平成20年(2008年)3月3日付 第2034号 |
【1面】 | ・内航総連、2月25日に東京・海運クラブで「内航海運フォー ムラム」を開催 第1部 杉山教授と春成海事局長が基調講演 杉山雅洋・早稲田大学商学学術院教授 「海事分野における人材確保・育成について」 春成誠・国土交通省海事局長 「内航海運行政について」 第2部 パネルディスカッション 今井常夫・海洋プロデューサー 若者に海への体験を増やせ 越智忍・今治市長 インターンシップ好評、学生に機会を 内藤吉起・邦洋海運社長 賃金・労働環境の改善が必要 深澤旬子・パソナグループ専務 平成の海援隊の結成も ・国交省海事局の船員就業フェア 3年間で採用・内定者は175名に 参加企業は387社、参加者は1813名 ・公正取引委員会、独占禁止法の取締りなどを強化 物流事業者約3万社を対象に特別調査を実施 ・内航総連の新6級海技士講習事前申込み状況 定員24名に対して21名が応募 |
【2面】 |
・東海道物流新幹線構想委員会が2月12日に第1回会合を 開催 3月中に第2回会合を開催して具体的なスケジュールを公 表 第二東名神高速道の中央分離帯などに東京〜大阪間で 専用貨物線 ・昭和物流として初の499総トン型貨物船「航星丸」が進水 矢野造船が建造、三星海運の用船で活躍を期待 昭和物流の浦辺眞社長、三星海運に深く感謝 安全航海に最善の努力 三星海運の前川宗里社長、中山製鋼所の輸送戦力 18番目(エース)の新造船で存分の働きを ・船舶整備共有船主協会が1月末現在の共有貨物船の申込 みおよび内定・決定状況を公表 船主決定は17隻、内定は5隻の22隻 鉄道・運輸機構の持分は前年度を上回る約238億円に ・静岡県、清水港と御前崎港に新たな内航フィーダーコンテナ 航路を開設 航路名は関東フィーダーコンテナ航路 499総トン型コンテナ船(104TEU)「清島丸」を投入 ・内航総連、3月5日に今治国際ホテルで「内航海運フォーラ ム in 今治」を開催 今治市長の越智忍氏が「今治市における海事人材育成に 向けた取り組みについて」講演 ・オーシャン東九フェリーが4月1日から運賃改定と燃料油価 格変動調整金の適用を変更 ・自民党の伊吹幹事長と谷垣政務調査会会長らが運輸事業 者を視察 軽油価格高騰にあえぐトラック運送事業者を訪問 ・川崎近海汽船、取締役の委嘱業務変更と人事異動(4月1日 付) 3月末で東京フェリー埠頭事務所を廃止へ ・三菱化学物流が4月1日付で役員異動 ・東海運が太平洋セメントの弘津裕執行役員と顧問契約 |
【3面】 |
・鉄道・運輸機構の東京地区での平成20年度共有貨物船募 集説明会 納・交付金単価差も建造資金に算入可能 共有契約締結まで 建造申請の時期 抵当権の設定 償却などに関すること 共有制度対象船舶など 申込み資格および条件 建造納付金などの取扱い 共有期間(融資期間) 申込み後の事務手続き 建造工事費の支払い 金利の改定 金利に係る特記事項 金利軽減適合船舶 金利の選択 鉄道・運輸機構持ち分の償却 持ち分の登記 使用料利率の決定方法 所有権の保存登記 ・商船三井のフェリー・内航事業業績が改善 ・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定 ・《投稿》 荷主運輸部の談話に疑問 「強者の論理と思考でよいのか」 ・「海と船の港の物語」(103) 「渡来、舶来、輸入」B |
【4面】 |
・《資料》 国交省海事局作成の資料「内航海運について」(上) 1 内航海運の歴史・重要性 今日・将来にわたる意義 2 内航海運の課題と取り組み 市場構造・産業構造対策、船舶の少子高齢化と代替建造 3 燃料油価格高騰対策 |
【5面】 |
・海外の新興造船所や中小造船所、造船資材の高騰と納期の 遅れで船主とのトラブルが出始める 国内の新規参入造船所も影響か ・船整協の雑喉会長が共有制度のメリットなどを指摘 建造促進で鉄道・運輸機構と内航総連の懇談会を開催へ ・領海内での不審船などの取締法案が2月26日に閣議決定 「領海等における外国船舶の航行に関する法律案」 外国船舶の航行秩序を明確化 ・九州運輸局、次世代人材育成推進協議会を発足 海事産業の役割を青少年にPRへ ・HNSタンカーの船舶所有者は3月31日までに海上災害防止 センターと契約を HNS資機材要員配備証明書の発行で ・日本舶用工業会、2月28日に東京海洋大学で舶用工業説 明会を開催 「若者よ 来たれ 舶用工業へ」 シンポジウムや展示会、会社説明会、交流懇談会を実施 ・九州運輸局の1日職安「マリンワーク in 唐津」 45名の一般求職者や学生などが参加(1月30日) ・海上保安庁の平成19年の海上環境関係法令違反の送致件 数は前年比28件減少の652件に 船舶からの油等の排出は147件 ・新潟原動機の2月1日付役員異動 ・「わが社の新造船」 運航=JFE物流、船主=東洋海運 499総トン型一般貨物船「東輝丸」が就航 渡辺造船所で1月31日に竣工 |
【6面】 |
・全海運が2月25日に事務局研修会を開催 小比加会長、貨物船の純増傾向に危惧を示す 暫定措置事業は平成24年度で終わりあってはならない ・「有力オペレーターの経営戦略」 次のチャンスに備えて人材育成 興洋海運社長 関口不二夫氏 ・わが国唯一の国際海事産業展「SEA JAPAN 2008」 4月9日から11までの3日間、東京ビッグサイトで開催 ・船主連絡協議会の貨物船部門が3月3日から5日までにオペ レーター5社を訪問 船員費などの高騰で用船料の改善を強く求める ・内航総連の環境安全委員会、燃料油の性状確認を 難燃性の燃料油の増加で機関損傷事故が発生 ・船員就業フェア・気仙沼での参加者からの意見 ・《投稿》 「宜候(ようそろう)・STEADY 若年者の興味を海運 界に向けるには」 若年船員の確保・育成には自分たちで行動を起こそう |