「内航海運新聞」ニューストピックス

平成20年(2008年)3月24日付 第2037号
【1面】 ・内航タンカー組合、国交省と内航総連に7項目の船員対策で
 改善要望
  
総トン数計算基準の緩和など
・春成海事局長が定例会見(3月14日)
  
成果がみえてきた海上運送活性化3法
   
老朽船比率は平成17年度推計値より低い数値で推移
・全海運が3月19日に神戸で理事会を開催
  
創立50周年行事を10月1日に開催へ
・海技教育財団、3月18日に第1回内航船員教育連絡会を開
 催
  
関係者間の連携の強化を図る
・旭タンカーが2007年度と2008年度の用船料を改定
  
5000キロ積みで60万円、2000キロ積みで40万円のア
  ップか
・内航総連の第2回OJT助成金を審査
  
2名に60万円の交付を決定
   
今年度は11名、330万円の交付に
【2面】 ・内航RORO船、中・長距離フェリー船社が全日本トラック協
 会の運動展開にエール
  
道路特定財源の一般財源化反対や燃料油高騰の運賃へ
  の転嫁で
・鉄道・運輸機構、平成20年度の高度船舶技術実用化助成
 制度の募集テーマを公表
  
テーマは「スーパーエコシップ関連技術を始めとする主とし
  て環境負荷低減、内航海運の効率化に資する新技術」
   
応募期間は4月1日から30日まで
・海上保安庁、3月19日に平成19年のJASREP優秀通報船
 舶の顕彰式を開催
  
内航貨物船部門の最優秀通報船舶に宮崎産業海運の「ほ
  くと」が受賞
   
優秀通報船舶には月星海運の「月星丸」
    
優良通報船舶には近海郵船物流の「とかち」
・IMOの第39回訓練当直基準小委員会(STW39)
  
STCW条約の包括的見直しで審議
   
2010年6月に採択の予定
・内航春闘(内航2団体)、第3回交渉でも進展せず
  
第4回交渉は3月26日に開催へ
・国交省のメールマガジン「運輸安全」第2号で田渕海運の取
 り組み事例を紹介
・川崎近海汽船の「美津川丸」が産経子どもニュース「育て!
 子どもたち」に登場
  
環境にやさしい海運として写真が掲載
・国交省、3月24日に第4回離島航路補助制度改善検討会を
 開催
  
補助制度の改善方策で検討
・内航総連、引当資格台帳から33隻を抹消
  
併せて暫定措置事業における2隻も抹消
・内航総連の外部委員会委員
「わが社の新造船」
  
運航=日鐵物流、船主=アキ・マリン
   
499総トン型一般貨物船「はやせ丸」が就航
    
松浦造船所で1月31日に竣工
【3面】 《資料》 国交省の「船内居住環境改善モデル設計研究会」
 報告書
  
ILO海事労働条約基準と経済性が両立できる設計に
   
1 背景および目的
   2 モデル設計手法
   3 ベース船舶の選定
   4 モデル設計の前提条件
   5 ベース船舶の条約適合性検証
   6 上部構造物の増加容積の把握
   7 増加容積の抑制および貨物搭載量確保のための検
    討
   8 研究の成果と今後の課題

    
船内居住環境改善モデル設計研究会委員名簿
・内航総連と鉄道・運輸機構が4月9日に意見交換会
  
船舶整備共有船主協会の仲立ちで実現
・北関東自動車道の伊勢崎ICと太田桐生IC、宇都宮IC、真岡I
 Cが開通
  
茨城の港までのアクセスがさらに向上
・新潟県内の旅客船員の最低賃金が改定
・関西汽船、安岐運輸の債権取立てが不能のおそれ
・中国運輸局、マルト汽船に安全確保命令を発出
・日中海運輸送協議会がまとめた1月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
・「海と船の港の物語」(106)
 
 「生々流転のこと」@
【4面】 ・内航フォーラムin今治で展開されたパネルディスカッション
  
船員の確保・育成で活発な意見
   
中越誠氏、急がれる船員確保の抜本策
   雑喉平三郎氏、海員学校での育成が供給源に
   多田聖治氏、労働条件や待遇改善が先決
   越智忍氏、効果的なPRと魅力の創出を
   大野裕夫氏、船員のキャリアアップ策こそ必要

・鉄道・運輸機構、SES技術セミナーで電気推進船の建造動
 向を説明
  
SES船の建造動向
  SES実績船の概要
  統合制御システム
  推進システムの多様化
  SES船建造のための環境整備
・日本舶用機関整備協会の討論の会合・行事予定
【5面】 ・鉄道・運輸機構、SES技術セミナーでマニュアルや省エネ機
 器ハンドブックを紹介
  
電気推進船ガイダンス
  操作マニュアルの概要
  発停要領について
  二重反転プロペラ
  電源供給と投入について
  ブリッジでの遠隔への切り換え
  省エネ機器ハンドブック
・内航総連、1〜2月期船殻処理完了船で19隻の海外売船を
 公表
・トキメックが10月1日付で社名を「東京計器」に変更へ
・トキメック、4月1日付で社長に脇憲一常務が就任
・今治造船グループのハシゾウと西造船が合併して「あいえす
 造船」に(4月1日付)
  
西造船の今治工場はブロックの製造工場に
・日本舶用工業会、ICタグを活用した情報の共通利用で調査
 研究に1900万円
・日本ペイントが塗料などの価格を引き上げ
・国交省、トラック運送業の燃料サーチャージ緊急ガイドライン
 と下請・荷主適正取引推進ガイドラインを作成
・ダイハツディーゼルが組織変更と役員異動(3月16日付)
・JR貨物が4か年の中期経営計画ニューストリーム2011を
 策定
・JR貨物、各自動車メーカーに自動車の完成品輸送を提案
・内航総連、一般臨投39隻と空港臨投2隻を認定
【6面】 ・1〜3月期の内航燃料油価格が近く決着へ
  
A重油で8000円、C重油で3000円前後のアップで攻防
   
全船舶にバンカーサーチャージ制度の適用を求める声も
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
2009年度から海上輸送量は減少か
   
上野トランステック社長 上野善氏
・国交省海事局の庄司首席運航労務監理官、運航労務監理
 官制度の調査結果を公表
・10月を目途に新日本石油が九州石油を吸収合併
  
元請再編などが今後の課題に
・国交省海事局が「エコシップマーク制度」を創設
  
対象はモーダルシフトに貢献する荷主や物流事業者など
・近海船主が節税対策で内航船を購入
  
建造納付金による新造船建造も散見
・日本海運集会所が内航タンカースケール2008を発行へ
・国交省、3月14日に第1回マリンイノベーション検討会と環境
 対策検討グループを開催
  
国際海運からのCO2やNOxの削減対策などを議論
・政府、3月18日に海洋基本計画を閣議決定
  
今後の海洋政策を具体的にとりまとめ

 

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