「内航海運新聞」ニューストピックス

平成19年(2007年)12月10日付 第2023号
【1面】 ・船員求人倍率は高い状況が続く
  
中国、四国地区は2倍以上で推移
・内航総連の平成19年度の建造等申請
  
前年度に引き続き100隻突破へ
   
差引建造納付金額は83億8000万円に
・全海運、内航総連に「貨物船の総トン数の基準見直につい
 て」要望
  
船員居室は199型で5室、499型で7室が必要
・中小企業庁、原油価格上昇のわが国産業への影響調査
  
運輸業などは収益圧迫
・国交省海事局の第7回次世代内航船に関する乗組み制度検
 討会(12月3日)
  
SES1と高度船舶安全管理システムの実証実験の評価結
  果などを報告
   
機関部職員の削減の可能性を示す
・全海運、内航総連に「若年船員OJT助成制度の改正見直し」
 を要望
  
新6級海技士制度とOJY助成制度の整合で
【2面】 ・第5回「内航船建造ならびに修繕に関する懇談会」を広島で
 開催(11月20日)
  
鉄道・運輸機構への前受金返還保証の緩和や契約内容の
  見直しをなどで協議
・海上保安庁、交政審・海事分科会で新たな船舶交通安全政
 策ビジョンで論点整理
  
来年3月に中間取りまとめへ
・国交省、年末年始の輸送などに関する安全総点検を実施
  
飲酒運転防止のための体制整備を点検
・川崎近海汽船の中期的な経営戦略と対処すべき課題
  
安定的な収益体質の構築へ
・兵機海運の中長期的な経営戦略
  
内航海運は船腹増強と収益性の高い船舶の確保を
・新和内航海運の2008年3月期連結業績予想
  
売上高166億円、経常利益11億6000万円を見込む
・紙パの海上輸送は将来的に減少傾向か
  
王子製紙の中国での大規模工場の建設で
・近畿運輸局、奈良県の天川中学校で総合学習を実施
  
上窪氏が「海運・船員の仕事について」講演
・中国運輸局の10月の船員需給動向
  
有効求人数290人、有効求人倍率1.92倍に
・IMOの第24回総会でミトロプロス事務局長を再任を承認
  
次期2か年の予算なども承認
・「わが社の新造船」 運航・田渕海運、船主・松和汽船
  
499総トン型ケミカルタンカー「第三雄豊丸」が就航
  
 10月に本瓦造船で竣工
【3面】 ・鉄道・運輸機構の11月22日開催の東京地区協議会
  
技術調査の概要
   
船員作業省力化に関する調査
   省エネ機器に関する実態調査
   SES推進システムの総合整備点検要領に関する調査

    
電気推進船ガイダンスの概要
    電気推進システム操作マニュアルの概要
    推進系ドック整備要領
    保守整備モデルプラン

  
貨物船に関わる規制などの動向
    
船員居住環境改善モデル設計研究会
    確率論による損傷時復原性要件の適用
    海上交通における飲酒対策
    燃料油タンクの保護
    トカラ列島と奄美大島間の沿海区域化
    タンカーの貨物エリアに面する窓の要件
    船舶からの油の排出基準の変更

  
高度船舶技術実用化助成制度について
    
制度の創設背景
    助成対象技術
    対象者、対象経費
    設計費の対象

   
平成20年度の高度船舶技術実用化助成について
    
申請から交付決定までの流れ
    審査委員会による評価の視点
    これまでの助成実績

・日本貨物鉄道が適正運賃収受運動を展開中
  
荷主は実質的な運賃値上げと反発も
・「海と船と港の物語」(94)

  ナオちゃんの決心
【4面】 《資料》 内航総連、環境安全委員会の報告書(中)
 
 U 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係
   
2 2万DWT未満のケミカルタンカーへのイナートガスシ
    ステム(IGS)適用の検討について(中間報告)
  
V 燃料油ワーキンググループ関係
   1 調査班報告「2007年6月〜10月の原油市況動向」
   2 技術班報告

・全日本トラック協会、トラック輸送懇談会で講演会(12月3日)
  
石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之・上席エコノ
  ミストが「原油高騰の背景と今後の展望」で講演
・日本船長協会、12月14日に第87回船長教養講座を開催
  
海洋基本法について赤塚宏一氏が講演
・内航総連、28隻を引当資格台帳から抹消
【5面】 ・造船用厚板価格、来年4月から5千円から1万円の値上げへ
  
内航船の建造船価はさらに上昇か
・第27回港湾分科会で8港の港湾計画を承認
  
油津、苫小牧は内貿機能を強化
・国交省、物流総合効率化法の認定マークを創設
  
さらなる活用促進を期待
・四国運輸局の2007年度上半期の造船事情
  
受注量は堅調に推移
・中部運輸局の2007年度上半期における船舶監査実績
  
違反件数は11件、うち貨物船は7隻
・横浜はしけ輸送事業協同組合が構造改革特区で提案
  
京浜港/千葉港間の海上コンテナはしけ運送における船員
  法の適用除外で
・中小型造工、「ぎょう鉄にやさしい外板展開法プログラム」の
 販売を開始
  
海技安研との著作権契約の締結で
・阪神内燃機工業の中期的な経営戦略

  コスト競争力の強化と製品の採算改善に全力を
・日本海事センター、12月4日に「第2回海事立国フォーラムin
 東京2007」を開催
  
鉄道・運輸機構の石川理事長代理が「多様化する海上事
  案―海の安全への挑戦」で講演
・「海運ビルは日本海運の交流の場で功績」
  
11月26日に創立50周年記念パーティを開催
・全日本トラック協会の軽油価格の影響と運賃転嫁に関する
 調査結果
  
61%が全く転嫁できず
   
転嫁事業者の運賃は平均3.8%のアップ
・全国通運連盟が1年を振り替えって談話を発表
・全日本トラック協会、国交省に規制緩和の見直しなどを要望
【6面】 ・油送船の荷動きは厳冬の到来で活発な動き
  
船腹不足が表面化するおそれも
・鉄鋼業界、生産能力を7%増強へ
  
499総トン型鋼材船で10隻程度必要か
  
 元請船社は対応に追われる
・貨物船市況、12月に入っても荷動きは低迷
  
改正建築基準法の影響が続く
・国交省、3PL事業促進のための環境整備に関する調査検討
 委員会を立ち上げ(12月7日)
  
環境配慮型3PLマニュアルの策定へ
・国交省の伊藤政策統括官の定例会見(11月29日)
  
省エネ計画で荷主の支援策も検討中
・九州運輸局、11月30日に船員就業フェアin福岡を開催
  
内定者3名、保留20名
   
次回は1月19日に静岡市で開催
・国交省、10月実施の運輸安全マネジメント評価事業者
  
海運関係は上野トランステック、阪九フェリーなど3社に
   
12月は日本タンカーを実施予定

 

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佐々木造船 マキタ