  要求
・日本船舶技術研究協会(JSTRA)が第1回アジア造船技術フ
 ォーラムを開催へ
  
11月15、16日の開催で参加者を募集
・四国運輸局が「グリーン物流フェスタ2007」の出展者を募集
  
11月22日に高松の「サンメッセ香川」で開催
・国交省の造船造機統計速報6月分
  
起工29隻、竣工38隻、うち国内船は3隻のみ
・全日本トラック協会が運輸事業振興助成交付金制度の継続
 を求める
  
事業の実績と評価、必要性などをまとめる
【6面】 ・油社側、7〜9月期もC重油で7000円強の値上げ要求
 
 C重油は6万円台の突入で船社経営を脅かす
   
運賃の転嫁が最大の課題
・「造船業の維持・発展でサポート」
  
国土交通省海事局造船課長 坂下広朗氏
・海外売船市況
  
貨物船・油送船とも売り物が少なく高値安定
   
油送船は売り手先が先細り感
・国交省、9月1日〜30日の船員労働安全衛生月間で周知
  
船員労働災害防止優良事業者認定者表彰も実施
・国交省海事局、11月30日に船員就業フェアin福岡を開催
  
参加企業25社の募集を開始
・日本舶用工業会とヤンマーが環境エンジン(スーパークリーン
 マリンディーゼル)の開発契約を締結
  
小形高速ディーゼル機関の開発で
・川崎近海汽船、常陸那珂/苫小牧航路に「ほっかいどう丸」を
 投入
  
「げんかい」は東京/苫小牧航路に入れ替え
・内航労務協会、三木孝幸会長の留任を決める(8月28日)
・資源エネルギー庁、改正省エネ法の特定荷主804社をホー
 ムページで公表
・日本船主協会、海運統計要覧2007を刊行
  
希望者には1部1000円で頒布

 

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