平成19年(2007年)10月1日付 第2013号 |
【1面】 | ・7月〜9月期の内航燃料油価格、最高値で決着 異常な高騰、運賃への転嫁が急がれる A重油は前期比7350円アップの6万7850円 C重油は前期比4900円アップの5万8450円 ・「創刊40周年特別企画」内航海運の温故知新(2) 荷主戦略の勝利か、想定外の巨大元請企業が出現 ・国交省海事局、平成20年度予算概算要求で船員確保・育成 等総合対策事業を新規で盛る 船舶管理会社を活用したグループ化の推進で ・航海訓練所が6級航海専修課程第2期生の乗船実習を開始 期間は10月1日から11月30日までの2か月間 ・福田内閣で再任の冬柴国交相が就任会見 モーダルシフトのさらなる推進を強調 |
【2面】 |
・全日本海員組合の2008年度労働協約改定の中間答申 内航と沿海は基本給の引き上げに取り組む ・「新社長インタビュー」 社会貢献につながる物流企業に 商船三井フェリー社長 岡本豊氏 ・鉄道・運輸機構、10月16日に基礎的研究成果発表会を開 催 内航関係では港内操船・係船支援に資する研究 ・内航タンカー組合のケミカル・特タン委員会の平成19年度活 動計画 荷主への対応を強化 ・第一中央汽船が2008年3月期通期業績予想を上方修正 連結売上高1570億円、経常利益246億円 ・栗林商船が2007年9月期中間と2008年3月期通期業績 予想を修正 中間売上高255億円、経常利益4億5000万円 通期売上高510億円、経常利益9億円 ・栗林商船、北海道開発局に釧路の土地を売却 売却益は1億6159万円 ・日本船主協会が2008年度税制改正で自民党・政務調査会 税制調査会に要望(9月26日) 内航関係は燃料油の特例措置の創設と代替建造促進の ための税制措置の特例など ・「わが社の新造船」 運航=月星海運、船主=月星シッピング 自航式運搬船スーパーブロックキャリア「TSUKIBOSHI」 が竣工 船殻ブロックや厚板を日中間の輸送に就航 ・訃報 福寿企業相談役の奥村計二氏 |
【3面】 |
・全日本海員組合の第63年度活動方針案 第1号議案 当面の課題 はじめに T 経済・社会環境の急激な変化と課題への取り組み U 活動の重点 1 雇用と生活の安定 2 船員の将来ビジョン策定に向けて 3 組織対策 4 港湾労組との関係強化 5 効率的な組織運営と人材育成 6 海上ブロードバンドを活用した労働環境・船員生活 の環境整備 7 財政基盤の安定 8 規制緩和政策への取り組み 9 政策・制度課題への取り組み 10 海の平和への取り組み 11 環境と安全への取り組み 12 教育・宣伝活動への取り組み 13 新たな産別賃金政策への取り組み 14 諸活動を実現するために 第4号議案 国内部門の活動について T 国内部門の現状と課題 1 内航海運の現状と課題 2 フェリー・旅客船の現状と課題 U 国内部門の取り組み 1 内航対策 2 フェリー・旅客船対策 3 架橋対策(略) 4 港湾対策(略) 5 陸上部門の対策(略) 6 組織対策 V 労働協約改定への取り組み 1 内航関係 2 フェリー・旅客船対策 3 港湾関係(略) |
【4面】 |
・第11回内航海運における使用燃料油、潤滑油に関する実 態調査報告書(中) 実態調査に関する委員会提言とまとめ 3 燃料油に起因すると想定される燃焼室周りの機関損 傷の取り扱いについての石油連盟への提案 石油連盟灯油重油分科会との意見交換会の概要 1 意見交換会の開催 2 石油連盟灯油重油分科会からの回答 内航総連からの要望に関する各社の見解 ・道南海事建設が再度の資金ショート 負債総額は約5億円 ・「海と船と港の物語」(84) 私たちが失った力B |
【5面】 |
・日本中小型造船工業会と日本舶用工業会が自民党に2008 年度税制改正で要望 人材投資促進税制の延長などを求める ・海上災害防止センター、10月2日の横須賀訓練所でのHNS (有害危険物質)防除訓練を公開 全国規模の海上防災体制を整備構築 ・日本船主協会、トン数標準税制導入に向けた国会議員との 懇親会を開催(9月27日) 国会議員約100名と海事関係団体・企業から約150名が 参加 ・日本製紙連合会の10月〜12月の景況感調査結果 紙の海上輸送増を見込む ・日本製紙連合会の環境自主行動計画フォローアップ調査 モーダルシフト化率は81.3% ・日本舶用工業会が舶用機器の外面塗装色のSM標準を策定 船社や造船所などへ周知を図る ・九州運輸局がまとめた6月の関門港と博多港の取扱実績 2港計で2か月連続の前年水準割れ ・全日本トラック協会のトラック白書 新規参入の増加で運賃の低迷が続く 運賃の持ち直しは鋼材輸送のみに ・日本製紙連合会がまとめた8月の紙・板紙需給速報 ・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定 ・古川寿三郎記「艶聞 船員のかたふり」(9) 韓国の美人女性に出会う |
【6面】 | ・内航総連、平成19年度の交付金交付額は現時点で23億円 以上が可能と算出 年度内の2回の建造申請でさらなる上積みも可能に 未交付金問題は来年度にも解消か ・意欲をみせる三木・鈴木両ワーキンググループ座長 船員政策WGの三木孝幸座長、船員の養成などを本音で 論議 建造促進WGの鈴木義武座長、実態把握のなかで建造促 進を ・春成海事局長、今後のヒューマンインフラ部会で陸上海技者 の資格制度なども検討を示唆 ・船員中央労働委員会、新たに船員派遣事業の許可申請7件 を審査(9月21日) 10月19日に答申を予定 ・九州運輸局、9月25日の大分地区を皮切りに4地区でビジ ネスモデル説明会を開催 長崎(10月15日)、熊本(10月18日)、鹿児島(11月1日) ・九州運輸局の6月の船員雇用情勢 有効求人数は前年同期比7人増の341人 有効求人倍率は同0.15ポイント増の0.62倍に ・内航総連、平成19年9月期建造等申請を締め切る 申請は17隻、4万4549対象トン 差引建造納付金額は11億7570万2400円を見込む |