平成19年(2007年)9月10日付 第2010号 |
【1面】 | ・内航総連、暫定措置事業のあり方を検討開始 事業の継続か否かが焦点に ・社説「危急存亡の運輸業経営」 燃料油価格の異常な高騰は、運賃の転嫁以外に道なし ・鉄道・運輸機構の平成20年度予算概算要求 内航貨物船の建造予算は事業計画ベースで269億円 目安建造量は前年度40%増の5万7018総トン ・海事振興連盟、10月3日に平成19年度通常総会を開催 ・国交省、規制改革会議に収支相償うまでには時間を要すると 回答 日本経団連の暫定措置事業の早期解消要望で ・全日本海員組合、燃料油の無税化に取り組む 燃料油高騰による船社の経営危機で |
【2面】 |
・交通政策審議会の第13回海事分科会(9月4日) 海上交通規制などの見直しで審議 併せてAISに係る安全政策も ・「良い船と良い船員の確保に挑戦」 泉汽船社長 野村周士氏 ・全日本海員組合が第63年度活動方針案をまとめる 雇用のセーフティネットの構築へ ・横浜地裁、シャトル・ハイウェイラインの破産手続開始を決定 負債総額は約74億5000万円 ・国交省、平成20年度組織改正要求で「運輸安全委員会」を 設置を要求 陸海空の事故原因究明の総合化を図る ・国交省政策統括官付の甲斐正彰参事官が就任会見 物流部門の施策の底上げを ・中国運輸局の7月の船員労働需給 有効求人数270人、有効求人倍率1.72倍 ・九州運輸局の5月の船員雇用情勢 有効求人数355人、有効求人倍率0.58倍 ・国交省海事局、平成20年度の定員要求で18名の新規増員 を要求 本省6名、地方運輸局などで12名 ・九州運輸局がまとめた5月内航船舶取扱量 関門港は前年同月比1.4%減の173万8000トン 博多港は同11.8%増の56万1000トン ・トヨフジ海運が仙台に東北事業所を開設 ・有村産業の事業管財人が9月1日付で交替 ・訃報 長尾基(ながお・もとい)氏(元第一中央汽船副社長、元 内航大型船輸送海運組合理事長) |
【3面】 |
・《資料》国交省の政策評価による平成20年度予算概算要求 などの関係資料 「海の日」「海の月間」における海事産業振興事業の推進 施策等の概要/施策等の目的/施策等の必要性/施策等 の効率性/施策等の有効性/その他特記すべき事項 海洋環境立国を支える人材育成支援事業 施策等の概要/施策等の目的/施策等の必要性/施策等 の効率性/施策等の有効性/その他特記すべき事項 船員確保・育成等総合対策事業 施策等の概要/施策等の目的/施策等の必要性/施策等 の効率性/施策等の有効性/その他特記すべき事項 海の10モードプロジェクト 研究開発の概要/研究開発の目的/必要性、効率性、有 効性等の観点からの評価/外部評価の結果 ・「海と船と港の物語」(81) 私たちが失った力 |
【4面】 |
・日本船主協会の第5回環境セミナー「大気汚染防止に向け た取り組み」 「大気汚染防止に向けた国際的取り組み」 国交省海事局安全基準課長 安藤昇氏 「燃料油供給の現状と新たな要求への課題」 新日本石油研究開発本部燃料技術室プリンシパルリサ ーチャー 林利昭氏 「スーパークリーンマリンディーゼルの開発」 日本舶用工業会常務理事 辻一郎氏 「NOxによる大気汚染防止に向けて」 日本舶用工業会大型機関技術委員長 若月祐之氏 ・弥幸汽船が事務所移転 ・遠州製紙が製紙業から撤退するも海上輸送への影響はなし ・折田汽船の金融機関等の債権が判明 鉄道・運輸機構は18億6449万2000円に ・古川寿三郎記「艶聞 船員のかたふり」(7) インドネシア語を50覚える |
【5面】 |
・物流蓮が3PL人材育成研修(概念論)の参加者を募集 12月3日に東京地区、来年1月25日に大阪地区で開催 3PL契約書や3PL情報セキュリティのガイドラインを説明 ・《投稿》鋼材販売業からみた内航海運業と造船業 船価の上昇は今後も避けられない 荷主も船主も認識が必要 ・近畿運輸局が大阪湾船舶運航サポート情報提供推進会議 の第1回会合を開催 大阪湾諸港の連携と国際競争力の強化を図る ・関東地方整備局、平成20年度予算概算要求で常陸那珂港 の防波堤(東)の本体工事の予算を要求 大型コンテナ船などの荷役効率の向上のため施設整備で ・四国地方整備局、平成20年度予算概算要求で三島川之江 港の整備予算を要求 大型RORO船に対応した水深9メートルの岸壁を新設へ 宇和島港では国内物流ターミナルなどを整備 ・NTTドコモグループが衛星電話サービスカタログなどで川崎 近海汽船を紹介 船舶利用ソリューション導入事例は「衛星通信が安全航海 の鍵を握る」 ・北海道運輸局の5月の貨物輸送の動き 内航取扱量は2か月連続減の356万2000フレートトンに ・海上保安庁の岩崎貞二長官が会見(8月31日) 引き続き巡視船艇・航空機などの緊急整備を進める ・北海道運輸局、船員労働安全衛生月間で無料健康相談など を展開 ・国交省の5月のトラック輸送情報 ・全日本トラック協会、ISO9001とISO14001についての冊子 を作成 ・三菱化学物流の10月1日付組織改正と人事異動 |
【6面】 | ・燃料油価格の高騰などで相次ぐフェリー航路の廃止 荷主の海上輸送手段が狭まる 国内輸送への影響は甚大 ・「有力オペレーターの経営戦略」 総力で燃料油価格調整金(BAF)の確保へ 近海郵船物流/パシフィック・マリタイム社長 尾崎修一氏 ・内航大型船輸送海運組合と内航記者会が懇談会開催 山上会長、暫定措置事業のあり方が焦点に 内航海運の社会的地位の向上にも努力 ・「期待される船型の標準化」 船内の居住環境改善などに着手 ・鉄道・運輸機構と商運海運の共有船が前畑造船で進水 わが国初の749総トン型スーパーエコシップ1白油タンカー 上野トランステックの運航で11月末に就航へ ・鋼材船以外の一般貨物船の輸送量は低迷 大型プロジェクトの不振で |